花シリーズー(5)
今日は6月になって3回目のピンポンで、前回はレッスンもあり皆さん気合いが
入っていただろうに、残念ながら私は休むしかなかった。
腰痛でも持病の急な悪化でもないのが残念だった。
実は、所属している水彩画グループの展覧会の搬入陳列日と重なってしまったのだ。
最近では体調不良の日が多くて、その所為か気力が萎え気味で、絵も描けず、描く気も
起きず(これは昔から名人にはよくあることだと言うが…?)で直前まで悩んでいた。
創立時の20年前から続けてきたので、何とかしたいと悩んだ揚げ句、古い作品で
(それも10年も15年も前のもので)それでもよければと言うことで参加させて貰う
ことになった。
この会(日よう会)は、02年に始まり、07年に第1回目の展覧会を開いた。
以来、隔年毎に開催してきた。描き始めて20年にもなり(2ヶ月で1枚仕上げなので、
6枚/年×20年=120枚は描いた計算だが、きちんと仕上げまで出来たのが1/5位
しかない。その中の数枚から先生に選んで貰ったのだが、何と09年と12年のものだった。
と言うことは20年間ほとんど進歩していなかったと言うことになる。
しかしよくよく観ると、最初の頃の方が巧拙はともかく、少なくとも真面目にしっかりと
丁寧に描いて居ることに気が付いた。
「初心忘れるべからず!」で、丁寧に時間を掛けて描かなければならないことを示している
ようだ。何事でもそうなのだろう。人間幾つになっても、これは人生での教訓なのかも知れない。