「なぜなら、だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるからです。」
ルカ 14章 11節
これは、聖書全体の中に、書かれている原則です。自分を高めれば低くされ、低くする者は高められます。
そして、末席に座る人は、主催者に自分のすわるべき席をゆだねて、自分で決めることはしませんでした。
主イエスは招待を受けた客が上席を選ぶ様子をご覧になって、信仰生活の話の原則について話されました。
神のみ前で自分高くするときはこれを退け、遜る時これを高くし、祝福されるという原則です。
私たちはいつも他人と比較して、優越感を持ったり、自分を卑下したりしますが、
神は公平に私たちの心を見て、判断されるということが分かります。
イスラエルの初代の王に選ばれたサウルが、神に選ばれ、見放される経過を見ると、
サウルが遜る心を失い、自分を高くし始めた時、民の心が見えなくなり、神のみ心が分からなくなり、
神の祝福を失い転落していきました。人の心の痛みに鈍感になり、神のみ心も分からなくなりやすいものです。
試練の中にあり、思い悩み物事がうまくいかない時でも心砕かれ、遜って神の恵みを祈り求めていく人は幸いです。
神はあなたを祝福されやがて高くされるからです。
1ペテロ 5:5-6
「同じように、若い人たちよ。長老たちに従いなさい。みな互いに謙遜を身に着けなさい。
神は高ぶる者に敵対し、へりくだる者に恵みを与えられるからです。ですから、あなたがたは、
神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくださるためです。」