ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

大雨の影響

2018-07-09 | おうち
4日の夜から7日にかけて降り続いた凄まじいほどの大雨。

広域にわたる記録的豪雨災害、急がれる人命救助が明らかになるほどに、
自然の猛威の容赦のない力に震撼させられるばかりです。

こちらは、被害はありませんでした。
Zionもおおむね元気です。
・・・と言うのは、少しお腹をこわしたようです。

台風7号が来る前からの蒸し暑さと暴風雨、そしてこの大雨で
満足な散歩が出来ていなかったストレスからか・・・
運動量の割に食べ過ぎたのか・・・
おそらく両方、消化器官に影響したと思われます。

お腹が痛いのでしょうか・・・あまり、眠ろうとしません。
薬を飲ませて、撫でてあげると気持ちよさそうに眠り、
手を休めると、頭を上げて私の顔をじっと見るのでした。

ふと肉球を見ると、かさついていました。
足先は敏感なため、あまり触らせてくれません。
いつも狼爪のカット、毛のカットを何とか終えると、
肉球マッサージは後回しになったり、いい加減で終わったり。
お腹が癒えたら、肉球の手入れですよ。



ここ数年、雨の降り方が変わってきているのを感じます。
こちらは、予報より10日早く梅雨明けしましたが、
また豪雨に見舞われるかもしれません。
地震も日本中、どこででも起こり得るし、
今日は2時40分と4時前の震度2の地震で目が覚めました。

Zionを連れての避難をシミュレーションしながら、
困難を強い気持ちで乗り越える覚悟を
現実的なものにしておかなければと思う日々です。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




薔薇と虫たち

2018-07-03 | 庭・花
八重咲きのエキナセアを撮ろうとしたら、
今年もカマキリの赤ちゃんを見つけました。
この庭に暮らし、成長していく姿に出会うことが
庭仕事の楽しみの一つになっています。



庭には、困りものの虫たちもたくさんいます。
例えばチュウレンジバチ、バラゾウムシなどには、
被害にあってもバラに大きなダメージを与えるほどではないし、
大量発生でない限り、やられちゃったわ~で済ませていますが、
コガネムシには目を光らせています。



フルーツ香でいっぱいの5月のストロベリー・ヒル。
6月下旬、マメコガネが飛来し、花に潜っていました。
マメコガネは花粉だけでなく、花びらも食べて台無しにしてしまいます。



そして、幼虫は根を食べ、植物に深刻なダメージを与えたり、枯らしたり・・・
その食性には共存という本能のようなものが感じられません。

植物に使用する薬剤は、オルトランDX粒剤とベニカXファインスプレー。
これだけでも、コガネ幼虫をはじめ深刻な被害からかなり救われています。



優しく佇むウォラトン・オールド・ホール(5月)。

バラの花粉を食べる虫には、ハナムグリもいます。
葉っぱを食べるコガネムシによく似ていますが、
ハナムグリは花粉や樹液を食べ、幼虫は腐葉土などを食べます。



ハナムグリは、つやのない緑色や銅色に白い点の模様があるもの、
緑の金属色のものなど数種類いるようですが、
体型はコガネムシより角ばっていて、背中の羽の付け根が二等辺三角形。
カナブンもハナムグリの仲間でよく似ています。
似ていても、それぞれが違うことを認めてあげたい。



可愛らしいハーロウ・カー(5月)。

昆虫には全く詳しくありませんが、観察は好きな方で、
庭仕事をしながら、無意識に虫の動きを追ったりしてしまいます。
そのうち、Zionが出て来てかき回し、庭仕事はなかなか終わらない・・・(笑)。



プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント(5月)。
温かみのある色合いと香りが魅力。

庭の木やバラや草花がいつも健やかであってほしいと思いますが、
特に大きな害を及ぼさない虫たちの楽園でもあってほしく、
おおらかな庭が私は好きです。



ジ・オルブライトン・ランブラー(5月)。
条件の良くない場所での植栽だったので、4年目にしてやっと樹勢が出てきました。



四季咲き性、小さいのに整ったカップ型の花とやわらかな色に魅かれて。



アラン・ティッチマーシュ(5月)。
たくさんの花弁とオールドローズ香にうっとり。



ロンサールと絡むナエマ(5月)。
枝先にしか花がつかないので、短く剪定してブッシュにするのですが、
何故か、いつもツルになってしまいます。
この冬は、さらにもっともっと短くしてみましょう。



ウィズレーは、6月も一番花のよう・・・



ステムが細くて咲くと重みでうつむき、とげも多く扱いにくさはありますが、
開花の連続性、美しさ、香りは魅力的。



ブラザー・カドフィール(5月)。
とても力強い枝なので、ブッシュ仕立てにしていましたが・・・
去年からやっぱり、ツルになってしまいました。



玄関先で、深いオールドローズ香にふと立ち止まります。



とても活力のあるオーラを浴びると、
一日、パワフルに働けそう。



繊細で、まるで妖精のようなウィリアム・モリス(5月)。

その香りで心を洗ってみたい・・・(涙)



雨が降る時以外は閉じているガーデンパラソルを開いてみました。
日除けではなく、防水スプレーを施して雨除けのために使っています。
直径は270センチで、デッキ全体はカバー出来ませんが、
鉢植えはこの季節にありがちな雨による被害から免れています。

梅雨空は重くて、気だるい鉛色。

バラに付いたカイガラムシをこすり落としていると、
7月の眩しさが一瞬だけ、通り過ぎて行きました。

そして、強風、また雨、大雨・・・

今度は、南から台風が!

そんな~っ!


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!