すべてギフト

「世界は、ギブ、とギフトで成り立っている。」

これは、私がモンロー研で得た、もっとも重要なメッセージだったのですが。
それを、今回は名古屋の地でも聞き、そして現実世界で体感すると言う機会に恵まれました。

モンロー研では「ゲートウェイヴォエッジ」に参加した際、サイレントセッションで外で自然と繋がっていた時に感じたメッセージで。
木や植物、動物たちも奪い合う、競い合っているのではなくて。
与え合い、そして循環させることで成り立っている、そんな世界が今の現実の世界。
そういう事をうけとりまして。

自然はそうやって存在しているのなら、人間もそれができる世界になれるな。

と実感したというか、確信した事だったのですが。
詳しくは「モンロー研わくわくドキドキ体験記」を読んで下ればそこに至る経緯も分かりますが。

まあ、それを一年前に体験して。
そして、今回。

まあ、同じメッセージは身近に何度も現れてくるものですね。

で、今回は名古屋で「グリッドワーク」、全４回のワーク第一回を行うために向かいまして。
いつものフジドリームエアラインで飛びました。

今回、ネガティブになりそうな体験と、ラッキー体験が相互に押し寄せてくるという事がありまして。

最初に車で送ってもらう時に、前にやたら遅いトラックが来て。「急いでいるのに、なんでこんなん前に来るかな。」と言うのがありました。
そして、空港でも前は追加料金など取られたこと無かったのに。
「荷物が規定重量を越えているので。一キロ６００円で追加になります。」
と言われて。５キロオーバーで３０００円。
「なんじゃそりゃ。」的な感じですよね。安いチケットの意味無いやん。
とちょっと突っ込み入れつつ、まあ、でも今後はそうならないようにすればいいか。
と思って３０００円払って。
ライアーと機材混みこみで２５キロになってました。
帰りは手荷物にＰＣなどの重い奴移し替えていかねば、と言う感じで。

そして、乗り場に移動すると、席が一杯で座れず。
うーむ、なんで今日はこんなにたくさんかな。

と思いつつ、窓際にちょうどこれから乗る飛行機が見えるところにベンチがあったのでそこに座っていたら。
自分の荷物が飛行機に積み込まれる瞬間を見る事ができて。
「これはいいタイミングだ」と喜んで。
３０００円の分もこれでチャラか。と思って先ほどの損した気本が相殺されて。
そして、実際に乗りこむ時には「機材の不調で」とFDAのチケット読みとり装置が壊れたみたいで、手書きでメモしていたのでちょっと乗り込みに時間かかったり。
なんで、壊れるかね。
という感じ。

まあ、ここまででネガティブに受け取ってしまうと。
「これから、名古屋で行われる事、やる事が順調に行かない、という外応？」
と捉えてしまいますが。
私的にはあのタイミングで自分の荷物が乗る瞬間を捉えられたので。
「ま、タイミング悪い事あっても最終的には良いタイミングで物事はこぶんだろうな。」
と思いながら飛行機に乗って。
そしたら風がつよくて、初めて結構揺れましたね。
そして名古屋へ。セントレアでなくて小牧のほうですね。

そこに出迎えに来ていただいたのは、いつも名古屋でコーディネートして下さる方でなくて。
おや？と思っていると、その方と食事をしている時に、「まだ東京」という連絡が。
夕方に駅で合流すると言う事になり、私達は「初めて名古屋初日に何も予定の無い日が」できたので。ちょっと観光する事に。
その前に、名古屋でフェアトレードの大会？があっていて。フェアトレード、というのは熊本でも良く聞く名前でしたので理解してましたが。
それが行われているのは全く知らずに名古屋入りしておりましたので、街中でいくつもライブが行われて居たり、お店が並んでいたりと。なんだか、初めてちゃんと名古屋を見ている。気がしました。いつも自動車移動が多いので。こんなふうに歩きながら移動して見て回るのはあまりして無かったですもので。

