ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

ピレネーと雪玉

2018-02-14 | おうち
11日夜から深々と降り出した雪・・・
このまま降り続けば、明日はいったいどうなるのだろう・・・

心配しながらも、わくわくしながら眠りました。

翌朝、窓から外を眺めると・・・ええ~っ!

・・・それほどには積もっていませんでした・・・なぁ~んだ。



それでも、Zionは庭に走って行きました。
追いかけると、どんどんテンションが上がり、楽しそうに駆け回ります。



雪玉を投げると、キャッチしようと立ち上がりました。
何度も失敗しました。

今度はどうか。
わ~っ!



やった~っ! とったよ~っ!



そして、自分でもびっくりしたんだね。

雪玉が砕けて、顔は雪まみれ。

あまりの可愛さに笑ってしまいました。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




青い阿蘇

2018-02-12 | 阿蘇・久住
寒波と寒波の間から青空が見えました。
少し寒さが緩んだ9日の阿蘇は、どこまでも澄んでいました。



大観峰から望む阿蘇五岳の北側。
杵島岳、往生岳の裾野に広がる放牧地の雪景色に魅かれて、
その麓へと車を走らせました。



そこは、緑の季節は長閑な草原。
光が照らし出す冬の佇まい。



青く映る阿蘇を初めて見ました。
雪を帯びる高岳、樽尾岳と冬姿の草原が美しい。



パノラマラインを草千里に向けて走ります。



中岳火口、草千里、烏帽子岳。



Zionは匂いを見つけて、しばらく探索しましたが・・・



雪がとっても眩しかったのでしょう。
お地蔵さん顔になりました(笑)



穏やかそのものに見える火口ですが・・・
未だ閉ざされている中岳、高岳への登山ルート。



青い阿蘇の山々と佇むZion・・・
それは、いつまでも見ていたい冬の景色でした。

11日から12日にかけて、また寒波。
景色はまた、変わったんだろうな・・・


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




高齢犬に出会う時

2018-02-11 | 散歩と人
Zionは気に入らない時、トボトボと歩く。
どこをどう歩けば遠くまで行けるか・・・
Zionは常に考えていて、頭の中にはその地図、ルート、予測が展開されているらしい。
そこから外される時、ふてぶてしく抗議するのだ。

Zionも高齢と言われる年齢になった。
10才ともなればその態度にも拍車がかかり、嫌だという気持ちに威厳さえ感じる。
説得されて仕方なく歩く姿は、全ての不幸を背負ったような生気のなさを極めている。

そんな時は、とにかくZionと会話する。
こっちの道にしようよ・・・パン買いに行こうか・・・そっちは今度また行こう・・・
あそこに何かいるよ!・・・確かめに行こう・・・何だろうね!
一筋縄ではいかない心のやりとり。

そんな時、道行く人に話しかけられる。
もう、お年ですか? 人間でいうと何歳?

正直なところ、イラっとしてしまう。
それがどんなに丁寧な言葉だとしても、私には鈍感な質問にしか聞こえない。


(10才のお誕生日の記念に・・・いつもの散歩道・鴻臚館跡の芝生広場で)

散歩道、ぼつぼつと歩を進める高齢犬に出会う時、
私はジーンとするような愛おしさを感じる。

目に見える短絡的な人の目線のつまらないフィルターを外せば、
お日さまの匂いや草の匂い、ただ今を楽しむ姿に寄り添えるような気がする。
楽しむ心は、幼犬の頃から変わらないのではないか。

あなたの今が素晴らしいよ・・・
そんな風に讃えてあげたい気持ちになる。

あなたにあやかりたいよ・・・
また、会おう・・・
気づくと、癒しではなく、パワーをもらっている。

ただ、今を楽しむ気持ちに寄り添って・・・

心が伝わる時、Zionの表情がまた輝き始める。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




雪の朝

2018-02-10 | お散歩
最強の寒波に見舞われている日本列島。
6日は市内の平地でも真っ白、一時、吹雪になるほどでした。



カッパを着せられて、テンション急降下のZion。
雪に向かって、悶々と歩きます。



近くの公園でビーグルのはなちゃんに出会うと、
少しテンションが上がりました。



追いかけっこだ~っ!



待て~~っ!



今度は、はなちゃんの飼い主さんに遊ぼ~っ!



ぼくを追いかけて~っとばかりに、逃げてみます。



追いかけてくれないので、しつこく、遊ぼ~っ!



段々とテンションが上がってきて、
追いかけられていると思って、逃げている・・・
あほなZionなのでした(笑)。

北風ぴゅーぴゅー。

・・・もう、みんな、帰ったよ。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




散歩足りなかった?

2018-02-08 | 今日のわんこ
今日のわんこは、部屋で遊んでいるシオンたん。
10才2か月。

誰だ~っ!
また暴れているのは~っ!



ぼくで~す。
ボール遊びしてま~す。

部屋の中、めちゃくちゃなんですけど。
今日の散歩、足りなかったのかなぁ・・・


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




街の散歩の楽しみ方

2018-02-07 | 散歩と人
おたふくの口の中をくぐって神社に入る人、人、人。

寒さ厳しい節分祭、初めて櫛田神社の豆まきに行ってみた。

その間、Zionは主人と近くを散歩することになっていたので、
私は意を決して人混みの中に紛れ込んだ。



ご利益にあずかろうとする人々で埋め尽くされる境内。
福をつかもうとする人々に降り注がれる福豆。
人の波にへこたれそうになる季節の風物詩。

やっと外に出て、主人とZionを見つけると、
Zionは散歩どころか、私の姿が見えなくなった場所から動こうとせず、
50分近くの間ずっと待っていたのだそうだ。

ちゃんと言い聞かせておけばよかった・・・ごめん、ごめん。
Zionは嬉しそうに歩き始めた。



赤煉瓦文化館の前を歩いていると、1階の素敵な扉の中から人の視線。
ずっと、ずっと、こちらを見ている人がいる。



道路を渡ると、Zionは自ら扉に向かって歩いた。
扉が開いて、笑顔、笑顔、笑顔。

Zionは、窓やガラス戸から中を覗くのが好きだ。
おそらく小さな頃から、このような経験が楽しい事として記憶されているのだろう。
しかし、だからと言って、愛想はないのである(笑)。



街の一角、どこか落ち着く散歩道。



凍るような北風、今はあまり人が来ないことがラッキーな屋上ガーデン。
また、ここで少し遊んだ。





この後、Zionは貴賓館カフェの重厚な入口の前で立ち止まった。
動かないと言ったら、動かない。

ここには入れないと言い聞かせていると、中から人が出て来て、
声をかけられたり、写真を撮られたり・・・

ふと、思う・・・Zionは人の笑顔が大好きなんだろうな。

建物やお店の中に入ろうとしたり、ドアから中を覗いたり・・・
それは、街での散歩のZionなりの楽しみ方らしい。



約2時間歩いて、また櫛田神社に戻ると、豆まきが終わり人が少なくなっていた。
Zionもおたふくの中をくぐらせてもらった。

大きな口を開けて笑うおたふくから出て来たZion。

みんな、みんな、福が訪れますように。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!