今日は暑かった。
というか、昨夜熊本に帰ってきてから熊本は暑いと感じるところです。日差しが九州は暑いですね。
さて、庭の草木が1ヶ月くらい放置されているので、草刈りをせっせとしないといけないのですが。
今日はとりあえずいろいろと出張で溜まったものを片付けたりメールのやりとりしたり。
あとは、リリィが最近アレルギーが出てきているというので、とっ捕まえて数年ぶりに動物病院に行ってきました。
だいぶ丸くなっていますけど、体重も6キロくらい。
そこで、モナママ用の点滴セットも買ってきて、あとはモナママのいる納屋に涼しいクーラーの風が母屋から行くようにと、100均で網と板買ってきて工作したりと、仕事もしつつそんなこともやってました。
モナママは鼻気管炎?のような症状の憑る病気持っているので、他のと一緒にできないとか、あまり接触させられないとかあるので、今回のように網をつけて区切る作戦をせねばなりませんでしたが、
猫も病気をそれぞれ持ってないなら楽なのですけどね。
さて、ワークショップの時も言ってましたが明日から、9月の東京ワークショップのほうを募集開始しますね。
9月14日は第4グリッドの呼び出しワークショップ、これはすでに参加者の方が決まっているので、募集は無しですが。
9月15日は、カードリーディングワークショップの予定です。
6月2日と、先日7月15日に行いましたものと同じ内容の予定。毎回キャンセル待ちの方が出ますので同じ内容のものを行いますよ。毎回人数を少人数にしているもので、どうしても席が埋まるのが早くなってしまいますもので。
16日は浜松町近辺にて、少人数での「デトックス系」というか、祓いというか、そういう内容のものになる予定です。
ということで、とりあえず明日以降をお楽しみに。
今日はご質問にお答えしてのコーナーでもやる予定でしたが、ちょっとした物語を書いてみようかと思います。
昨日、半霊半物質存在の話をしてみたところですが、その際に、質問コーナーでも出番の多い「狐」の話をしたので、少し書いてみるかと思ったところです。
「どっかで聞いたような、見たような話だなあ」
というのがあるので、なんとなく書くのをためらっておりましたが、先日質疑応答しながら具体的に浮かんできたので、まとめる意味もありまして冒頭の導入部分から。
【狐の巫女の物語】
<ちいさきその者>
その者はいつから自分がそこにいるのかわかりません。
ですが、昔から、そこに住まう生命からの精をもらうことで生活を行っていました。
季節が巡る旅に現れる花や果実。
そして、虫や鳥、獣たちから必要な分だけ食らうことで、その者は命をつないできました。
自然の大きな変化、火山の噴火、洪水、土砂崩れなどで「その者」がいる近くから植物や動物たちがいなくなるときは、近くの精の流れが強くあるところに間借りし、生命がふたたび溢れてくるまで長い時間眠ることもありました。
そして、自分の体に土地の精が満ちてきたら、その精を新しい命が生まれ育つために使っていったのです。
周りに生命が溢れているときは、生命が増えすぎて土地の精を弱めすぎないようにとそこから精を貰い。
生命がいなくなったときは、自らが土地にある精を蓄え生命のために配り歩き、
そこの土地と生命の間の橋渡しを行っていました。
ですが、その者は小さいため大きなものを動かすことはできません。
土地にはもっと大きなものたちも住んでいたので、それらが動けないところ、入れないところに潜り込んでは、精をもらったり、渡したりを行っておりました。
形を持って、肉を持って生きる命たちと。
形が曖昧で、精のみで生きる者達と、
それがその土地ではお互いを支え合っていたのです。
ですが、あるときからその均衡を破るものたちも現れ始めました。
その土地にもともと住まうものではなく、しかも形のある領域で命を刈り取るだけ行い、それを返すことのしない者達。
形のない者達は、その存在がやってきた土地でも、いつもどおりの動きをしていたのですが。形のある命が早くに消えていくため、いくら自分たちが行動しても、頑張っても土地の命が回復していかなくなりました。
そのあとも、その形のある領域で命を刈り取る者達が動き回り。
その者、がいるところでは命から精をもらうことができなくなったのです。
刈り取る者達はその土地の循環に入ってないので、精を奪うことができませんでした。
それから長い年月が過ぎ。
その者達は近くの命溢れる森のなかでときには休み、精を貯め。喰らいながら精を循環させていくうちに、その刈り取る者達が土地の精とのつながりを強くしているのに気が着き始めます。
刈り取る者達、からも精を食らうことが可能となったことに気づいたものは、そのもの達から存分に精を奪っていきました。
すると、刈り取るもの達は自分達の精を食らうもの達を防ぐ術、もしくは退治する封印する術を身につけ追い払ったり、閉じ込めたりすることを行い始めたのです。
