「 今日も空が燃えている 」
森川 雅昭さん 撮影
連休もとうとう今日で終わりだ。若い人などの心のように朝から涙雨だ。
私も思い出す、最後の日の夕焼けを見ていると明日から会社かと思うと涙が出そうだったのを。
そうした人の気持ちを汲んだかのように、今日はしっとりした暗く落ち着いた日で寂しくなる
様な赤い夕焼けもあるまい。
この間の選挙は、補欠選、地方の長や議員選だった所為もあるのだろうが、投票率といい雰囲気
といい話題も盛り上がりに全く欠けていた。
私も風邪をひいていたこともあったが、いまだ選挙権を得てからこれまで一度も国政も地方選も
含めて棄権したことはないのだが、危うく棄権しそうだった。
しかし夕方になってやっと思い直して投票に。会場も寂しいものだった。
それにしても相変わらず自民は選挙をすれば不思議なくらい強い。今更ながら地盤、世襲、血縁、
金権、組織や後援会というもの強さを思い知らされる。
もっともっとしっかりした野党が出てこない限り日本の政治は旧態依然でよくはならない。
こう言われて久しいが待ちくたびれるほどで実現していない。そんな野党に失望して諦めてしまい、
ますます国民の政治離れが怖い。
一寸話は変わるが、小池都知事が自民党候補の応援に地方まで行っていた。
アレっと思ってしまう。自民の旧態依然の政治に一矢報いて欲しい、風穴を開けて欲しい数少ない
期待の星の1人なのに、女性議員を増やすためかも知れないが、どうもそれだけでとは思えない。
あの女策師は秋辺りの総選挙を睨んで何かの計算をしているのだろうか。
私やっぱり自民党で大臣に又なりたいの!なんてまさか言わないだろうとは思うのだが。
晩餐会で歌を歌えなくてもよい、真に国民生活を考え(特に老人層を)、原発反対、消費税廃止、
防衛費の見直し、合議によって事を決め、毅然とした対外交渉、将来を見据えた平和主義の、哲学を
持った首相が出てこないものか!
こんな人は今の日本の政治家には居ないのか。居たとしても潰されたり干されてしまうのだろうか。
出でよ英雄、正義の味方よ!今こそ君の出番の時だ。