まえがき2. 2022-12-10 16:11:00 | 私という病 p3 しかし、実際にデリヘルをやって、それが自分にとって何だったのかを考えていくうちに、私は自分の中の「女性嫌悪」と「男性嫌悪」、引き裂かれた「私」の存在、「女であること=男の対象物であること」の快感と不快感の根っこについて、次々と新たな発見をする羽目になったのである。p4やってみなければわからないことって、たくさんある。買い物依存症の恍惚と苦しみだって、美容整形によって浮かび上がった自意識の葛藤だって、もしも体験しなければ一生気付かずに終わってしまったに違いないのだ。
まえがき1. 2022-12-09 22:35:00 | 私という病 p3「どうして私は、女であることを、おおらかに正々堂々と楽しめないのか」…世間が求める「女であること」と、私の中での「女であること」の間の齟齬があるからか。ま、それも確かにあるだろうが、なにか、それだけではないような気がする。