『 茅ヶ崎海岸の夕方 』
森川 雅昭さん 撮影
オリンピックに掛かったお金で300床の大病院が300棟も出来るという。
もしこれがコロナの対策に向けられたら、今日の悲劇も危険も社会混乱もなくて
済んだのではと言われている。今更悔やんでも仕方がないことだが。
昔、自分の小遣いをすっかり飲んでしまって、ぼやいたり後悔したものだが、
額こそ違うけれど、何だかあの時と同じような気持ちがする。
もし国民の命を守るに勝るもの無しだとすれば、苦しくても病院には行けず、
治療はして貰えず、自宅で家族に感染させながらただ死を待つばかりという
現状を聞くと、五輪に費やしたあの膨大な資金は無駄なものであったと
思わざるを得ない。例えコロナ下としては良くやったと、世界から賞賛されて
気を良くしても、国内では失うものは大きかったかも知れない。
政治への不信と失望、我が国の医療体制への不安や疑問点がよりはっきりと
浮き彫りになってしまった。
今、政府はワクチンの徹底、人流押さえ込みの強化、そして入院待機者3万人の
即急な解消を何よりも最優先にしなくてはならない事だろう。
このままだと国民と政府の共倒れの悲劇が待っているかも知れない。