で、フェアトレードの運営されているスタッフの方、その方と私を会わせたい、という事をお迎えに来ていただいた方が言われていて。
そのままメインのイベント会場の方へ。
そこではちょうどライブが行われる直前で。お忙しいなか、ちょっとお話する事も出来まして。イベントとか人と人をつなぎ合わせる仕事をしている方で。
その話の中で、私と同行している方が、グリッドワーク後に名古屋でユースト放送するから、来れない？という話をされていて。
翌日のユーストは行ってみたいけど打ち合わせがあるから、それが終わったら行くかも
という話をしたりしておりました。
私としては、まあ、本当に顔合わせ的な感じでした。

そして、その後すぐにアコースティックな演奏。バイオリン、ギター、アコーディオンで演奏される世界観は素晴らしい感じでしたね。ジプシー的な雰囲気で、という事を言われていましたがまさにそんな感じで。

西洋の街中で、昔この３人は演奏していたのだろうな、という風景が目の前に浮かんできて。そういうのも面白かったですね。
やはり、生演奏はいいですねぇ。
その後、名古屋のテレビ塔の登って。景色をながめて、フェアトレードのテントで景品もらえるクイズやっていたので、ちょっと参加したら。
名古屋の干潟についての質問でしたので「熊本人が分かるんか？」と内心思いつつやったら案の定、不合格的な感じで。

とりあえずボールペンもらってきましたかね。

その後は東京から戻ってきた方と、仙台から来た方と合流してアーティストが集まるイベントが名古屋で有ると言うので、そちらに移動したら。まず、店を間違えて。
そして、時間までになんとか到着したら。
会場の人に「そのイベントキャンセルになってますよ」とあっさり言われて。
「ええ、聞いてないよ」的な感じ。

普通ならば、これで「なんか運悪いな」
となるのでしょうが。「じゃあ、せっかくなんでメイドカフェに行きますか。」という話になって、そちらに行く事に。
ある意味切り替えが早いのと、今を生きるを実践している感じでもありますが。
ご一緒している方々は、秋葉のメイドカフェで「萌え萌え」とかやられたらしので。
私にもそれを体験してもらおうと言う感じだったのですが。

向かった先は「正統派メイドカフェ」という「英国メイド協会」とかそういうとことも関係があるとか書いてあるところでした。
なので、「お帰りなさいませ、ご主人様」からスタートして、丈の長いスカートに、クラシックなメイドスタイルで。
丁寧な対応、と、まあ、そんあ感じで、ゲームとか萌え、とかそういうのは有りませんでした。
ある意味「ちょっと安心」したところですが。
いきなりハードル高いと困りますからね。

ま、でも。要は「メイドがうろうろしている普通の喫茶店」なので。
商品の値段もそう高く無いし。写真撮ったりするサービスも、「ポイント４０点貯めたら、ツーショットが撮れる」というちょっと固い感じのものでして。
意外と「普通の人でも安心」なところでしたね。
後になると外国人の方々が入ってきておりましたが。
一応、日本に来たらメイドカフェなんでしょうか？

そこで「香港コーヒー」という謎のドリンクを頂いて。特定の商品を頼むと、メイドさんのブロマイド的なものがもらえるというので、「ブログネタ」と「資料」としてとりあえずもらいまして。この間のブログ写真になっておるわけですね。

