JALEO （ハレオ） で ちょびちょび系

ひっさびさに、ＤＣのダウンタウンで　「イイ！！」　というお店発見。
JALEO　と書いて　ハレオ　と呼ぶ。（ＨＰ）

「Ｊ」の音を「ジュ」と発音しないで、英語でいう「Ｈ」の発音をするのが特徴なのは　スペイン語。
というワケで、スペイン系のお店なのだ。

 
内装も、フラメンコの情熱が伝わってきそうな感じで、なかなかオシャレ。

お通しは、ホカホカのパンに、ピクルス。これが旨い。

各テーブルに置かれている、ヴァージン・オリーブオイルも好きなように使えて、本格的に美味しい！

そういえば、
学生時代にスペインに旅行に行った時、バルと言われるカウンタースタイルの居酒屋にハマって、
毎食自由時間だったから、バルに通い詰めたっけ。（そんな頃から、カウンター好き）

このお店も、そういう系統の料理の出し方をする。
たとえば。


Gambas al ajillo　海老を、ガーリックと guindilla っていう植物で味付けしてある料理。

“アメリカ”　という先入観で入ると、「デカ！」　と思っちゃうかもしれませんが・・・




これならいかがでしょう。

ちっちゃいお皿なのです！！

いわゆるスペインの　タパス料理　のお店で、こういうチョビっと系で出てくるし、お値段ももちろん安い。
ただ、カウンターもあるけど、本場のバルの雰囲気とは違って、どっちかというとテーブルがメイン。

とはいえ、いつものような大きなお皿で、お肉ドーン！という料理は
「はー・・・またこんなに食べなきゃいけないの・・・。」と、食べること自体に疲れを感じる事もあるので、
こんな、ちょびっと系　＆　たくさんの種類をつまめることに癒される（涙）。
　
スパニッシュオムレツ　に　ホタテの香草焼き　。

ちょびちょびツマむのに対し、グビグビ飲むのは最初は地ビール。
ちゃんと美味しいアメリカの地ビールが揃ってます。

その後は、イタリア赤ワインに切り替えて。
1本２０ドルから３０ドルくらいのお手ごろワインがたくさんあるのだけど、
種類を飲みたい自分は、１２ドルくらいのデキャンタ2種類。（銘柄忘れちゃった）


牛肉のグリル　も、ミディアムレアで、おいし～い！
「４切れ」・・・これこれ、これです。　このくらいなら、お肉も美味しく感じられる。

下に敷かれている赤いのは、トマトではなく、肉厚のペッパー。
なんだか甘い味がする！
piquillo peppers って書かれているんだけど、パプリカともちょっと違うんだよなぁ～。



イタリアンソーセージ　のスライス、これなんかもう、まさに自分が大好きなチョビチョビ系！
独特のスパイスが効いてて、赤ワインにも合うのだ。

やっぱ、いいなぁ・・・こういう小皿料理。
こちらは「シェア」という感覚がなくて、一人一皿でオーダーすることが多い上に「ドドーン！」だけど、
久々に日本の居酒屋感覚で飲めた。（雰囲気は違うけど）



この日は、早めに飲み始めたので、お店を出た頃は、まだ20時くらい。
「まだ早いし、夜のモールでも歩いてみる？」　と、いうことに。　　

いえーーい！！

なんで、モールはしょっちゅう見てるのに、「いえーい！」　なの？！　と思われるかもしれない。

でも、昼のモールはにはよく行けど、夜のモールは危険なので、普段は出歩かないのだ。
夜のＤＣ、特に観光地スミソニアンあたりは人が居ないし、街頭も少なくて暗く、
NYなんかと違って基本的に夜の治安は宜しくないため、出歩かないほうが良いと言われている。

でも、夜のライトアップされたモールは、とっても綺麗と聞いてたので、
観光シーズン（が安全な時期）が終わる前に、見ておきたかったのだ。


きれいだぁ・・・。
まだ20時だけど、もうこんなに暗くなるのが早くなったんだなぁ。

暗くなるのが、もっと早くなるに連れて・・・
もっともっと寒くなるに連れて・・・

日本に帰る日も近づいていく。
いつも、どこからでも見えた、この塔と別れる日も近づいていく。