ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

草原の山

2015-05-18 | 高原・山
T邸の庭デザインに伴う外構工事のチェックと
S邸の花植えのため、広島市を訪れました。

Zionには3時間ほど待ってもらうことになるので、
おとなしくお昼寝出来るよう、朝、県北の深入山に寄りました。



雪の深入山には何度か登っていますが、新緑は初めて。
気温は13℃、風はひんやり、いい感じ。
Zion用の水4リットルをザックに入れ、人の少ない東登山口から出発、
頂上まで1.4キロのハイキングです。



4月の山焼きが中止されていたので、
山はどんな状態なのか心配でしたが、とても美しく、
登山道もきれいに整備されていました。



頂上では、西中国山地の山々は霞みに覆われていました。
少し下りたところの岩の上から。



下りは、南登山口を目指して草尾根コースを歩きます。
風は涼やかなのに、陽ざしが降り注いで暑くなってきました。
解放感が広がるこの場所が好きです。



リードが見えなくて旅人のようなZion。

穏やかな道のその先は・・・
急な傾斜の登山道が続いています。

1,153メートル、緩やかな草原の山を侮ることなかれ、
このコースの上りはなかなか大変、雪の時でも汗が出ました。
下りはまだ楽ですが、油断すると転げ落ちそうでした。



Zionが美味しそうに残りの水を飲み干します。
麓の木陰は、上着を脱ぐと肌寒いほどの風が吹き、
いつまでも休んでいたいほどでした。



新緑が美しい深入山。
草原の山を守る人々にも敬意と感謝。

マダニはいないのか、Zionに付着してくることもなく、
その意味でも気持ちのよい山でした。

そして、仕事中のこと。
Zionを涼しい車の中で待たせると、不満モード全開。
買い物の時など、ひとりで待つことは出来るのに、
みんながそばで何かしている時に自分だけ閉じ込められるのが大嫌い。
こちらを見ながら、何度もクラクションを鳴らすのでした。

ブッブ~ ブッブ~

そう言えば、小さな頃からそうだった・・・


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




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