アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

渡辺貞夫(How's Everything)

2016年02月10日 01時15分29秒 | ジャズ







今宵の一枚は渡辺貞夫のHow's Everything。録音は1980年、レーベルはEast wind。ナベサダ、人気絶頂時代の武道館ライブである。なんて3日間の興行で30,000人を動員、Jazzのコンサートでは空前絶後だ。今でもこの記録は破られまい。超一流のplayer達と東京フィルハーモニー交響楽団の100人に及ぶオーケストラを従えての演奏である。ストリングスの音が厚いわけだ。ちょっぴり残念なのは、ナベサダ以外に日本人のメンバーがいないこと。Steve Gaddのguitarが素晴らしい。冴え渡った演奏に思わず耳を欹てた。Dave作曲の2曲を除くすべてがナベサダの作曲。個人的にはMzuriが好き。アフリカの大地を想起できるから。それにしてもこのアルバム、2枚組。全曲聴いていたらこんな時間になってしまった。(笑)

side A

1.Up country

2.Mzuri


side B

1.Tsumagoi

2.All about love

3.Nice shot

side C

1.Seeing you

2.No problem

3.Boa notie

side D

1.Sun dance

2.M&M studio

3.My dear life


(personnel)

渡辺貞夫(as、ss、fl)

Dave Grusin(keyboard)

Richard Tee(keyboard,piano)

Eric Gale(guitar)

Jeff Mirono(guitar)

Anthony Jackson(electric bass)

Steve Gadd(drums)

Anthony Jackson(drums)

Ralph MacDonald(con、perc)

Jon Faddis(tp)

東京フルハーモニー交響楽団