ピレの幼年期における躾は
とてもエネルギーのいることに違いないが、
甘噛みに対処しきれず訓練に出すなどという記事を見ると、
悶々としてしまうのは私だけだろうか。
甘噛みをすることで仔犬は重要な学習をする。
噛むと、どうなるか・・・
そして、遊びの延長であったり、気を引きたがったり、
強がったりしながら、こちらの力量がいかほどのものか
しっかりと見ているのだ。
これから一緒に生きて行くための信頼関係をつくる大切な第一歩。
そんなチャンスをどうして他人任せにするのだろう。
しかし、飼い主が躾の良い結果を出せない時、
プロに任せた方が将来のためになると考えることは
放置するよりはまだ良い方かもしれないが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ff/afa0dbd45617a71c64a8cd8b93bb7955.jpg)
ピレネーは、訓練が入りにくい犬種である。
彼の遥かな遺伝子は牧畜番犬、自分の判断で仕事をし、
主とは距離を置くが、絶大な信頼に応えるという形で結ばれている。
家庭犬になっても穏やかで優しい心を持つ反面、
頑固さ、呼び戻しのききづらさ、自由奔放、
脱走、放浪し保健所に保護されるなどのエピソードが伝えられるのは、
受け継がれた遺伝子を物語る性質だと思う。
そうした性質は、例えば、主の命令により獲物を回収し、
必ず主の元に戻って来るレトリバー種と対極にある。
しつけ教室でも、レトリバーは数々のコマンドに目を輝かせるが、
そんなことはピレには出来ない・・・と言うよりも、
人の命令に細かく応え、その結果を褒められることを
喜びとするような価値観がないのである。
向かないトレーニングは、ストレスを生む。
ピレを訓練に出すのなら、この犬種を熟知している
トレーナーを選ぶ必要があると思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/e4/578c9c4b3f6da2525faf3008893ec239.jpg)
( このワルそうな表情! )
私の教育係時代も迷ったり、つまづいたりの日々。
家具などを噛んではいけないことは理解するのに、
甘噛みは次第に可愛い領域を超え、強烈になっていく。
私が尊敬に値するヒトかどうか見極めようとしていたのだと思う。
甘噛みしてきたら徹底して相手にせず、
甘噛みしない時は、疲れて眠るまで色々な遊びをする。
私の場合は、この対処法が最も効果的だったように思う。
眠りから覚めるたびに少しずつ、心が近づいていくように。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/22/8dc3482dc027e80586bc6fd8f8ca11a9.jpg)
( 素晴らしい集中力でオテ! でも両手・・・笑 )
オスワリやオテ、フセ、マテ、コイなども
遊びのルールのような感覚で生後2か月で覚えたが、
今ではする理由が納得できない限り、全くしない。
生後4か月を迎える頃には甘噛みは卒業したものの、
日ごとに増す体重とエネルギーに反し、私は何キロか痩せた。
これだけは、そのままだとよかった・・・笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/fc/2fecafecb837cbf1a06fd2d4995bfc67.jpg)
幼年期はより多くの時間を一緒に遊び、
また、この時期こそ大いにランや幼稚園を活用して
犬から学ぶことも大きな効果を得ると思う。
そして、犬は成長していく。
心身の成長に合わせて、運動や遊び方を変えながら
いつまでも楽しい気持ちを共に感じる存在でありたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/d6/a3ddb868a0b56c3680736028d4df41d9.jpg)
種と個性を尊重するとき、
人と犬の関係はどこまでも奥深くなれると思う。
とりあえず、あなたの犬と思いっきり遊んでみませんか?
犬はその楽しさをあなたと感じたことをずっと覚えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0146.gif)
今日も会いに来てくれて、ありがとう!
とてもエネルギーのいることに違いないが、
甘噛みに対処しきれず訓練に出すなどという記事を見ると、
悶々としてしまうのは私だけだろうか。
甘噛みをすることで仔犬は重要な学習をする。
噛むと、どうなるか・・・
そして、遊びの延長であったり、気を引きたがったり、
強がったりしながら、こちらの力量がいかほどのものか
しっかりと見ているのだ。
これから一緒に生きて行くための信頼関係をつくる大切な第一歩。
そんなチャンスをどうして他人任せにするのだろう。
しかし、飼い主が躾の良い結果を出せない時、
プロに任せた方が将来のためになると考えることは
放置するよりはまだ良い方かもしれないが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ff/afa0dbd45617a71c64a8cd8b93bb7955.jpg)
ピレネーは、訓練が入りにくい犬種である。
彼の遥かな遺伝子は牧畜番犬、自分の判断で仕事をし、
主とは距離を置くが、絶大な信頼に応えるという形で結ばれている。
家庭犬になっても穏やかで優しい心を持つ反面、
頑固さ、呼び戻しのききづらさ、自由奔放、
脱走、放浪し保健所に保護されるなどのエピソードが伝えられるのは、
受け継がれた遺伝子を物語る性質だと思う。
そうした性質は、例えば、主の命令により獲物を回収し、
必ず主の元に戻って来るレトリバー種と対極にある。
しつけ教室でも、レトリバーは数々のコマンドに目を輝かせるが、
そんなことはピレには出来ない・・・と言うよりも、
人の命令に細かく応え、その結果を褒められることを
喜びとするような価値観がないのである。
向かないトレーニングは、ストレスを生む。
ピレを訓練に出すのなら、この犬種を熟知している
トレーナーを選ぶ必要があると思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/e4/578c9c4b3f6da2525faf3008893ec239.jpg)
( このワルそうな表情! )
私の教育係時代も迷ったり、つまづいたりの日々。
家具などを噛んではいけないことは理解するのに、
甘噛みは次第に可愛い領域を超え、強烈になっていく。
私が尊敬に値するヒトかどうか見極めようとしていたのだと思う。
甘噛みしてきたら徹底して相手にせず、
甘噛みしない時は、疲れて眠るまで色々な遊びをする。
私の場合は、この対処法が最も効果的だったように思う。
眠りから覚めるたびに少しずつ、心が近づいていくように。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/22/8dc3482dc027e80586bc6fd8f8ca11a9.jpg)
( 素晴らしい集中力でオテ! でも両手・・・笑 )
オスワリやオテ、フセ、マテ、コイなども
遊びのルールのような感覚で生後2か月で覚えたが、
今ではする理由が納得できない限り、全くしない。
生後4か月を迎える頃には甘噛みは卒業したものの、
日ごとに増す体重とエネルギーに反し、私は何キロか痩せた。
これだけは、そのままだとよかった・・・笑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/fc/2fecafecb837cbf1a06fd2d4995bfc67.jpg)
幼年期はより多くの時間を一緒に遊び、
また、この時期こそ大いにランや幼稚園を活用して
犬から学ぶことも大きな効果を得ると思う。
そして、犬は成長していく。
心身の成長に合わせて、運動や遊び方を変えながら
いつまでも楽しい気持ちを共に感じる存在でありたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/d6/a3ddb868a0b56c3680736028d4df41d9.jpg)
種と個性を尊重するとき、
人と犬の関係はどこまでも奥深くなれると思う。
とりあえず、あなたの犬と思いっきり遊んでみませんか?
犬はその楽しさをあなたと感じたことをずっと覚えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0146.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0146.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0146.gif)
今日も会いに来てくれて、ありがとう!