刈り取るもの達、から精を奪い土地へ循環させようとしたもの達は、たいてい山に帰ることができずに精が不足し存在自体が消えていくことになります。
そうやって、「その者」の仲間達は数を減らしてしまいました。
そして、「刈り取る者」の精を奪うことは「その者」達の間では行ってはいけないこととなったのです。
:解説:
刈り取る者、とは人間のこと。
その者、とは狐の元となる半非物質生命体のことです。
ざっくり言うと、
人が都に住まう前から山には狐の元になる「半非物質」の生命体が自由に暮らしていて、山や土地の間にある半非物質=エーテル体の循環を行っておりました。
それは植物や動物のエーテル体を食べて循環させるという感じ。
精が集まるところ、というのは土地の神氣のエネルギーが集まるところ。
後々神社などが建つところですね。
山でこういうのが数万年、数百万年単位でダラダラ暮らしてたら、人間が現れて急に変化が起こってきた、というところからの話になります。
まだ、狐は「狐」としての存在でもなく、ルリカさんとの出会いもない状態です。
今後は、刈り取るもの=人として表現をしていきます。
<ちいさきものと巫女>
その者は形のない者達で決めた通りに、人の領域には近づかないようにしていました。
なん百回と紅葉が過ぎ去ったとき、その土地で命が多く消え失せることがでてきました。
人が森を焼き、戦を行い始めたのです。
人が減ることでは何も影響はないのですが、森が焼かれることで、その者達は精の循環を行うことが難しくなり、多くが土地の精の集まる場所へと移動していったのです。
その戦により自然の精が得られなくなったため、自らのために人の精をくらうもの達も現れてきました。
人の精を食らうと、その人の持つ穢れが移ることがあります。
森の生命は必要以上に精を集めるということをしないのですが、人の穢れに侵されると形のない者達は他の「その者」達から精を奪うようになっていくのです。
土地の精が集まる場所へと移動するときに、穢れに侵されたもの達もそこに集まってきました。
そこでは、弱いもの達が食らわれ、穢れのある者は更に力を集め多くの者達を捉えていきました。
その者も穢れの者から逃げようとしたのですが、大きくかじられ、そのまま自分を維持するのが精一杯の状態になってしまいました。
土地の精を集める場所にはまだ行き着いてないため、その者はそこで精を食らわねばなりません。
ですが、力がすぐに着くような動物を捉えるほどの力はなく。
その時期は花や実がある季節でもなく、草が周りに生えているだけのところです。
草から得られる精はわずかで、それで存在を維持できるほどではないのです。
その者は、そこで自分の存在が消えるのを覚悟しました。
多くの季節をめぐり、川の流れが変わる間、山の形が変わる間過ごしてきても、消えるののを覚悟したらあとは早いものだと、空に風で流れ消えていく雲を眺めながらそんなことを思っていると。
近くに足音が聞こえてきます。
軽い草を折る音。
体が十分に維持できてないので、その者はそこに来た者の姿を捉えることができません。
近くにやってきたのは、穢れのある者達か。
この状況では、食われても仕方ないか。
ですが、足音は近くに来てもそのまますぐに近づいて来る気配がありません。
空しか見えないので、その方向を見ることができないため、その者にはやってきたものの姿がわからないのです。
穢れの者、ではないのか?
そう思っていると、ひょいっと目の前に何かが現れました。
そして、すっと持ち上げられた感じがあって。
意識がはっきりしたときには、自分が人に抱えられているのに気付きました。
人に捕まった!
その者は迷うことなく、その抱えている人の精を喰らいました。
それは山の鹿や猪の精を喰らうときに感じたものと同じ、心地よい味がします。
思わず、その精を食らうのに夢中になっているとふっと景色が反転したのです。
その者が精を一気に精をくらい過ぎたため、人が倒れてしまったのでした。
形のあるもの、鹿や猪の命を奪うほどに食らうことはしないのですが、自分がギリギリの状態だったので夢中で食べ過ぎてしまったようで。
ハッとして精を食らうのをやめて、すぐにその人が立ち上がれるくらいに精を返しました。
人はしばらくして起き上がって、木陰に座って休息を取っているようでした。
その者は、人の精をくらうことで、その人と意識を通わすことができるようになりました。自分の存在が確定してくると、その人の意識、考えが自分の中に流れ込んできます。
そして、自分、という認識がここで生まれてきました。
人が「自分」という概念で個体と意識を認識しているため、その者に自己の認識と他者の認識が明確に作られていったのです。
・・・・・・
私、はその人が座っている足元に寄っていく。
小柄でまだ人としては子供の部類になるであろうその人は、私を見ながら微笑んでくる。
これは、人の分類では女児というものだろうか?
