続きでーす。
2014年6月10日~ブログ直接投稿 「妖精の結婚式」 その122
さてこれから どんな式をするのかな
そう思ってると 光の柱はゆっくりと
空き地から木立の向こう
石鉢がある囲い地へと 移動し始めた
カエルたちは じっと座り込んでいた
<つづき>
ええーっと? さやかさんは
カエルたちを 眺めた
やっぱり悠然と 座り込んでて
妖精たちを 追う様子はない
えーと? 君たちは行かなくていいの?
バイオリンを丁寧に 綿毛でぬぐってた
雨呼ビが 驚いたように見上げた
おやサヤカさん お戻りですか
ああうん・・ とさやかさんは
しゃがみながら むにゃむにゃ言った
えーと みんなはどこに
それで あたしたちはどうするのかな
雨呼ビは 戸惑うさやかさんに笑いかけた
青花さまは 貴女に何と?
君たちといろって とさやかさんは答えた
ああなるほど・・ と雨呼ビは言った
お式は あの向こうでやるんですよ
雨呼ビは 囲い地の方を指差した
石鉢の所でね 王様とつながるのに
一番“場”が良いとかで
・・王様? とさやかさんは首をかしげた
この辺のひとたちの結婚に 王様が来るの?
俺たちが んなメンドーなことするかよ
と 横から声がした
以前見た 男の子の妖精がそばに浮いていた
思わず 後ずさりするさやかさんを見て
妖精は面白そうに にやりとした
よぉ~地味女 まだ生きてたか
ええ見ての通りね! とさやかさんは
反射的に 妖精をにらみつけた
<つづく>
人気ブログランキング ← うわ、出た・・って気分。
※変更:2016年1月10日
と声が 横からした → と 横から声がした
※変更:2018年8月19日
この辺のひとたちの結婚 じゃないの? → この辺のひとたちの結婚に 王様が来るの?
2014年6月10日~ブログ直接投稿 「妖精の結婚式」 その122
さてこれから どんな式をするのかな
そう思ってると 光の柱はゆっくりと
空き地から木立の向こう
石鉢がある囲い地へと 移動し始めた
カエルたちは じっと座り込んでいた
<つづき>
ええーっと? さやかさんは
カエルたちを 眺めた
やっぱり悠然と 座り込んでて
妖精たちを 追う様子はない
えーと? 君たちは行かなくていいの?
バイオリンを丁寧に 綿毛でぬぐってた
雨呼ビが 驚いたように見上げた
おやサヤカさん お戻りですか
ああうん・・ とさやかさんは
しゃがみながら むにゃむにゃ言った
えーと みんなはどこに
それで あたしたちはどうするのかな
雨呼ビは 戸惑うさやかさんに笑いかけた
青花さまは 貴女に何と?
君たちといろって とさやかさんは答えた
ああなるほど・・ と雨呼ビは言った
お式は あの向こうでやるんですよ
雨呼ビは 囲い地の方を指差した
石鉢の所でね 王様とつながるのに
一番“場”が良いとかで
・・王様? とさやかさんは首をかしげた
この辺のひとたちの結婚に 王様が来るの?
俺たちが んなメンドーなことするかよ
と 横から声がした
以前見た 男の子の妖精がそばに浮いていた
思わず 後ずさりするさやかさんを見て
妖精は面白そうに にやりとした
よぉ~地味女 まだ生きてたか
ええ見ての通りね! とさやかさんは
反射的に 妖精をにらみつけた
<つづく>
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と声が 横からした → と 横から声がした
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