ガイドさんでメイドさんも結構出てくるので、イラストの参考になるのでメイドさんの仕草を眺めてましたけどね。

お会計の時には「スタンプカード作りますか？」と聞かれたので、脳裏を「ブログネタ」というキーワードが浮かんだので「はい」と答えて作ってはみましけど。
まあ、そんなにココ目的には名古屋に行かないのでポイント４０も溜まる事は無いでしょう。「ちょっと静かなところにお茶でも」という方には良いところかもしれませんね。
メイドマニア、そうでない、に関わらず。
個人的に「調度品が今一つ」な感じで。
いっそ、九州の山奥に本格洋館作って。そこに本物のメイドと執事置いて。本気でそういう旅館作ったら面白そうだな「黒猫館」とか名前つけると、そういうマニアな人来るかな。
とか思ったりしましたけど。経営成り立たないでしょうね。
という妄想をしていたくらい、普通に過ごしたメイド喫茶初体験でしたが。
「次は、『萌え萌え』とかあるところに案内しますよ」
と言われてしまいましたので、来月の名古屋もメイド喫茶になるのかもしれませんが。
新しい経験を積むと、それだけ意識が軽くなるのは有りますので。まあいろいろと体験していくのも有りですね。

その後「矢場とん」に行くと、思いのほか並んでいなかったので、割と短い時間ですんなり入れて。でカツを食べて、一日目は終了。

タイミングの良いと思える出来事と、悪い、と思える出来事が双方混在しまくっている感じの一日でしたね。
ある意味「予定していた事が実行できてないので、がっかり」と捉えるのか。
「意外と初めての体験が多くて面白かった」と捉えていくのか。
それでモチベーションもかなり変化するような気はします。

そして、翌日。
朝からいろいろとあって、会場入りもギリギリになって。
とはいえなんとかグリッドワークは通常に行えまして、東京の時と同じような感じで無事に終了。

その内容はまた後日書きますね。グリッドワークについてと言う感じで。

そして、ワーク後に「まるの日名古屋」でユーストリーム放送をする事になって。
その場所となっている部屋へ移動。
そこは、名古屋で活動している女装バンド『OKM5/5』のメインボーカルの方をゲストにお迎えしての、放送、となる予定でして。

OKM5/5のPVはこちらユーチューブで見られますよ。

http://www.youtube.com/watch?v=bTWuVBvZbXI

で、部屋に入るとすぐにOKMメンバーは女装開始。私はまだその時は「いやー、どのポジションで入った方がいいのかな。」と自分の今回の立ち位置を探っておりまして。
取りあえすネット環境のチェックしてからにしよう。
と思っていたら。
なんとマックブックが、ユーストリームだけ配信できないようになってしまっていたのです。1時間以上前に入って、それをずーっとやったりしておりましたが復帰せず。
今回はすでにある機材を使って、と思っていたのでバックアップが無くて。
最悪iphoneか。という状況になったところ。

先日にご紹介していただいた方がフラッと（この方もOKMメンバー）「ちょっと時間空いたから来てみました」と来られて。
その方の持っていたマックブックからつないでみると、あっさりつながり配信可能に。
まさに「神が来た」という状況。
そのままマックブック置いてすぐに打ち合わせあるから、と去っていかれまして。
昨日、もしも顔合わせてきて無かったら、このタイミングでの登場は有り得なかったので。

すべてはつながっている。
とまた実感しまして。
郷に行っては郷に従え、という言葉もあるし。すべてはタイミングならば、この状況で女装してみるのも有りか。
となって、そっから私は20分くらいで仕上げられまして。で、あの状態です。

見たくない人は見ない方が良いかもですが。
でも、化粧して、つけまつげして。といろいろやっていると、『女性は凄い』と実感させていただきました。
こんな不便なものを身につけて。ある意味「苦行」と呼べそうなくらいの事を日常にしていて。
それで仕事、家事、育児、とその上ネイルとかまで気を使っていたとしたら。
やっぱり女性は凄いな。
と素直に感心しました。

でも、化粧をする気持ちも良く分かりまして。表面が変わると、確かに意識も変化していくのですよね。
その状態を一度体験すると、女性がなぜ化粧をするのか、と言う事の片鱗を理解する事ができましたし。女装している男性の気持ちも分かるようになりました。
なんでも体験はしてみるものですね。

