見て歩記

暮しの中で心に留まったこと、なんでもかんでも。

三原神明市

2016-02-26 18:45:16 | イベント


今年も「三原神明市」に出かけていた。
友人に付き合って出かけたのだし、
3度目だし、特に感動した訳でもないのだから、お蔵入りを決め込んでいた。
その画像でブログ投稿である。
人それぞれとは言うが、私とは違う感心さを持った人もいて、
友人はこの通称「だるま市」に毎年のように出向いている。
彼女には年子の孫が二人いて、彼らの成長に合わせて、
学業成就の祈願がされたダルマを買い求めに出向くのである。
何も遠い三原まで行かなくても、学業成就の祈願はそこかしこで出来るのに、
どういういきさつがあるのかはしらない。
今年は下の孫さんの大学受験で、買い求めは「合格祈願ダルマ」であった。
お供をする私には、そんな目的はない。
一度目は、行ったことがないから。との理由づけ。
二度目は、ただ、なんとなく。
三度目の今年は同行を迷っていたが、三原ダルマをお土産に欲しいという友人が表れて、
それだけの理由で元気を出して出かけたのだった。
人は些細なことでも目的にすれば、動けるものなのですね。




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馴染の席から

2016-02-22 16:07:03 | 生き物


♪ 泣けた 泣けた こらえきれずに 泣けたっけ
  あの娘と別れた 哀しさに 山のかけすも鳴いていた ♪

 流行りの「別れの一本杉」の歌詞が耳に届く頃、
「かけす」は私の関心の外だったのに、
「ホラ、あそこに別の鳥が...。」
向いの席から相棒が窓の外を指させば、
「あぁ、かけす ですね。」 と、マスターが傍に。
(あれが、かけす ?)と、
私はずいぶん昔の歌の詞など思い出しながら、被写体にしている。

ここは4度目の山の喫茶室。
窓は変わらず汚れたまま、窓外に目を注ぐメンバーも変わりがない。
気心が伝わったのか、客と店主の境が消えて、妙に和んだ空気が流れている。
「雪が溶けているところの、どんぐりを食べにきているんですよ。」
「12 時頃まで、氷柱が大丈夫だったんですがね。」とも。
私たちがここに何度も通う訳もすでに知ってみえ、
窓の下に落ちている氷柱の残骸を教えるほどに。
5 回目は、氷柱でも、小鳥でもなく店主と語る為に訪れそうな馴染の席が出来て、
何かいい土産話を用意して来たいなあー、などと、私は秘かに思いながら、
ロッキングチェアーに揺れている。
山の喫茶室 続きの物語です。


↓ 雪が溶けた窓下の道に来た 「かけす」




↓ 常連の 「しじゅうから」




↓ 大きな 「氷柱」 の落ちた姿 (この 氷柱の本来の姿を撮りたくて…。)


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降りましたね。

2016-02-20 11:17:53 | 景色


今シーズンは、ほとんど同じ場所だけれど、雪景色を堪能した。
暖冬だ、積雪を見てないとぼやいていたことがウソのように、
協力者のおかげで瞼の奥に張り付いて白い世界が広がっている。
住居地に降っていなくても、移動してみれば別世界はあるのだ。
今回の投稿は、18日のようす。
人の生活有や無やの建物にスポットをあててみた。
周辺で声が聞こえ、緩やかなテンポのドラマが始まるのは、
まだまだ先に思えるが、確実に幕は上がるに違いない。
建物とは、人々のハード面を支える拠り所なのだから。



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冬の出雲平野から

2016-02-18 19:14:34 | 生き物


冬鳥が越冬にやってくる田んぼが、出雲平野にはあります。
「真雁」「ハクチョウ」。
6日、「海猫」の撮影に出かけた時に、探して回りました。
空を飛んでいて、舞い降りればおおよその見当もつくのですが、
田んぼで遊んでいる時探すのは、
「海猫」の飛び立つのを待つのに匹敵する程、苦労の多い事です。
ぐるぐる  ぐるぐる  広く田んぼの連なる場所を行ったり来たりして
やっと見つけました。   ご覧下さい。
黒いのが「真雁」、白いのが「ハクチョウ」。
ハクチョウには、大ハクチョウと小ハクチョウといるそうで、
近寄ってもすぐ飛び立たないのが、大ハクチョウだと教わりましたが、
私たちが出合ったのはどちらだったのか、わかりません。












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刻(とき)を止めて!

