
11月25日岩手県山田町船越半島から見た日の出
今朝は今までで一番綺麗に見えた・・・快晴ではないけど

よく写真に載る夕日のだるま型に似た形でも太陽が見えた
一年に10日ほどしか綺麗な朝日は見れないのだとか言われてるから
今朝はその1ぐらいになるのだろうか
今日は昼間だけの高速道路使用だった体力的にはそれほど疲労もせず楽だったが
料金が夜間のほぼ倍だった 高いよ8200円
誰もいないテント小屋に戻ったらすっかり冷え切っていた
外より寒い感じだ
岩手県沿岸部の津波にさらわれた被災地の普及復興はまだまだだ
各所にあった膨大な量のゴミの山は今ではほとんどなくなった
他人の姿、顔、に今は見た目には悲惨さを感じることはなくなった
車も各家に必要台数は揃ってるようにも見える
しかし建物がなくなった基礎がまだまだむきだしたまま それが今ようやく解体され始め
今度はコンクリートの破砕されたものが積み上がってきた・・これは地盤のかさ上げに使うらしい
もともと原野だったかのように夏場には雑草が生い茂って今は枯れ草となってる
街の跡地にはやたらと電柱だけが目立つ
訪れる人が津波で壊された橋や防波堤、家のなくなった基礎を見て
悲しい思いをするより何かのモニュメントを見てるような錯覚に陥ってきてる
見方が現実にあった恐怖の津波被害を見る目から離れ確実に風化し始めてるように感じた今回の旅