今日は大阪でのワークでしたが、ガイドとの繋がりを強く感じていただけるためのワークになったかなぁ、とは思っております。
卒業生にはその場でガイドイラストとメッセージをお伝えしながら、
ガイドからのメッセージの読み解き方などをおつたえして。
少しは参考にしていただけたら嬉しいなぁ、と思っております。
基本、誰でもすでに繋がっているんですけどね。
それを認識していただいて、日常で活用していただけましたらと思いますが。
先日、太陽の塔のある公園の民族博物館で特別展時を見た時に
「オシラ様」の現物を見ることができまして。
それに関しては色々と感じることがあったので、また時間をとって書いて見たいとおもっております。
いやぁ、なかなかに興味深いものでありました。
さて、今日はカガミとの「ウルルン囚われ世界紀行」の続きでも。
勝手にタイトルつけてますが、内容とはあんまり関係ありません。
前回の続き、祠の並んでいる空間からはじまっています。
「さて、これから見て行く世界について、何か聞きたいことはあるかや?」
「稲荷の人の意識をこれから覗き込んで行くことになるんだろう?
僕は大丈夫なのか?」
「わしがなんのために一緒におるとおもうておるのじゃ?そうなったら引きずり出してやるから安心せい。」
「一応、信用はしているけどさ。いつも「体験じゃ」とか言って、僕が思い知るまでほうっておじゃないか。その前に助けてくれるとうれしいのだけど」
「よほどのことがあっても、こちらでは死にはせぬから安心せい」
「余計に安心できん気がする」
「ほれ、とっとと祠のなかで気になるところに入るのじゃ」
「なんか、あれってドロドロしている感じするんだけど」
「気になったなら入ってみたらどうじゃ?」
「たぶん、楽しいことに入ってならなさそうだから止める」
「む、それでお主はよいのか?そこにぬしの解放すべきものがおるのかもしれぬ。それを無視してよいのか?」
「なんか、罠にはめようとしてないか?」
「わしはガイドじゃ、助言をすることも仕事じゃ」
「そこに入って、ひどいことになったら責任とってくれる?」
「1000年以内には救い出してやるわ」
「・・・すぐ助けてほしいんだけど」
「こちらは時間の感覚がないのじゃろう?では良いではないか」
「そうは言うけどねぇ、実際にそうなると嫌だなぁ」
「つべこべ言わずにとっとと決めるのじゃ」
「じゃあ、ちょとだけ」
ということで、僕は一つの祠の前には進み出て、そこに意識を向けるようにしてみました。先ほど妙に気なったドロドロしたもののある場所です。
イメージとしては祠の前にはある鳥居をくぐって、その中に入って行く感じなのですが。
その鳥居のところから、すでになんか滲み出してきております。
「なんか染み出してる」
「気にするな。すぐに慣れるわ」
そして、中にはいると。
奈落に落ちるかのように一気に暗闇に転落。声出す暇も無し、というくらい。
「現実世界なら確実に死んでたな」
「実際に落ちておるわけではない。意識が囚われたイメージが落下感になっておるだけじゃ。ほれ、周りを良く見てみよ」
そこは薄暗い空間に見えます。そしてなにやらブツブツと声が聞こえてきます。
「・・・俺がやったのに。・・・俺がやるのに・・・・・・俺がやっているのに・・・・」
「なんか聞こえてくるんだけど、何あれ?」
「この祠の意識じゃ。それも、ぬしの過去生でもあるやつの意識じゃ」
「やだなぁ。あれが僕?」
「祠の中に意識がとらわれておると感じじゃな」
「なんでああなったの?」
「ぬしの過去生が昔、苦労して伏見稲荷からワケミタマして持ってきたのであるが。ぬしの過去生がそれでずに乗っての、ついでに自分もその祠に祀ってもらうようにしてしもうたんじゃ」
「それは、思い切ったことしたねぇ。過去生とはいえ、侮れないやつだ」
「日頃、村人からあまり良い扱いをうけておらなんだが。この祠を作ってからは村の作物もよく実っての。それで主の過去生は村人から感謝されるようになった」
「それって、いい話じゃないか」
「そこまではな。ところが、主の過去生はそこで頭にのった。自分のおかげで村が救われた。とな」
「小さいおとこだねぇ」
「ぬしの過去生じゃがな」
「その小さな男の、主の過去生じゃが。その図に乗った状態で好き勝手やりはじめたので。当たり前じゃが村八にあってしもうて。
結局人里離れたところに住む事になった。そして、早くに病で亡くなることとなる。
村におったときは時は妻子が居たのじゃが、村八におうてからは本当に一人になってしもうての。
稲荷の社に備えられるものを食うておったくらいの状態じゃった」
「村人冷たいね」
「それくらいのことをやった。ということじゃ」
「で、何で今こうなっているの?」
そこの小さな石の祠の中には、首を折り曲げてぎゅうぎゅう詰めになって収まっている、一人の男の姿が見えます。
エスパー伊藤状態
こんな狭いところに入って、しかも何百年も何をしているのやら。
という感じなのですが。
「こやつにとっては、人生で成功した記憶がこれしかないのじゃ。
じゃから、このひとつの成功にしがみつく。
こやつにはこれしかないのじゃ」
「ところで、この祠にお参りしたらどうなるの?」
「この男と波長が合うものには、それなりの成功がやてくるじゃろうな」
「それなり?」
「この男のやったこと、程度の成功じゃ」
「それって、あんましやくにたたんのじゃ?」
「何をいうか。この男は単身遠くにある稲荷までで向いたという行動力はあるのじゃ。その行動力は賞賛すべきであろう」
「つまり、行動する力はもらえるってことかい」
「そうじゃの。迷うておるものには良い後押しになるじゃろうな」
「なら、ほっておいていいじゃん」
「それだけならよいのじゃがな。そうでないから困るのじゃ」
続く
という感じで
この過去生の男は祠に詰め込まれたまま、このあと一体どうなるのか?
乞うご期待。
これは、移動中に書いていたものです。
ガイドさんからのメッセージは、私の場合日常の生活の中から、感じることがあります。
見るもの、聞くものなどから。
ガイドさんは、いつもメッセージを出しています。
それに気づかないのは、私たちのほうですね。
自分の気持ちに真摯に素直に向き合う、と言うガイドさんからのメッセージも魂に響きました。
二日間、お疲れ様でした。本当にありがとうございました。