『 晩秋の戸川公園 』
河津 米子さん 撮影
一昨日、とうとう日本でも帰国者から新型変異株オミクロンの感染者が出た。あっという間に
世界に広がっている。さすがにこの交通の便が発達して世界は近くなった、小さくなったという
のを思い知らされる。他国の事だなんて言っていたのは昔のことだ。この変種がこれから社会を
左右しかねない状態だ。
これに対して岸田首相は、いち早く世界からの入国を禁止していた。
やるじゃないか、首相閣下!
結果を恐れずこうした姿勢が今までの日本政治に必要だったのではないか。
その発表の後に日本での第1号感染者が発覚したから、余計その英断、即断即決振りが際だった。
一方隣国の韓国では、まだこの新型は見付かってないとはいうが、新型感染者が今も毎日3千人台
で病院は逼迫しているという。それなのに映画館でのポップコーンを食べることの禁止だけで、
他は何にも制約はないとかで、酒場は24時間営業だそうだ。狭い地球で隣の国ともなると他人事
ではない。一寸恐ろしい気がする。大統領選が目前なので、人気取り、国民の不満をかわす等の
ためだろうが、この日本との差は、国にとって、国民にとっての影響は大きな差であろう。
不自由や不景気でもまだ日本で良かったと思う。
この即断決行の直後にもう一つ、手厚い補助救済や回復策が直ちに実行されればのことであるけれど。