まき子の酒

日本酒が好き。純米酒が好き。そんな飲兵衛が「母親」になってしまいました。今はムスコを飲兵衛へと英才教育中?!

中島酒造(小左衛門)で新年会

2006-01-04 21:22:24 | 酒蔵巡り

お正月、おせち料理に、親戚大宴会、同窓会・・・いろいろ短い間にもイベントがてんこ盛りだったが
今回のメインイベントといえば、やっぱりコレ!

事の始まりは、以前 お世話になった小左衛門さん の、さりげない一言だっただろうか。

2006年新年会に是非どうぞ。

せっかく声をかけていただいて、行かないのも何だし・・・。
でも、ただ飲むしか能がないイチ消費者が、本当に行っちゃっていいのかしらん・・・。
などと悩みつつ。


・・・・・・って・・・ウソです、すいません。
大喜びで、ずーっと楽しみにしておりました。

しかも、東京で飲食店をやっている3名の方も造りの手伝いで来ているということもあり、
ますます日本酒の輪が広がる、本当に嬉しいお誘い!!


そんなワケでお相手は、美味しいお酒と美味しい食べ物を追及しておられる専門職の方々。
ヘタにお土産を持っていっても・・・ということで リポビタンD を差し入れ。
こんなんでもお役に立てるかなぁ(汗)。


さらに、お正月といえど忙しくお酒を造っている皆さまの代わりに、
宴会鍋の下ごしらえをお手伝い。

蔵元さんで、野菜やお肉を切るなんて…ある意味、すんごい貴重な体験!

ちょっとでもお役に立たねば!!
と、一緒に連れてきた妹と 
「皆さんプロなんだからもっと丁寧に切らなきゃ!盛り付けはこんなん?!お皿に乗り切んないよ~」
と、シロウト姉妹2人で、ぎゃーぎゃー言いながら下準備。


さて。
宴会の場所は 囲炉裏部屋 と聞いていたけど・・・
 

なんて年季の入った、本当に本当に立派なお部屋なんでしょう!!!

ステキな写真が撮れればいいのだけど、やっぱり自分のヘタな腕ではうまく撮れない(涙)。

何もない囲炉裏で、炭火を熾す所からスタート。
灰の土台をしっかり造りあげる、小左衛門さん。

すごーい。何もかも初めて見るものばかりで、一つ一つの動作に見入ってしまう。

程なくして、来ましたーー!本日メインのお酒たち!


小左衛門さん曰く「これ、何だっけなぁ~」って(笑)。
好奇心をそそる言葉と共にでてくるお酒など、いろんな瓶がずらーーり並んだ。


そして、鍋ができるまでは、タラの肴でお酒を堪能。
 
このタラや、後々出てきた本物のししゃもは、北海道は小樽からの直送もの。

そして、まず合わせたお酒は、14BY 純米大吟醸 にごり 

お米のつぶつぶ感があって、14BYだからだろうか、旨みのノリがいい感じだ。
まったりとした味わいがとってもウマイ!!


囲炉裏をみんなで囲んで・・・
肴をじわじわと炭火で炙って・・・
出来上がるまで、みんなでワイワイおしゃべりをして待つ・・・

くー!こういう場所で、ウマイ肴とウマイ日本酒、
これは酒飲み冥利に尽きるというものだなぁ。
(じ~ん(涙))


ちなみに、鍋は水炊き。
タレのポン酢が、雑賀で作られており、串駒でも出されているという 海ぽん山ぽん 

これがまた、とってつもなくウマイ!!
鍋の具材は、きのこや魚介にお肉などなど。
でも、まさに名前通り、どちらに合わせてもも美味しくいただける。

お酒もどれもこれも美味しい。
  

八反米や美濃雄町などなど、どのお米のお酒でも、食中酒にぴったりだったけど、
その中でも 50%まで磨いた雄町の14BY これがまた、好みのツボにはまったーー!!

雄町のやわらかい旨みが、2年熟成という中で、ますますのっている味わい。
そして、この鍋にぴったり。

もちろん、冷や(といっても冷酒に近い?)だけでなく、囲炉裏でつけるお燗も素晴らしい。
特に、このチョークで書かれた瓶のお燗なんかは、
本当に心の底から「ほ~~っ」としてしまう。

こういうお酒が楽しめるのも、蔵元さんに来たからこそだろう。

しかも、蔵のみなさまは、若い!そして元気いっぱい!!

もちろん、蔵の方だけでなく、地元や東京の方から集まった皆さまも
「いい人」なんて一言では言い切れないような、ステキな方々。

いい場所にはいい人が集まる・・・なんだか、そんな所を見られたような。

そして、“直で生”の苦労話や裏話、ジョークやマジメな話など・・・
イチ消費者の集まりだけでは味わえない、色んな楽しさがあり、会話は尽きること無く
いつまでもこの時が終わること無く続けばいいのに、と心底思った。


最後には小左衛門さんに、挽きたて拘りコーヒーにジェラートまで頂いてしまい。
 

最初から最後まで、至れり尽くせり、感謝の言葉はつきません!

この恩は、自分の傍に居る人たちに、少しでも小左衛門を広めること、
そして小左衛門を飲んで飲んで飲むことで、お返しをしたい。


って・・・やっぱり、“飲む専門” な自分であった。




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