蓮

半月もすると今年もお盆を迎える。
ハスの花を見れば夏を感じ、続いて仏のお姿が浮かぶ。
特に信心深い方ではないが、見聞きした極楽浄土とやらの話が絡むからか。
それともやや高齢の域に達してきたせいか。
お盆もそうだし、はすの花もそうなのだが、知らぬ間に私の気持ちの中を
通り過ぎるということはなくなった。
ハスは朝早くに開花し、午後3時頃には閉じる。
花の開閉は3回繰り返されて、4日目には花びらが散るのだそうだ。
この日の撮影も丁度3時頃で、違わずそっと閉じていた。

2016 夏点描

家の内の事情も噛んでいるが、暑さは去年より今年と、
行動力を鈍らせていて、出歩きが出来ていない。
年取ったなーとちょっと悲しくなる。
誘ってくれる友人もいて、好きな山も呼んでいる気がするのだけれど、
冷房の効いた部屋居が捨て難い。
当然、ブログネタもあり合わせになる。

↓ 庭の夏ー鬼百合・蝉の抜け殻・ミノムシ






↓ 食の夏ー大好物


↓ 戸外の夏ー樹木の日陰・蔦の勢力・水量豊かな川・稲田によく出来た案山子

梅雨明け

中国地方の梅雨、今日明けました。
梅雨明け10日は、例年猛暑が続きますよ。
皆さん、熱中症などにならないよう、気をつけてお過ごし下さいね。
猫さんのように、暑い日中は涼しいところで身体をやすめましょう。

2016 ブッポウソウ その後

朝から雨が降っていて、うんざり。
ちょっと退屈な気持ちを持て余し、
お昼を食べてから空を気にしながらも、暇つぶしの目を足に伝えて出かけた。
行先は「ブッポウソウ」の観察である。
しばらく行かなかったから、ドビンゴの状態が知りたかったのだ。
以前から観察している巣箱では、もうすっかり幼鳥の様子。
巣の丸い入口に足をかけて、顔を出して外の様子を伺っている。
巣立ちまでそう長くはないだろう。
別の巣では、まだそこまで成長はしていないらしく、
餌を運んだ親鳥が身体半分を穴に入れて餌を渡しているようであった。
まだしばらくは観察の楽しみが持てそうでほっとしたが、
「おや？」という気付きもあった。
巣をかけてある電柱の下の方に、写真にみえる細工が施されている。
まさか、ヘビは上ることは出来ないだろうし、イタチかテン除けか？と、
想像するのだが、それにしては、他のコンクリート製の電柱にも施されている。
コンクリート製の電柱はイタチやテンは上れない気がする。
とすれば何の為？　
今日は設置されただろう地元の方に出会えなくて、お話を伺えなかったが、
何か巣を狙っているものがいるような気がする。
前回投稿のスズメさんの訪問とは違う嫌な予感がして、気がかりである。

↓ 6/30撮影　親鳥が餌さを運ぶ様子


↓ 7/13撮影　角度は違うが上と同じ巣箱　大きくなって顔見せ


↓ こちらはまだ小さい様子　下の円錐形の細工が？？？

スズメも可愛い

少し、梅雨のお天気に飽きがきた。
平行してメンタル面にも、マンネリムードが漂い、おもしろくない。
何か目新しい感動を呼ぶことはないものか？

年を取ると、感動の場面が少なくなるから、それがつまらん。
ブッポウソウの子育てでも観察してこようか。
暇つぶしのそんな目に、ブッポウソウの巣箱に来て遊ぶスズメが見える。
見慣れた身近な鳥だけれど、カメラに捉えてみると、結構可愛い。
この巣箱の中には、ブッポウソウが卵を温めている様子なのに、騒がしくしてはだめだよ。
と思いながらも、スズメさんも可愛いなぁと、ファインダー越に眺めてみる。

デジブック 『ブナの森』

森が好き。
だから、山によく行く。
でも、でも、最近は高齢になったこと、
クマ出没のニュースが度々流れて怖いことetc.で、
気持ちを落ち着けて、滞在することは出来なくなった。

画像は、今年新緑の頃の臥龍山から。
仲間に恵まれ、ドライブ登山という楽な方法でのブナとの出合い。
本当は山肌を分け入って、ゴソゴソしてみたいのだけれど、
クマさんにバッタリはやはり怖いので、車道を上下しての撮影。
それでも、堪能出来た森の様子です。

デジブック 『ブナの森』