「ありがとう、あたしが起きるの手伝ってくれたんだ」
いや、むしろ私のほうがあなたの精を喰らい過ぎたから、倒れてしまったのだが。
私から見ると、あなたのほうが命の恩人なのだ。
そう思ったが、相手には伝わらない。
女児の語ることはわかるのに。
「今日は調子がいいから遠出してきたけど、あまり天気のいい日は歩き詰めは良くないのかしら」
と言いながら、女児は筒から水を飲み始める。
「あなたは水とか飲まないの?」
私はそういう薄い土地の精を手に入れるより、濃いものが溜まったところのほうが好みなのだ。
私が首を振ると、女児は笑って
「あなたみたいな人たち、いままでたくさんあってきたけどみんな逃げてしまって、近づいてきた人いなかった。あなたはなんであたしの手にのってきてくれたのかな?
人が嫌いではないの?」
人はあまり好きではないが。それに手に乗ったのではなくてあなたが私を拾ったのだろう。
女児は手を差し伸べてきたので、私はその手に乗り、くるくるっと回って肩から首のあたりに巻きついてみた。
人はこのあたりに奪いやすい精が溜まっているのだ。
「ふふっかわいい、あなた、あたしのことが好きなのね!」
そう言って女児は立ち上がった。私は落ちまいと首から肩に巻きつき直し、顔を眺める。
茶色の瞳にじっと見つめられる。
人は目というとこから気でも出して相手を絡め取ろうとするのか、必ず自分の興味があるものに対してじっと見る習性があるようだ。
私もその目の力につい動きを止めてしまった。なんというか、とても見つめられていると心地よい気分になる目だった。
穢れ、と言うものを感じない。
春の風のように命を育て、運ぶような。
これが、人の精を食らった影響なのか。それともこれが穢れの影響なのか。
私には良くわからないが、この目で見られるのはとても気持ちがいい。
「ねえ、私のところに一緒に来てくれない?」
そう言って女児は私を柔らかく撫でてくる。
本来、私と人は触れ合うことが無いのだが。
この女児の精を食らったとはいえ、このままでは土地の精の集まるところに行く力も無い。このまま、自分が力を持つまでは女児の精をもらっていくのも悪く無いだろう。
ついていくことを決め、先ほどの水のはいっている筒に入ることにした。
土地の精があるもののほうが、心地よく過ごせるからだ。
女児は私が筒に入ったのを見て笑い、そしてどこかへと連れていくのだった。
この先どのようなところに連れて行かれるかわからないが、私としてはしばらく休息をとれる場所ができただけでもありがたいことだ。
:解説:
水の入った筒、というのは竹の筒、水筒ですね。
土地を流れる水には狐が属するエーテル体でも神氣側のものが入っているので、狐になる予定の者にとっては居心地がいいということになります。
これは、一応、ルリカさんと狐のファーストコンタクトのシーンになりますので、こういう経緯があるので「ルリカ様」と狐が呼ぶ理由がわかると思います。
いわゆる命の恩人的な存在だからですね。
で、ここからまたストーリーが進んでなぜ僕のところに狐が来るようになったのか。
までの話はあるんですが。
興味ある人が多そうなら、こんな感じの物語形式、狐目線の物語として書き記すのもいいかなと思っております。
前から「書こうと思っている」と言いながら書いてませんでしたが、先日の夜会でだいぶストーリーが降りてきたので、ちょっと書き記してみました。
半非物質存在、自然の中にいるミェフ生命体の生活のリズムも見えると面白いかな、と思ってそんな状態も書いてみてますよ。
ストーリーだけザックり書いていくとすぐ終わりますけどね。
せっかくなら、ちょっとした「その存在の目線」という別の生き物視点もあったほうがいいですかね。
とりあえず、続きは反響次第、ということで。
神戸の8月夜会のほうも募集しないといけませんね、そういえば。
東京の9月ワークショップのあとに募集開始しようかと思っております。お楽しみに。
内容は7月の東京と同じものになる予定ですかね。
【現在募集中のワークショプ】
・2019年8月4日 東京夜会 「家の浄化と場の浄化と、役立つ半非物質生命体の飼い方」
https://blog.goo.ne.jp/marunohi/e/c28e5e74ab284c9f6b62d7b7163fcef4
・2019年8月25日 「神戸 水素吸引と粒子ヒーリング(水素吸引もあり)」
https://blog.goo.ne.jp/marunohi/e/adbb353c4ab47ef2fe405cfb4082bba2
・東京2019年 8月3日 アトランティスヒーリング(粒子ヒーリング)
https://blog.goo.ne.jp/marunohi/e/c49c29db7dce7a53f2d9567b5513d09f
・東京2019年 8月4日 レムリアンヒーリング(重力ヒーリング)
https://blog.goo.ne.jp/marunohi/e/dce1d2cff129a077d3ff3abd1f69cc29
・東京2019年 8月5日 エーテル体調律ヒーリング 平日版
