ママラボ➕(ぷらす)

摂食障害からの回復を目指して 月一zoomで12ステップミーティングをしています 次回は2021年9月26日

p236

2020-02-29 10:38:00 | 依存症から回復した大統領夫人
…その人のご主人が…今も断酒しているのですが、その女性(妻)はいまだに怒りを感じていました。

「息をしている間はずっとお酒を飲んでいたのです。おかげで私は十年間もひどい暮らしを送らされました。私は本当に腹を立てていましたが、夫にはなぜか理解できませんでした。『いったい何が望みなんだ』って言うのです。『毛皮のコートでも買ったらどうだ』って。

私はこのプログラムが理解できません。私が夫に『もう私はおしまいよ』と言うまで、何にも起こらなかったのです。そして夫はここに来て、助けを求めました」

もうおしまいよ、と言った時にあなたはイネイブラーであることをやめたのですよ、と言われてこの女性は驚きました。

「これまで夫のお酒にさんざん耐えてきたんです。今さら私が出かけて行って、それは私に責任があっただの。そんなことを発見するべき理由がどこにあるんですか」

けれども退院して帰宅するころには、この女性は変わっていました。「自分が大将にならなくてもいいんだ、ってわかったのです。それに一人でないことも」


✳︎お知らせ✳︎
3月のミーティングはお休みです

p235

2020-02-28 10:03:00 | 依存症から回復した大統領夫人
入院している患者さんたち同様、家族の方ちちの場合も学びのプロセスの多くは休み時間に起こります。ソフトドリンクやコーヒー、フルーツケーキなどがおかれているラウンジに人びとは集まり…みんなで話を交わすうちに、お互いにそれほど違っていない、異質ではない、ということを発見していきます。



✳︎お知らせ✳︎
3月のミーティングはお休みです。

p234

2020-02-27 10:04:00 | 依存症から回復した大統領夫人
家族が患者から歩み去り、自分たちが患者に動揺させられない術を教えられれば、それは患者にも変化をもたらすのです。みんなの注目の的でなくなったとき、患者は思います。おい、いったいどうなってるんだ?そのとき、患者は慣れ親しんだ共依存家族のボタンを押せなくなっているのです。


✳︎お知らせ✳︎
3月のミーティングはお休みです

p231 象

2020-02-26 12:09:41 | 依存症から回復した大統領夫人
アルコール依存症とはリビングに象がいるのに、それを無視しているのと同じことです。」

なぜ私たちは無視するのでしょう。答えは簡単、私たちはすぐ学ぶのです。アルコール依存症者と対決するとあまりに多くの怒りを浴びせられるので、対決する価値などないのだと。

…自分たちがその病気を引き起こしたのではなく、その病気はコントロールなどできず、そして自分たちでは治せないということを、学ばなくてはなりません。





✳︎お知らせ✳︎
3月のミーティングはお休みです。




p231 イネイブラー

2020-02-25 15:17:00 | 依存症から回復した大統領夫人
家族は否認という殻に閉じこもっています。彼らは家族同士、あるいは患者さんと話をしません。それに自分たちが病気であることを知りません。けれどもイネイブラーであることは病気なのです。

…例えばあなたの二十一歳の息子さんが逮捕されたとしたら?罰金を払うでしょう。ご主人が酔っ払ってしまったら?あなたはディナーに出かけないでしょう。



✳︎お知らせ✳︎
3月のミーティングはお休みです。