おはようございます。
大荒れから酷暑へとはじまった今週もやっと平年並みになるようですね。
さて、はじめます。
まずはクハ76からです。
全部顔つきが違いますね。
左からクハ76038偶数原型正面窓、クハ76063奇数Hゴム正面窓、クハ76029奇数更新車新潟色です。正面窓は四角くいかつい感じで登場し後にHゴム化されやさしい感じに変わりました。なかにはクハ76038のようにこのまま使われたものもあったようです。
偶数、奇数とあるのは横須賀線や東海道線で使われるのに常にトイレが山側に来るようにしたためです。
台車は当初TR-34で登場し、50番台あたりからTR-48を履くようになりました。
また、新潟色は豪雪地帯ではスカ色では目立たず、遠くからでも視認をよくするためこの塗装になったそうです。最近、115系がこの塗装で登場し話題になりましたね。
この三つのクハでクハ76の歴史がほとんど凝縮されてます。
異色なのがこのクハ75です。
70系を新潟地区に投入するにあたり不足するクハを補充するために、もとはサロ75を改造したものです。
80系で言えばクハ85がそれにあたりますね。
これが出たときにサロ85に扉を一つ追加した両毛線のクハ77入りが出るかなと思いましたが、いまだ出ずですな。
ま、いつかは出してくれるでしょう。
クハ75はサロ75改造なので違うお顔なんですね。
両毛線のクハ77も出てほしいですね(微笑)
戦後からの新製車両誕生までの過渡期で。短い期間の割にはずいぶん試作的な要素が盛りだくさんだったようです。