2016-02-15 11:16:40 | 自然観察




窓が汚れているんです。
でもそれがまた、いい感じなのです。
根雪に映えてうんと明るい陽射しが、
少しだけぼんやり差し込むから、とても落ち着くのです。
ここは静かな山の喫茶室。
窓の外には、やって来ては去り、又やって来る小鳥がいて、
私はロッキングチェアーに身を任せて眺めています。
向いには相棒が座り、
斜め横には今日で3度お目にかかるマスターの立ち姿。
それぞれ3人の時が流れて、コーヒーの香りがほのかに漂っています。
忙しなく動き回る小鳥の映像だけが、刻 (とき) を進め、
内も外も音のない世界に浸っています。
背のストーブが心地よさを届け、至福の時を味わっているのです。
この1枚の物語です。




この画像の黒いかたまりは、宿り木です。
元木の根元には雪が多くて、近寄れませんが、
又、レンズが広角で、詳細をお見せ出来ませんが、
間違いなくそうなんです。   そして





今の時季、花でも咲くのでしょうか? それとも黄葉するのでしょうか?
モノクロの中に懐かしいカラーの存在が、私の足を止めました。
嬉しい出合いの報告です。

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冬のダム湖

2016-02-13 20:42:51 | 景色

9日のお出かけから、氷の世界を投稿します。
自然散策型人間ですから、この時季でも道路事情さえよければ、
里山のあちこちに分け入りたくなる。
今回は立春5日後の聖湖(ひじりこ)と、王泊ダムの表情ですが、
水面が広い範囲で凍っています。
こんなに氷っているのを見るのは、初めて。
梅の花もだいぶ咲いている住居地では想像も出来ない光景が、
同じ日に展開されているのを知れば、当然、感激する。
いつでも何度でも出向いて、感動を味わいたくなる。
付き合って出かけてくれる人も、同じ想いの中ならいいのだが・・・。
それは知らない。



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経島のウミネコ

2016-02-08 22:07:49 | 生き物

6日、友人に「鳴き声を撮ってくるから、楽しみにしていて。」と、
苦手の早起きを頑張って、家を6:00に出た。
行先は島根県出雲市大社町。
猫の鳴き声に似ているから、「海猫」というらしいカモメの繁殖地、
「経島(ふみしま)」を目指したのだが、鳴き声などとんでもない。
生態もよく知らないで出かけているのだから、無謀である。
島の上に白いかたまり、それがめざす鳥なのだが、動きが無い。
飛び立つのを待つが、海風が寒い。
何時なのか、未だか、ああ、生き物の撮影は忍耐がいる。
諦めたくなるが、撮れもしない「鳴き声」などと、豪語してきたこともある。
そばで雑談してみえた地の方が 「飛んだ!」と叫ばれて一斉に飛び立つまで、
足踏みしながら、どれくらい待ったであろうか。

あわててシャッターを切ってやっとの画像、忍耐の結果のご披露ですが、
お気に入りの1枚を得るためには、この地も又出かけねばならない場所になった。
レンズももっと大きいのを使わないとダメですね。


↓ 経島ほぼ全景




↓ この状態が長く続いた








※ ウミネコは11月上旬、北の海からやって来て、3月下旬頃から巣をつくり、4月頃産卵、
  5月から6月に子育て、7月北海道以上の北の海に移動するらしい。
  

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立春の空気感

2016-02-05 10:50:18 | 自然観察

立春の昨日、よく行く公園に出向いた。
散歩中の私にメールを送った友人は、カメラとセットの私を熟知しているから、
「被写体は、あるの?」と、折り返し問うて来る。
それには答えず、
「立春の空気感を味わいにきている。」と返信しておいた。
立春の空気感、そんな曖昧なモノを求めて出向く私を本当は解って欲しいのだが、
この時季にそこに被写体があるのか?と、問う人には、
とうていうまく伝えられない気がする。
こだわれば、深部の想いなど誰にも分かり合えるものではないのかもしれない。
杉木立の前に佇み、小さな水たまりに映り込んだ木々を見つめ、
掛け声だけの春だからこそ感じられる、立春の空気感を味わってきた。
せめてブログでは、視覚からのみでもお伝えしよう。











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お堀のカモ

2016-02-01 16:10:04 | 生き物

旧市内を散歩することは滅多にない私だが、
昨日は出向いていた縮景園からの帰途を歩いてみた。
広島城のお堀の傍まで来ると、カモが沢山泳いでいる。
足を止めて岸に佇むと、餌をくれると思うのか、
遠くからでもスーと泳いでやってくる。
近寄ってくるものは、何であれ可愛い。
餌はもっていなかったが、持ち合わせていたカメラで撮影してあげた。
スズカモかな?と思っているのだが、どうだろう?





↓ 黒いのがオス 後ろの褐色のがメスだと思います。


↓ こちらは カワウかな? と思うのですが。


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