ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

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2020-03-04 08:55:00 | 依存症から回復した大統領夫人
「神さまは私たち人間に自由意思をお与えになったあと、どっかり腰を下ろされて、人間が自由意思をどう使うか見守ってらっしゃったのよ。多くの場合には人間は自分を滅ぼしたけど、そのときも神さまは傍観なさるだけで私たちをとめなかった。でも私たちが振り返って『ねえ、助けてもらえませんか』ってお願いすれば、神さまはそこにいらしたのよ」


✳︎お知らせ✳︎
3月のミーティングはお休みです。


p256

2020-03-03 08:16:00 | 依存症から回復した大統領夫人
その男は司祭に歩み寄っていいました。「司祭さま、言いにくいんですが、私は神さまと祈りの力に対する信頼をなくしてしまいました」

「それはまたどうしてなのかね?」と司祭は丁寧にたずねました。

男は二、三ヶ月ほど前アラスカの原野で狩りをしていて、友人たちとはぐれてしまったのだそうです。原野にたった一人というのは途方もなく恐ろしい経験でした。「凍死するかもしれなかったんですよ。それで助けてくださいと、何度も何度も神さまに祈りました。でも何も起こらなかったんです」

司祭は戸惑いました。「でもここにいて私にその話をしているのですから、明らかにあなたは助けられたのですよね」

「ええ、そうですよ。たしかに助けられはしたけど、神さまのおかげじゃなしにね。エスキモーが助けてくれたんです。」

私たちの多くがエスキモーに助けてもらいながら、そこに神の手が介在したことに気がつきません。


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3月のミーティングはお休みです。

p237

2020-03-01 17:25:00 | 依存症から回復した大統領夫人
それまで誰にも秘密を明かしたことのなかった人たちが、家族療法のセッションでとつぜん殻を破り、それまで何年間も溜まりに溜まっていた病を吐き出します。「夫が嫌いです。酔っ払いで、お金もくれない。私のことを、まぬけで、着るものもチグハグだ、どうしようもない人間だ、と文句ばかり言うのです。…」

治療を受けるなかで、人は理屈で考えること、論理立てることをやめ、感情を認識になっています。たとえばアルコール依存症者が事故を起こして車が全損になったとき、家族は、それはあなたのせいじゃなかった、道の真ん中に木が立っていたんだから、などと言ってはならないことを理解し始めます。



家族プログラムを受けに来る人たちのほとんどは、自分たちは依存症の家族を支えるために来たと思っています。でも、あなたがたは自分のために来ているのですよ、と私たちは強調します。

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