『 都会の夕焼け 』
河津 米子さん 撮影
全国で11377人、東京が4058人,神奈川が1580人、これが昨日の感染者数である。
東京が4千人の大台に乗ったと言うことは、今後の危うさを示唆している数字だそうだ。
東京は今やロックダウンにしなければと言う状況だという。
政府は命よりも五輪、経済よりも五輪を強行して来たが、「五輪ありき」という考えから抜け出せ
るだろうか。
これによる人的、物的損害は補償できるのか、失政による責任は政府が取らなくてはならない
(今までは政府が責任を取ったためしはないが)。
今こそ政府お抱えの医師団も、国民の命を守るという錦の御旗を掲げて、政府の無関心無政策に対して
強く出なくては、科学者の良心が許さないだろう。
オリンピックは国民や学者の意見を無視したり、聞こえぬ振りをして、ついには大きな犠牲のもとに
やり遂げて、次にパラリンピックは中止することでバランスを取ろうとするかも知れない。
そうすると、差別問題として、世界中の喧しい人権主義者達から非難されるのは必至だろう。
国は自分の撒いた種とは言えますます苦しい立場に立たされるだろう。
国民は、早くワクチンを済ませ、じっと動かず我慢の子で見守るしかないのだろうか。
空を見ると真っ青で目には木々の緑がきらめいている。蒸し暑いのさえ除けば
コロナだ、病院逼迫だ、といった状況が信じられない位の爽やかさで美しい。