あまりにスピーディに進みすぎるきらいはあるが、せっかちなのか読みやすかった。
東大卒メガバンク勤務の主人公田代が、定年を迎えた日から始まる。
彼は施しのような延長を望まなかった、、、
退屈な日々。
試しに入会した講座。
けれどどこかで自分は他人とは違うというプライド。
まぁ東大卒、メガバンクとくれば、そうだろう。
私とは違い過ぎて話にならない。
ところが、そう言いたくならないのよ。
後書きで内館さんが書いている。
「還暦を迎えた同窓会でふと気づいたのである。
若い頃に秀才であろうとなかろうと、美人であろうとなからうと、一流企業に勤務しようとしまいと、人間の着地点って大差ないのね、、、と」
さて戻って田代の着地点は?
ジェットコースターのような日々が訪れるのである。
タイトルは終わった人だけど「終わらない人」としても良いような。
もっとも彼は2度も施しのような再雇用を経験しとるけどね。
まずは読んでみるけん。
明日でも「護られなかった、、、」を書くつもり。
地元図書館には、妻の就活なかったのよ。大分市に行くしかないかな。
「読みたい本リスト」に入れといて機会があったら読んでみますね。
ここの図書館は県内のいくつかの図書館と連携していてね。
米子になくても他の図書館に有れば取り寄せてもらえるの。
いや、無理だったような。
同じ市内なら(3館あるけど、小さい)OKなんだけど。
ダメ元で聞いてみるね。
読んだところほぼ原作通りのような気がします。
言葉足らずはネタバレしないようにと言うことで許されて😅