DC中心部から北地区には Bethesda ベセスダ という地区がある。
オシャレなレストランやショップが並んでいたりして、アンテナを刺激される魅力的なこの街。
そんな街に住んでいる、仕事仲間の グラントさん と一緒に飲もう!とお誘いを受けて、
Greapseed (HP)というお店へ。
店内に入ると、名前の通り、ワインが自慢であることがすぐに伺える。
グラントさんを待つ間、カウンターバーで飲もうとすると、目の前には、こんな棚が。
棚は冷蔵庫になっていて、中に置いてあるワインは、表の取っ手口から注がれる仕組み。すごい!
奥にも、広々としたワインセラーが ど~ん! と構えている。
店内を見ながら飲んで待っていると、グラントさんもやってきて、みんなでテーブルに付く。
と。
シェフやらソムリエが次々とキッチンから気軽に出てきて、握手したりハグしたり。
「まー、グラントさんてば、ずいぶん通ってて、常連さんなのかな。」
なんて思ってたら。
は・・・??
はい?!
お・・・オーナーなんですか?!
うっそ~~~~(>_<)!!
普段は、事務所で働いてる、イチビジネスマンですよね?!
相方なんかとも、いつも仕事してる相手なんですよね?!
うはー。
もーもーもー、びっくり。
ワイン好きという趣味が高じて、レストランのオーナーまでやってしまうとは。
はぁ・・・アメリカンドリームは、規模が違います。
とはいっても、やたら高いようなレストランではなく、
アペタイザー・サラダ・メインの中から3種類選べて30ドルのコースというのを設けてくれていて
お手軽に、ディナーとワインが楽しめる感じ。
ワインリストは、これまたたくさん。
特にグラントさんの奥さんが大のワイン好きみたいなので、
ソムリエさんと“あーだこーだ、あれがよいこれあよい”とワァワァ。
こういう場合はオマカセに限るのだ。
最初は2種類。
アメリカの DOMAINE SERENE pinot noir(HP)
スペインの 2006 Bodegas El Nido Clio Jumilla(こんな感じ)
どちらも、ソムリエさんがデキャンタに移してサーブしてくれるのが嬉しい♪
飲み始めた時は、このアメリカのピノが美味しいと思ったけど、
おつまみを食べながら飲み進めてると、
だんだんとスペインのカベルネ系のこのワインの方が美味しくなってくる。
サクサクのピッツァのようなアペタイザー、これがまた美味しいのだ。
さて。
3点選んでよい、という中から、自分は、最初は 鶏レバーのパテ。
ははは。
どこにいっても、やっぱり「レバー」って書いてあるものには惹かれてしまうもので。
運ばれてきたのは、日本でよくあるレバパテともちょっと違って、微妙に揚げてある。
とはいっても、脂っぽさはなくて、なんて良いつまみ♪
2つ目も、自分はやっぱりツマミっぽいのが欲しくて Crab Cake 蟹だんご を。
アメリカ東海岸でメジャーなメニュー、Crab Cake を 直訳して 「蟹ケーキ」 と書くと
いつも 「甘いの?」 と思われてしまうので、あえて「蟹だんご」と表記してみた。
蟹身がぎっしりなのに、ボリューム的にも、自分の胃には嬉しい大きさ♪
しかも、シーフードといったら「白ワインじゃ?」と思いがちだけど、上記2種類の赤ワインでも十分な感じ。
3つ目のワインは 2005 Bodegas El Nido (こんな感じ)。
冒頭のスペインワインと同じワイナリーのものだけど、こちらの方が全然人気があるとか。
開けたてを口にした時は、「ん?なんか若い感じ・・・びみょ~~」なんて思ったのだけど、
デキャンタにうつしてからの味の開きがズゴイ!
どんどんどんどん、時間が経つにつれて、味が変わっていくのだ。しかも美味しく。
すご~~い!おもしろ~い!!
そんなのを飲みながら、3つ目に頼んだのは、肉・・・ではなく、ホタテ にしちゃった。
ぶりぶりん!で、もっちもち!なホタテ。
これもうまーい(>_<)!!