ユーストのテーマは意識の解放、って事で。それを実感した事は貴重でしたね。

人を楽しく、世界をみんなが楽しく過ごせるようにするには。
まずもっとも身近な、「自分」が楽しむ事をやっていく事。
それは今までの意識とは違うところにある新しい「自分」を発見したり。
「面白そう」と思う事をやってみたりすることで。
あまり難しい事、先々の不安を考えるよりも、「今自分にできる、最高の事はなんかな」と思って体験を得て行けると、最終的には「良い事」を体験して行けるような気がしました。

今回、そういう「受け取り方によってはネガティブになる」出来事が連発していても。
なぜか「いいタイミング」でなにかが起こって、そして最終的には目標としていた以上の何かを得て体験できている。

ユースト後に、居酒屋で食事をしながら話をしていて（もう化粧は落としてますよ）。
そこで、イベント中にあるアクシデントが起こった時の話をされていて。
その時、普通ならば「最悪な」出来事になるところを。「世の中の出来事はすべてギフトだから」とOKMリーダがそう言って、そして、それが最高のパフォーマンスになった。
と言う話を聞いて。
「この考え方、そうだ、一年前に自分も感じていたはずなのに。」
と思いださせていただきまして。
今回の、いろいろな出来事。ここには書いてませんが、結構ハラハラなでき事も多数ありましたが。
それを体験して、女装もして。神的なタイミングで登場する人も居て。
そして、最後にこの言葉を聞いて。

この言葉をちゃんと感じるために、今回のアップダウンな体験の連続があったのだな。
と感じたところでした。

そして、もう一人の方が、新しく事務所を立ち上げる話しをしていて。なんで、そんなにいろいろできるの？と誰かが聞くと
「成功する事を信じているから、なんでもやれる」
と言う事を言われるのですよね。
そうか、この考え方。これも必要だ。

と思った次第。これを、普通に来て、普通にセミナーやって。
その後に打ち上げにこの2つの言葉を聞いても「ふうーん」で終わったかもしれませんが。
たった2日の間に体験した事の、すべての意味合いがこの2つのワードに込められているのを感じた時。
「今回のこの流れは、自分のありようを思い出させてくれるために用意された。ガイド達からのギフトだったんだな。」と思った次第です。

ガイドからそういうギフトを送られたら、私もその分ギフトを多くの方に送らないといけないので。
私にできる事、と言えば発信する事くらいしかないので、まあ、いろいろと感じた事を書かせていただいております。

人がやっている事にはすべて意味があって。
それをくみ取る事が出来ないと、その人を理解できなくて。受け入れられないから相手の方の事を批判したりしてしまって。

でも、すべてに意味がある、と自分で体験し、それを受け入れていけると。
人のしている事に対して、自分が寄りそっていける。それを今回は強く感じました。
ユーストの中でも女装して真面目に話をしてますが。
恰好を変えることで、女性の、ある一面に今まで寄りそえないで居た自分が解放されて。
より、多くの人の「存在する意味」を体験できたのはとても良い事でした。
今後、私が女装するかどうかはわかりませんが（笑）。
そういう事をやって、楽しい世界を目標に活動されている方々も居て。
私は、精神世界的な方向から、そういう「皆が楽しく暮らせる世界」を行えるような、意識の解放的な事をより進めていければ、と思いました。

その基本は
「成功しかしない」気持ちと「世の中に起こる出来事はすべてギフト」だと言う気持ち。
それを体と意識にしみこませてもらった名古屋紀行でしたね。

人間は、体験、としてした事と、「聞いた」事であれば、体験した事の方が体と意識に強く刻み込まれていきます。
それをもっと積み重ねて行きたいものですね。

人を楽しくするには、自分が楽しくないといけないし。
人を支えるには、自分が支えられるくらいの強さを持ってないといけないし。

体験を重ねると、その強さ、がしなやかに、それでいて粘り強くなるかな、と思います。
日本刀は鋼を折り重ねて何度も叩く事で粘りとしなやかさと、キレ味を作りだしてますが。
体験、とはこの何度も折り重ねられて叩かれる事、に似ている気はします。