ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

2頭のピレさん

2015-03-26 | お散歩
晴れているはずなのに、朝から灰色に霞む空。
もしかして、PM2.5 ・・・

そんな日曜日の海の中道海浜公園。
霞を押し流すように、少し肌寒く吹く春の風。

あれ、向こうから2頭のピレさんが来たよ!



遠くからでも目立つおふたりさんは、竜之介くんと飛鳥ちゃんでした。



Zionに飛び込む飛鳥ちゃん。
楽しそうに何度も何度も、はしゃいでくれました。



いい表情だね。
ハイテンションな挨拶ありがとうね。



Zionは相変わらず、放浪を楽しみます。
動物の森をチェックしたら、あとは気の向くまま。
今日はどこまで行くのやら。



長閑な芝生がお昼寝しませんかと誘って来ました。
Zionもゴロンしました。
でも、3分ともちません。



すぐに立って歩き出そうとするZion。
ほら、行くよ~っと言っています。



お散歩も3時間半を過ぎた頃、園内放送で注意がありました。
・・・PM2.5の値が70μgを示しました・・・

基準値35μgの倍!それをきっかけに帰りましたが、
家で大気汚染情報を見ると、同じ時間帯に市内の各地で
何と150μg前後を記録していました。

風が流れていた海の中道にいたことは、
むしろ良い選択だったと思いました。

お友だちにも会えて、幸運な日でした。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




黒島天主堂

2015-03-22 | 教会
長崎県佐世保市から平戸市にかけて
海岸線沿いに浮かぶ208もの島々・・・総称、九十九島。
その最大の島、黒島を訪れた(3月21日)。



黒島へは佐世保市相浦港からフェリーが出ている。
何人ものシスターとともに始発便に乗り、50分。
黒島港から30分ほど歩くと見えて来る。



黒島天主堂。
1878(明治11)年に赴任したペルー神父による木造の教会に替わり、
マルマン神父による現在の煉瓦造りの教会が竣工したのは、
1902(明治35)年。



最初に下五島に赴任したマルマン神父は、
貧困の犠牲となる子どもの養育事業などに尽くし、
伊王島、奄美大島、琉球を経て、1897(明治30)年、黒島に赴任した。

黒島天主堂建設の寄付金を集めるために一時フランスへ帰国するが、
1912(大正元)年に没するまで黒島で過ごし、人々に尽くした。



黒島のキリシタンの歴史は、
江戸時代後期、徳川幕府の禁教政策による弾圧を逃れ、
外海地方などから移住して来た信徒が集落をつくったことに始まる。



1865(元治2)年3月に浦上の信徒が大浦天主堂で信仰を明らかにした
「信徒発見」から2か月後には、黒島の信徒代表も大浦天主堂を訪ねている。



三層構造の内部空間は、細部まで手が込んでいる。
リブヴォールト(こうもり天井)の木目は、
安価な板材にひとつひとつ描かれたもの。

祭壇の床に敷き詰められた有田焼のタイル。
マルマン神父の手彫りの装飾が施された説教台。
クリアストリー(高窓)から差し込んで来る光。

美しいだけでなく、とても優しい。



帰りのフェリー。
親しみを感じる朝と同じ顔ぶれ。
Zionはまた50分間、立ったまま、海を見ていた。



さようなら、黒島。

世界遺産に登録されたら、こんな風にのんびりと
Zionと一緒に来れないだろうなぁ。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




美しい鳥猟犬 2

2015-03-16 | お散歩
Zionって・・・
どれだけ広範囲を歩き回ったら気が済むのだろう。

見回りたい気持ちが本当に強い。
放っておける環境にあったとしら、12時間は帰って来ないな。

さあ、今日も旅する気分で散歩に出かけよう!
わくわくに会いに行こう!
私もZionの心に波長を合わせるように家を飛び出す。



ある日の杜の湖畔公園。



においを追いながら、気の向くままに歩くひととき。



和やかな陽ざしにとけ込むような背中を見ると、
私にも喜びが満ちて来る。



時々、優しい眼差しで遠くを見つめる。
表情が変わり、見据える時は要注意・・・

・・・と思ったら、久しぶりの友が!
カメラを持って来ていてよかった!



ラージ・ミュンスターレンダーのたまきくんと
妹のいろはちゃん。



この日のわくわくに出会え、嬉しくて一緒にお散歩した。



みんなで仲良く並ぶ写真を試みるが、
Zionが乱して全く撮れず、三者三様。



Zionが寄り道していると、待ってくれるたまきくん。
一緒に歩むパーティとして意識してくれている。
そんなたまちゃんといろはちゃんの魅力で
わが道を行くZionも何とかまとまることが出来た。



コマンドが速攻入るたまちゃんとコマンドを聞く気のないZion。
その違いに笑ってしまうけれど、友情が育つといいな。
鳥猟犬と牧畜番犬。



散歩を終えて帰ろうとすると、Zionはまだ歩きたいと言った。
もう一回り散歩をしても、まだ帰らない。
公園に来る前にも海沿いでかなり歩いたのに、
尽きない放浪欲には驚かされる。

そして、また明日を静かに待っている。
無言の表現で催促しながら・・・
静かに待っている。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




スムージーごはん

2015-03-07 | ごはん
1年ほど前から色々と作っては試し、ここ数か月、
安定して美味しく、素早く作れるようになった
スムージーの犬ごはん。



スムージーの材料は小松菜、キャベツ、ハーブなどの葉物野菜、
ブロッコリー、りんご、芋、海藻、きのこ、豆乳、肉の煮汁など。
出来上がりで3カップ以上あるので、多めです。



かたまり肉の表面をさっと焼き、
ほろほろに煮てスムージーと合わせます。
実際に食べる時は、ステンレスの食器で混ぜ合わせるため、
何が何だか分からない代物になります(笑)。



仕上げに、フラックスオイル(亜麻仁油)、
塩分の少ないエメンタールチーズを少量おろして加え、
野菜の種類が足りない時は、酵素をプラスします。



スタミナのあるタフな体を支えたこれまでのごはん。
その体をこれからも維持していくためには、
さらに消化吸収を向上させる腸内環境を整え、
免疫力を高める必要があると思いました。

今のところのはっきりとした効果としては、
お腹の調子が以前よりもより安定したこと。
積み重ねれば、大きな成果となることを期待しています。

いかに必要な栄養素を吸収出来るか。
人と同じように重要な課題ですね。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




光の中も雨の中も

2015-03-03 | おうち
冷たい風を暖めるほどではないけれど、
やわらかな陽ざしが降り注ぐ朝。
まだまだ冬仕様の寂しい庭に蕾をいっぱい上げてきました。
少しずつ違う色、違う模様のヘレボラス・オリエンタリス。
通称クリスマスローズ。






これから宿根草が次々に芽を出して来ます。
植物が眠りから覚める時のエネルギー、生命の力強さ。
その美しさとたくましさを少し分けてもらいましょう。



散歩道にも生命の息吹を感じます。
お城の梅園は、春の霞のように・・・



大濠公園の水面は、温かな光を集めて・・・



散歩から戻ると、小さな蕾がまた少し開いていました。
鉢植えのシラー・ペルヴィアーナ。



毎日、毎日・・・
まだ散歩したかったとふくれながら、ゴロンするZion。
そのうち、気持ちよさそうに夢の中で旅しています。



天気が変わりやすいですね。
あんなに光に溢れていたのに、また雨。

雨の日のパトロールは手抜きしようよ。
・・・と誘っても、やる気満々。

そうだね、雨の日も大切な一日。
精一杯、楽しもう。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!