『 近所の花見 』
遠藤 崇昭さん 撮影
あまり答えのない政倫審の聞き取りが終わって、予想外にも首相が彼等の処分を発表した。
所得税法違反や党規違反の罰則にしては処分が極めて軽すぎたようだ。
一連托生のような気がするが金額の少ない人などは免れた。
しかし首相はよくも決断したと思う。あの只でさえうるさい集団を相手に多くの反対、
恨みや逆襲を覚悟の腹を決めたなとさえ思った。
秋には解散総選挙のつもりか、内閣総辞職を内心決断したのかも知れない。
岸田さんは、政治家には珍しい紳士面をしているが、これで案外実はかなり大物で、策士でもあり、
周りの悪相の連中の一枚上を行くのかも知れない。
森、麻生、二階氏等と言ったところを不問にしたところが、中堅若手の反対を小さくする効果
があったのだろう。この決断のポイントだったかもしれない。
二階氏は引退宣言でうまく罪を逃れた感じで、しかし引退という事でホッとしていたら、息子が金権、
利権、地盤を受け継ぐのだと聞いてガックリ。
彼ら三人にも処罰の全員にもあまり罪の意識はないようだ。
当然反対運動や非難はこれからだろうが、よくも甘かったけれどあの処分を断行したものだ。
先の三氏を外したのは案外、処分成功のための高等戦術だったのかも知れない。
しかし政界とは難しい所だなぁ。良識の一寸薄れた口煩い自信家の達者な連中ばかりなのだから、
そんな世界を泳いでのし上がるには、運と強さなのだろうか。
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