歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

神代の国の旅第3回―伊勢神宮 外宮―

2013-11-19 22:07:00 | 神剣の守護者
さて、物語の順を追って次なる目的地は伊勢神宮。
本年は式年遷宮の年にあたり、非常に注目を浴びました。
なお、訪れたのは昨年の6月なので遷宮の前年。
なので機会があれば近々、行ってみたいところですが。



伊勢神宮外宮(豊受大神宮)


順を追ってと書いたばかりですが、実は本作に外宮は直接、登場してません。
いや、、、最初は出ていたんですが、いろいろな都合で。
「場面」そのものは、そっくり残っているんですけどねぇ。




参道へ。
実は最初、式年遷宮が翌年に迫っていることがそんなに頭になく。
このあと、あちらこちららで「遷宮の準備」の光景を見ることになります。






外宮正殿。
豊受大御神は衣食をはじめとする、すべての産業の守護神とのことです。




土宮。
となりには遷宮にて、新しい社が建つんでしょうか?


ところで式年遷宮といえば、現在では内宮外宮を同時におこなっていますが、
これは天正13年(1585)の第41回遷宮からのことで、
それ以前は内宮、外宮の遷宮は別の年でした。
外宮遷宮が最後に行われたのは・・・作中で楠木正具が「4年前の遷宮」といっている、
永禄6年(1563年)の遷宮です。





参道の風景。


そして、



これは入口近くにあるせんぐう館。
そして勾玉池と舞台。
その舞台を見たとき、、、実は4章が思いつきました。
ありがとう、豊受大御神様!!


名残惜しいのですが、この日はかな~り予定が切羽詰まっていまして。
次なる目的地内宮へ。



巨木は悠久の刻を見つめるか。