今日は、夜神楽があるというので、毎度おなじみ。
私のお気に入りのヒーリングスポット、南阿蘇にある八坂神社へ行ってまいりました。
ここは人気(「ひとけ」、と読んでください)がなくて、神気の満ちているところなので。
空気感が良いのですよね。
ま、しかし。通常から人があまり出入りしている感じではないので。
今回神楽をやるといっても、10人くらいしか集まっていない感じ。そもそもあまり人を集めていない感じします。
我が家の場合は友人のところから教えてもらったのと、神主さんのところからお電話もいただきましたもので。
夕方スタートというので、子供を迎えに行ってからさっそく向かう事に。
実はそれまで、すさまじい雨で。
こんなんで神楽あるんかね?
と思っていたら、急に、まさに神楽が始まる1時間前くらいに雨がパッタリと止んで。
晴れ間も現れ出したのです。
さすが、竜神のいる土地。ちゃんと行うべき時には天候も変化するもんですねぇ。
到着するとさっそく始まるところ。
そこでは太鼓と鐘と、笛の音が響いています。
神社の中では、神楽を踊る人々。
もう10年以上踊られている方々なのだとか。
同じようなリズムの繰り返しと、同じような踊り。
しかし、そこにはストーリーが隠されていて。
その踊りを見て、聞いて、感じることで何かを得ていく感覚。
音楽の原初の風景を見ているようで、なんとも心地よい感じです。
だいたい、こういう単純なのは子供が嫌いそうなのですが、意外とちゃんとたのしそうに聞いてまして。
そして、その踊りとリズムを聞いていると、「これはパフュームに通じるものがある。」と勝手に思ってました。
日本人は、やはりマイケルジャクソン的なものではなくて。神楽のリズム的なものがそこにあるのかもしれんなあ、なんて思いつつ。
リズムと踊りと。その繰り返しなのになぜか心地よい感覚。
それに、場の空気もいいので、
実は神楽を見るまでは「ちょっと眠いし。適当に見て帰ろう。」とか思っていたのですが。
実際に見だすと最後まで見てしまわないと気が済まないようになってきまして。
戦前は一晩中やっていたそうですが、最近は2時間~3時間くらいで終わるそうです。
まあでも、ライブを見に来ている感じでしたね。
剣の舞とかもありましたし
タジカラオの扮装で、オーディエンスとのやり取りもあったりして。
まさにライブ。
この感覚はスタ☆レビのライブを見に行っても感じる感覚であり、初音ミクのライブ映像を見ても感じるものであり。
ライブのエナジー的なものを小さな神社でも感じておりました。
神降ろしの舞いでは、力強くなるにつれて風が強く吹いたり。
外の天候も神楽に合わせて変化して、まさに「神楽」という感じでしたね。
神楽が終わった時、神社の上空だけがぽっかりと雲が晴れて、星も見えてましたし。
観光用の神楽ではなくて、「これが本当の神楽かぁ。」と思った次第。
良い体験しました。
で、家に帰ってから、「初音ミク39ライブ」のDVD(奮発してブルーレイです)を入手したので、それ見て。
「あ、同じパッションがここにある。」
と思った次第。
ユーチューブなどでも動画は見れるのですが。
このライブを作った人々の努力と情熱。そして観客の熱いエナジーに感動して。
「これは、タダ見しては製作者の方に申し訳ない。」
と思って購入。
まあ、でかい画面で見てみたかった、というのがあるんですが。
私はボーカロイドは特に可も無く不可も無く。それなりに割り切って使えはそれは力を発揮するし。
その特徴を生かせば、それは新しい存在を生み出し得るとは思ってますが。
作曲するわけでないので、いままで手を出しておりません。
しかし、このライブを見て。
80年代~90年代で「バーチャルアイドル」というものの幻想を抱いていた諸氏にとっては、これは「新しい時代の予感」を感じさせるもので。
なんとなく、時代の変化を象徴するライブだな。と思い購入って感じですかね。
初音ミクが好きなわけではありません。巡音ルカは好きですが。
