アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Ray Bryant(Plays Basie&Ellinton)

2015年12月19日 13時45分03秒 | オーディオ






週末はRockなれどJazz。Ray BryantのPlays Basie&Ellintonだ。録音は1987年2月、レーベルはemarcy。Ray Bryantは日本では根強いファンはいるるものの、KeithやChickほどには人気がない。評論家の評価も今一つだった気がする。控えめ目なおとなしい性格故だろう。本アルバムは表題通りでBasie&Ellintonへのオマージュである。言わずもがなだが、Rayはこの二人を深く尊敬し、またその影響はあれの演奏に色濃くみられる。

とにかく演奏が素晴らしい。Oscar PetersonこのNo1テクニシャンと思っていたが勝るとも劣らないPlayである。どの曲も素晴らしいがとりわけ、A面冒頭のJive at fiveが一番だろうか。drumsのFreddie Waitsの妙技もありグイグイと引き込まれる。いや圧倒されてしまう。

オーディオ的にも素晴らしい。各楽器の分離が際立ちかつ定位が抜群で惚れ惚れするほどである。
このアルバム必聴だ。


side A

1.Jive at five

2.Swingin' the blues

3.9:20 Special

4.Teddy the toad

5.Blues for basie


side B

1.I let a song go out of may heart

2.It don't mean a thing

3.Medley:Sophisticated lady,prelude to a kiss,Mood indigo

4.Things ain't what they used to be


(personnel)

Ray Bryant(piano)

Rufus Reid(bass)

Freddie Waits(drums)