草刈りをしていて蜂に咬まれ、病院に行った。と、
メールを送信して来た友人がいる。
末尾に「恥ずかしい…」などと書いていたけど、
少しも恥ずかしいことではない。
この頃、外来種の獰猛なのがあれこれ居て騒がれているし、
知らない間に身近に忍び寄っていることを、重大に考えて正解である。
最近では蟻の「ヒアリ」が報道陣を忙しくさせているし、
蜘蛛や蚊、マダニだって、知った時から怖い存在になってきている。
何もWEBはコンピューター社会の中だけではない現在だから、
用事深かいのがベターだろう。
蜂と言えば、
道路を挟んでお向いの家の銀木犀に、
サッカーボールを少し小さくした位のハチの巣が発見された。
奥さんからどうすべきか話が持ち込まれ、
我が家の主人も加わって、結論は「ハチの巣110番へ」と、なった。
翌日の今朝、早速処理されたのだが、
これが又大変な蜂らしく、撤去費用¥20,000を要した。
正体は、これも外来種で「ツマアカスズメバチ」と言う、かなり攻撃的な蜂らしい。
ネットで調べると、
インドネシアにあるジャワ島出身らしく、2012年頃、韓国経由で対馬へ上陸。
体長はおよそ2cm(オオスズメバチは3~4cm)、ハエやトンボを捕食の肉食だが、
一番の好物はミツバチのようで、蜂そのものの攻撃性もさることながら、
日本の昆虫の生態系が狂うことで、危険視されている。
天敵は「ハチクマ」のようだが、何しろ繁殖力が相当らしいので、
人間の駆除業者にお願いするしかないようである。
それにしても、お向いさん、¥20,000の出費は痛いよね。
そして、5年の間にもう対馬から、この辺り(広島)まで、
生息地を広げているなんて油断出来ないねぇ。
野山の散策を好きでいる私に、
クマに加えて、また追加された関心事、「ツマアカスズメバチ」の話です。
↓ 駆除された「ツマアカスズメバチ」の巣
↓ オオスズメバチより小さい(体長2cm 位)
↓ 向かって右側がツマアカスズメバチの子
↓ 駆除業者さんが他で先に駆除されていた巣