って内容と関係ないですが。
まあ、最近そういう「買わねば」と思うものは買うようにしております。
直感ですよ。
あとは財布との相談ですけど。
あと、次元の違う存在の接触、コンタクト、それらが互いを受け入れて分かりあえる的な、そういう話もわたしは好きでして。
海外SFだと、「ヴァーチャル・ガール」とか「歌う船」「旅立つ船」とか『歌う船シリーズ』が大好きですし。
マンガだと「マップス」ですね。
ただし、恋愛に持ち込む話はダメです。
「なんでも、やっちまえばいいってのは単純だろう!!」
と思うので。
動物が人間になって、そんでいろいろとあって、やらしい展開にもなって。
という流れが苦手で。昔話でもそういうのありますけど、
今一つ納得できないところ。
こう書くと「狼と香辛料」はどうなんだって事言われそうですが。
次元の違う存在のコンタクトって事ですが、最近だと映画の「アバター」ありましたね。
でも、実はあまり納得してませんでして。
映画見て、ストーリーにげんなりしたのが正直なところ。
いや、今だから言いますけどね。
最後は、人間と異性体としての間で、なんらかの関係を強くしていくようなラストだったら。
と期待していたのがいけないんでしょうけどね。
ま、私の嗜好は多少人と違うんで参考にしてもらわなくてもいいんですけど。
話がそれましたが。
神楽では、
『神』を降ろして、そして観客が音楽と踊りに陶酔し、一体となり。
そこにはエネルギーが発生して。
それが渦を巻き、世界に変化を及ぼす。
初音ミクのライブ映像から感じたのも
『神』(いろんな意味です)との繋がりで、人々が熱狂し。
そのシンボルとしてそこにボーカロイドが存在して。
そこで、エネルギーが発生して。
新しい何かを動かす元になる。
そのあたりで神楽の舞いと同じような感じを受けるのですよね。
と妻に話しても理解されませんでしたが。
マニアとか、職人気質の人間には、徹底した作りこまれ感を感じると弱いところありますんで。
そこを刺激されるのもありますけどね。
ま、神楽とボーカロイドのライブ。一見関係なさそうですが、基本のベースは同じような気がする。
と思った次第。
あ、今日はへミネタもヒーリングネタもないやん。
最後に、神楽で使われている『鈴』です。
これ、1つ1つ手で作られているので、一個一個音が違うのだとか。
だから響きがいんですよね。で、これが壊れたら職人さんは居ないので。あとは機械打ちを使うしかないんですよね。
と神楽を舞う方も言われていて。
こういう技術とか、そういうものも変化していって、そして均一化されてしまうのかな。と思ったりしてしまいます。
ボーカロイドにはその均一化、という流れが無いのが、未来を感じさせる気がします。
いや、今日のブログはただのマニアのたわごとと思っていただいて結構ですけど。
なんでも意識を開いておくと、面白いネタが転がってくる気はしますね。
突然にすみません。 ヘミシンクに とても興味を持っているのですが どうしたら良いのか わからずで たどり着いた場所が ここでした。
ヘミシンクとは音楽 なのでしょうか?
少し 色々と教えて頂けたらと思い コメントさせて 頂きました。宜しくお願いいたします。
神楽は神様に見せるものですから、観客の多さは関係ないですね。
踊っている人も、だんだん神がかり的になっていくのでしょうね。
なんだか、この文章を読んでいたら、古代の卑弥呼の時代をふと感じました。
卑弥呼の頃から、続いている日本のリズムなのでしょうね。
初音ミクは、まだ、ついていけませんね。
機会があったら見てみますね。
http://www.aqu-aca.com/contents/whats-hemi-sync/whats-monroe-inst.html
上のアドレスで見てみてください。
初音ミク、これも神楽の流れかと思いますよ。
教えて頂いた ところで 勉強してみます。お世話になり ありがとうございました。