SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

涼しい朝

2023-09-24 09:24:00 | 日記

「暑さ寒さも彼岸まで」
昨日はとても涼しい朝
でした。(*^^*)

   ✨✨✨✨✨

≪春の祭典≫

興業師ディアギレフが 
ストラヴィンスキ―に
依頼して制作した
バレエ≪春の祭典≫
の初演は
はげしいリズムや
野蛮な不協和音で
シャンゼリゼ劇場
大荒れに荒れました。


100名を超す
オ―ケストラが必要で
コストバフォ―マンスを
一切かえりみずに
制作された作品ですので
パリのゴッドマザーの
支援がなければ
生まれなかった作品です。

「ミシア・セ―ル」

ピアニストでもあり
美貌を武器として
3回の結婚で
社会的な地位、人脈、
そして巨額の富を獲得し
「パリの女王」と
呼ばれていました。


「ミシア・セール」
ルノワ―ル作

このバレエを
制作したのは
ロシアの興業師
ディアギレフ
でした。



パリに拠点を置いた
バレエ・リュスは
ストラヴィンスキ―の
3大バレエなどをはじめ
舞台芸術史に
巨大な足跡を残しますが
資金面に全く頓着せず
ひたすら芸術性を追求する
ディアギレフは
常に借金を抱えて 
金銭トラブルが
絶えなかったのです。
ミシアなどの
パトロンからの支援で
なんとか乗り越えて
いくのです。
ディアギレフも
ストラヴィンスキ―も
お金がないといいつつ
列車や船は
ファーストクラス
でした。



ストラヴィンスキ―

問題の多い
ディアギレフでしたが
ミシアとは
惹かれ合うものが
あったのか
二人のお付き合いは
ディアギレフの死まで
続きました。
お葬式の費用はミシアが
負担しています。


バレエ「春の祭典」
(8’58’’)