３月３日 こんな貼り紙に心が温まる！

 

        「　食事処兼飲み屋にひっそりと貼ってあった張り紙　」

 

この間病院の帰りに、脂っこいのは嫌で急に日本蕎麦が食べたくなった。

確か駅から病院の方へ向かって駐輪場の傍に、昔からやっている美味そうな

店があったのを思い出して探したが見付からなかった。

ウロウロキョロキョロしたが、やっと分かったのはそこが学習塾に変わって

いたことだった。

最近元気なのは、不動産や美容院と薬局とそしてこうした学習塾だ。

試験の点数ばかりが良い人間だらけになったらどうするのだろう。

小さな食事処も居酒屋も閉まっているところが多い。寂しいことであり、国の援助

や補助が届かないのかと心配になる。

 

ところで、さてどうしようと思案していたら、市の有料駐輪所の並びにある店が目に

留まった。食事も出来る酒場だったが、そこに目立たぬように貼ってあった「貼り紙」

（上記の写真の文面）を見て妙に感動した。

 

こんなご時世で、殺伐として、虐待の事件などが多いせいか、余計胸に響くものがあった。

素晴らしい心意気とやさしさだ。

よし！これはコロナが終わったら毎晩飲みに来てやるぞと思いながらそこを離れた。

ちらっと店内が見えたが未だ若い店主のようだった。尚更応援しようと思った。

絵やピンポンのお仲間を誘って昼食も来よう。時には海鮮丼で一杯も良いなぁと思う。

 

人情紙風船の今の世の中に、こうしたお店があり人物が居ることが嬉しい。