「 生後4ヶ月の頃 」
キーちゃん:茅ヶ崎生まれ(2020,11月)、21,1月に高橋キー子と
なる。種類さざなみインコ、黄色 体重53g。
朝起きると痛い腰に身を屈めながら手摺りに掴まって階下へ降りる。洗面後
まずはキーちゃんに「お早う、元気!」と声を掛けると、大声で鳴いて体中で
応えてくれる。これが毎朝のルーティンであり、これで今日も一日楽しく過ごそう
という気分が湧いてくる。
私の左肩や腹の上が彼女?又は彼の定位置で何時も一緒にTVを見ている。
昼間は家族の間を肩から肩へと飛び回り皆に平等に挨拶をしているようだ。
キーも家族も夕食が終わると暫し居間で自由に過ごす。やがて遅くなっても、
自分だけ寝るのを嫌がり寝かすのが毎晩大変だ.
やがて諦めるのか籠に入ると静かに2,3回泣いてからおとなしくなる。
毎日こんな生活を共にしている。
首を傾げ見詰められたり、頭をスリスリしてきたり、頭や背中を撫でてやると、
気持ち良さそうに体を寄せて来てじっとしている。
こんな事でどんなに癒されて居ることか、そして家族の会話もキーを挟んで
どんなに増えた事か。
外出から帰って「キーちゃん,只今!」と声を掛けて会話をする。
留守番をさせて帰った時のその喜びの様子を見ると、もうそれだけで幸福ホルモンが
湧いてくるようだ。今は私にとってはなくてはならない家族だ。
ピンポンのある日は、出掛けようとするとしきりに鳴くので、後ろ髪を(今ではすっかり
薄いのだが)引かれる様で辛い。帰って玄関から大声で「只今、キーちゃん」と叫ぶと
その喜び様は半端じゃない。それだけで疲れが軽くなるようである。今ではキーちゃんは
私の分身、元気のクスリ、日々の生活に必要な精神的な糧みたいなものである。