青い花

読書感想とか日々思う事、飼っている柴犬と猫について。

健康の秘訣

2015-04-04 06:37:09 | 日記
ちょっと寝込みました。季節の変わり目ならともかく、彼岸もとうに過ぎていますのにね…。私は子供のころから丈夫でなく、度々入院も致しました。内向的な性格はそれ故なのかもしれません。娘は主人に似て社交的な性格ですが、体の方は私ほどではないですが、あまり丈夫でありません。
主人は鉄の男で、長い付き合いの中でも寝込んだ姿を見せたことがありません。健康の秘訣を尋ねると「気合」と答えます。丈夫な人の言いそうなことですね。気合などで健康が保てるわけがないので、彼という人間について色々考えてみると、どうも雑な家庭環境で育ったことが丈夫な心身の形成につながっているようなのです。
主人は田舎の生まれで、三人兄弟の末っ子です。今で言う「放置子」に近い状態で、あまり手をかけてもらえなかったそうです。他人様のお宅で御飯をいただくことも珍しくはなく、主人はそれを「田舎では普通のこと」と言っています。そうなのでしょうか?
それと、主人の実家は万年汚部屋状態です。以前、転勤で2年半ほど主人の実家のある町に住んでいたことがありました。娘の顔を見せに度々尋ねたのですが、アポなしで訪問したことなど無いのにも関わらず、常に散らかっているのですよ。冷蔵庫の中にも傷んだ食材がギッシリ詰まっていました。雑然と積み上げられた物に囲まれて、いつ掃除機をかけたのかもわからない絨毯に座って、古い食材を使った料理を口にするのは、娘が乳幼児期の頃でしたので、色々思うところがありましたよ。しかし、よその家庭のことに意見するのも憚られ…。本人たちは「賞味期限が過ぎても食べられる」「埃じゃ死なない」と笑っているのですが(良い人たちなのです)、賞味期限どころか明らかに腐りかけのものを口にするのは危険ですし、過積載状態の棚が倒れてきたら死ぬのではないでしょうか?
色々思うところはありますが、そんな環境で主人は丈夫で自立心旺盛な人間に仕上がりましたから、子育て成功と言えなくもないです。主人の兄姉も丈夫でまっとうな人間です。持って生まれた性格によっては、非行に奔ったかもしれませんが…。
ある程度衛生環境の良くない状態で育つ方が、免疫力が鍛えられるのかもしれません。それと、親が手抜きだと、子供は勝手に色んなことが出来るようになるみたいですね。主人は小学校低学年から肉ジャガくらいは一人で作れたそうですよ。私はもはや手遅れですが、娘はもう少しワイルドに育てても良いかも知れませんね。
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