今宵の一枚はDoris DayのYoung man with a horn、録音は1950年、レーベルはhallmark。DorisDayは明るく、健康的かつ品行方正なタイプで屈託がなくストレートに歌い上げる歌手だ。真面目過ぎてなんとなく敬遠しがちだが、なかなかどうして歌はうまい。このアルバムは彼女が出演した映画、Young man with a hornのsound truck、「邦題は情熱の協奏曲」である。切々と歌い上げるDoris、泣かせます。Chrisのようなゾクゾクするような魅力はないけれど、爽やかで惹かれるものはある。
Harry James楽団がバックだが、御大Harryのtpが前面に出てる。trmunpet吹きの映画だがら当然といえばそれまでだが、これが素晴らしい。monoな録音ながらリアリティがあって音が前に出てくる。Dorisの歌も同様に自然な響きで心地よい。monoであることと、こと音質は別。余計なミキシングをしていない録音は年月が経っても色褪せず、見事な質感だ。
side A
I may be wrong
2.The man I love
3.The very thought of you
4.Pretty baby
5.Melancholy rhapsody
6.Would I love you
side B
1.Too marevelous for worlds
2.Get happy
3.I only have eyes for you
4.Limehouse blues
5.With a song in my heart
6.Lullaby of Broadway
(personnel)
Doris Day
Herry James and his orchestra
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