(でも、傍目に見た、男性陣が頼んでたラムが、一番ワインに合いそう・・・と思ったり)
これくらいなら、いつものドギーバッグがなくても、食べられるくらい。
大満足な上に、最後には、やっぱりまたチーフシェフが出てきてくれて。
グラントさん曰く
「彼は、アーティストだよ。」
ワインのことも、日々勉強して、それに合う味を考案して、一皿を作り上げる。
確かに、そういうのって“アーティスト”って言えるよなぁ。
最後に、シェフと握手した。
握手した手の、なんと大きいことか。
ただ大きいだけじゃなく。
自分のような小さな分際を、すっぽり覆ってしまうかのような。
これって、日本に居た頃からいつも感じる「職人さんの手」。
それを、ここ、アメリカでも感じることができたことが、嬉しかったりして。
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レストランで成功してるのにビジネスマンでもあるんですか!? 働き者ですね。
任せられる良いスタッフに恵まれたのでしょうね。
これって真似出来そうで出来ないですよぉ。人徳かも。
ううう・・・会社の近くだ・・・ったのに(涙)。
ウチの会社が引越ししてしまい、
表参道は遠い場所となってしまいました。。。
レストランが最初なのかビジネスマンが最初なのか、
あまり詳しくは聞かなかったのですが、
たぶんビジネスマンをやりつつ、だったんじゃないかなぁと。
でも、レストランにいる店員さんやシェフ、ソムリエさんを見てると、
本当に良いスタッフに恵まれてると思いました。
みんなが和気藹々としているというか。
とっても居心地の良い空間をつくりあげていましたよー!
手に職を持つ、、いやいや、手にサイドビジネスを持つというのはうらやましい限りですわ。
しかも日本では怪しいサイドビジネスがおおいからなぁ、、。
そんな余分に使う時間もないし、
そもそも契約に「サイドビジネスやっちゃだめ」なんてのがあったりして。
でも、アメリカも戦々恐々の時代突入してますよ。。。
あまり暗いことは書きたくないので、ココではあっけらかんとしていますが(汗)。
相方の会社も、そーーとーーーヤバイ!あほか!っていう社風です。
はい、私そう連想する典型的日本人です(笑
時間とともに開いておいしく変身していくワイン。。。わかってないとさっさと飲んじゃってもったいないことになるから、そういうのちゃんと知っててくれる人がいると力強いです。
我が家もわからないながらデキャンタ買ってみました。
「crab cake」??
蟹ケーキ??
スポンジに蟹の身が混ざってて、生クリーム?
なんて思っていたクチなので(笑)、
やっぱり和訳すると「蟹だんご」とか「蟹バーグ」が合うなぁ、と。
それにしても、デキャンタにうつして、
ちょっと時間が経つだけで、こんなに美味しく変化するなんて
ホントに感激です。
とはいっても、ソムリエさんがいなかったら、
そんなに美味しく飲めなかったと思うんですが(汗)。
でも、デキャンタってモノの威力はすごいですね。
燗を付けることで温度による変化を味わえたりと、
自由に楽しめるのがいいよね。
ワインの場合、デキャンタに移したり、時間をかけて飲んだり、
それこそグラスを回すだけでも変化してくるから、
楽しいけど難しいな~。
開けて「固いなー」って思ったら、放置しておけばいいし♪
その分、ワインって、やっぱり開けたらある程度早く飲まないといけないんでしょうか?!
(そのアタリ、まだよく分からないです)
イメージ的には、一度開けちゃったら、
全部飲みきっちゃうって感じで。
だとしたら、開けるタイミングがズレちゃったら、
悲しいですよね。。。
いいワイン飲んだんじゃない!
そう言えば知ってた?
2005年は本当に凄いビンテージの年なんだよ。
今から買っておいて後15年ぐらいしてから飲むと至福が味わえるそうだよ!
このワインも2005だね!
うひゃー、15年後くらいになったら、
超高いお値段がついて出回ると思うと、
確かに自分で買っておきたいかも。
でも、そのためには、自分の目に見えないところに保存しておかなければ。。。
ついつい飲んじゃいそう(汗)。