「暑さ寒さも彼岸まで」
昨日はとても涼しい朝
でした。(*^^*)
✨✨✨✨✨
≪春の祭典≫
興業師ディアギレフが
ストラヴィンスキ―に
依頼して制作した
バレエ≪春の祭典≫
の初演は
はげしいリズムや
野蛮な不協和音で
シャンゼリゼ劇場
大荒れに荒れました。
100名を超す
オ―ケストラが必要で
コストバフォ―マンスを
一切かえりみずに
制作された作品ですので
パリのゴッドマザーの
支援がなければ
生まれなかった作品です。
「ミシア・セ―ル」
ピアニストでもあり
美貌を武器として
3回の結婚で
社会的な地位、人脈、
そして巨額の富を獲得し
「パリの女王」と
呼ばれていました。
↓
「ミシア・セール」
ルノワ―ル作
このバレエを
制作したのは
ロシアの興業師
ディアギレフ
でした。
↓
パリに拠点を置いた
バレエ・リュスは
ストラヴィンスキ―の
3大バレエなどをはじめ
舞台芸術史に
巨大な足跡を残しますが
資金面に全く頓着せず
ひたすら芸術性を追求する
ディアギレフは
常に借金を抱えて
金銭トラブルが
絶えなかったのです。
ミシアなどの
パトロンからの支援で
なんとか乗り越えて
いくのです。
ディアギレフも
ストラヴィンスキ―も
お金がないといいつつ
列車や船は
ファーストクラス
でした。
↑
ストラヴィンスキ―
問題の多い
ディアギレフでしたが
ミシアとは
惹かれ合うものが
あったのか
二人のお付き合いは
ディアギレフの死まで
続きました。
お葬式の費用はミシアが
負担しています。
バレエ「春の祭典」
(8’58’’)