『 内房から見る富士山 』 高校時代の友人から。
茅ヶ崎とは違う角度で、海の真正面に見えるようだ。
「この戦争は相手が仕掛けてきたもので、その残虐な侵略から我が国土と国民の命を守るために
戦っているのである!」これがウクライナの言ならば当然のことと分かるのだが、これが何と
ロシアの言い分なのである。まるで冗談かと思える位である。
理屈を超えた狂信的な愛国者を別にしても、本当にそう思い信じているロシア国民が大半だそうだから、
面白い位でやがては恐ろしくなってくる。
話に聞いている太平洋戦争時の大本営発表による日本国民のようだ。
プロパガンダ、国民の意識操作。情報操作とはこんなにも強力なものなのかと思い知らされる。
立場が違うと同じ一つのことが、かくも違ってくるものか。向こうとこちらでまるで逆になって
しまうことすらある。
白と黒ほどの違いがあっても人々は信じてしまう。理性で冷静にと情報と戦ってみても、次々と流される
情報に何時の間にか信じてしまうという。
我々の日常でも、自分のしたことが善で正しいと思い込んではいるが、人から見たらそうではないかも
知れない。正反対であることも多いのではないだろうか。