「 夜の靖国神社 」 髙橋 裕一さん 撮影
先日この日記で、何故日韓は仲良くなれないのだろうと言う愚痴をこぼした。
丁度その数日後にTVで、日本に対する韓国民の世論調査の数字を報じていた。
「反日、嫌い」というのが高齢者では100%、中高年で80%、若い層で
65%と言う結果だった。戦争をしている最中の相手国だったらいざ知らず、
一国にこんなにも嫌われる国も、他国を嫌う国も珍しいのではなかろうか。
こんな事から子供頃、父親から聞いた話を思い出した。
父親に同郷で親友のS氏がいた(後に某大手電機メーカーの偉い人になった)。
関東大震災の時に町には朝鮮人の暴動が起きるというデマが広がり、東京のあちこちに
自警団が出来て朝鮮人を捕まえて迫害したそうだ。たまたまそのS氏が極めて大陸的な
風貌をされた方だったので朝鮮人と間違われて掴まり,リンチの寸前、うちの親父が駆けつけて、
身元証明、保証をしてやっと解放されたそうだ。日本人も酷いことしたものだ。
これでは戦時中の朝鮮での残忍な日本軍の所業も何の言い訳も出来ないだろう。
最近の徴用工や慰安婦問題でも、仕事がなかった人に仕事を与えたのだ、喰うや喰わずの悲惨な
若い子に食べられる場を与えたのだ(当時は売春についての罪悪感は希薄だったから)と言う説や
考え方もあるという。これは決して言ってはならないことだろう。
先々代のメガネの痩せた大統領が尖閣諸島に上陸し岩場に昇ったポーズの写真が報じられた時には、
腹立だしさを覚えた日本人は多かった筈だ。
こうした80年100年の怨念の歴史は重苦しい。相手が自分を悪く言ったり嫌ったりすると、
不思議に自分も相手を嫌いになるものだ。
すると相手はより一層嫌ってくる。個人同士の関係と全く同じだ。
長い長い時間でも解決されないとなると、ここは人為的、政治的な或いは物質的とか物理的なやり方
でしか改善法はないかも知れない。
我が首相に韓国に対して土下座して謝って貰うわけにもいかないだろうから、国は真剣に対策をすべきである。