https://blog.goo.ne.jp/marunohi/e/0b0609d8046317c3d4d79b04d526be74
【ヘミシンク質問箱&ルリカさんに聞く!そして、「真名圭史に問う」、「宇宙人に聞く?」、「狐に聞く」コーナーへの質問募集中】
ブログでお答えさせていただく、質問コーナーになります。
gooの仕様が変わりましたので、スマホ、タブレットから見ている方はご注意ください。
まず、表示画面を「PC版」に変更してから、
ヘミシンク関連の話を聞きたい場合はコメントのタイトルに「ヘミシンク質問箱」とご記入の上、コメント欄のほうへご質問入れてください。
ちょっぴりSなお答えやら、向こうの世界の存在的視点で聞いてみたいことは「ルリカさんに聞く」。「真名圭史に質問してみたいが」という個人的に意見を聞いてみたい場合は「真名圭史に問う」、宇宙人からの視点で物事を伺いたい時は「宇宙人に聞く」とコメント欄のタイトルにご記入の上ご質問のほうよろしくお願いします。狐のばあいは、動物のあの世の話から、日常トークまでなんでも。
おいしいお菓子のレシピから、宇宙創世の話まで幅広くお答えさせていただきますが。
同じ質問が幾つもくると僕もだんだん困るので。質問されるまえに、下のバナーからリンクつながってます「ヘミシンク質問箱」やブログのカテゴリーで分けてますので「ルリカさんに聞く」「宇宙人に聞く」「狐に聞く」などのとこ読んでいただけると助かります。
「ヘミシンク質問箱 まとめサイト」を作っていただきまして。こちらのほうが参考にしやすいかと思います。
<◆まるの日圭の「出張ワーク」◆>
をご希望の方は下のアドレスにて、内容のご確認をされてください。
呼び出し次第でどこへでも。「大勢の知らない人とワークするには、ちょっと気が引ける」「気のあった仲間同士でうけてみたい」という方々のために。
お考えの方はお早めによろしくお願いします。
http://blog.livedoor.jp/nekooru/archives/8144160.html
有料メルマガ、「まるの日圭の見えない世界の歩き方」ミトコンドリアの話とか。
http://www.mag2.com/m/0001603200.html
有料メルマガ「まるの日圭のヘミシンクCD活用講座」も始まっております。「内容が濃いですね」と言われていますが、自分ではまだまだまだ入れ込みたいとこです。
http://www.mag2.com/m/0001626812.html
フェイスブックで「まるの日圭」のファンページ作ってみました。
イベント、セミナー紹介とか、ちょっとしたコラムなどを連載していきます。
http://www.facebook.com/marunohikei
《ヒーリングショップ・ネコオル》
ただ今セール実施中。天然石アクセサリー、20%off(一部商品を除く)
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というか、昨夜熊本に帰ってきてから熊本は暑いと感じるところです。日差しが九州は暑いですね。
さて、庭の草木が1ヶ月くらい放置されているので、草刈りをせっせとしないといけないのですが。
今日はとりあえずいろいろと出張で溜まったものを片付けたりメールのやりとりしたり。
あとは、リリィが最近アレルギーが出てきているというので、とっ捕まえて数年ぶりに動物病院に行ってきました。
だいぶ丸くなっていますけど、体重も6キロくらい。
そこで、モナママ用の点滴セットも買ってきて、あとはモナママのいる納屋に涼しいクーラーの風が母屋から行くようにと、100均で網と板買ってきて工作したりと、仕事もしつつそんなこともやってました。
モナママは鼻気管炎?のような症状の憑る病気持っているので、他のと一緒にできないとか、あまり接触させられないとかあるので、今回のように網をつけて区切る作戦をせねばなりませんでしたが、
猫も病気をそれぞれ持ってないなら楽なのですけどね。
さて、ワークショップの時も言ってましたが明日から、9月の東京ワークショップのほうを募集開始しますね。
9月14日は第4グリッドの呼び出しワークショップ、これはすでに参加者の方が決まっているので、募集は無しですが。
9月15日は、カードリーディングワークショップの予定です。
6月2日と、先日7月15日に行いましたものと同じ内容の予定。毎回キャンセル待ちの方が出ますので同じ内容のものを行いますよ。毎回人数を少人数にしているもので、どうしても席が埋まるのが早くなってしまいますもので。
16日は浜松町近辺にて、少人数での「デトックス系」というか、祓いというか、そういう内容のものになる予定です。
ということで、とりあえず明日以降をお楽しみに。
今日はご質問にお答えしてのコーナーでもやる予定でしたが、ちょっとした物語を書いてみようかと思います。
昨日、半霊半物質存在の話をしてみたところですが、その際に、質問コーナーでも出番の多い「狐」の話をしたので、少し書いてみるかと思ったところです。
「どっかで聞いたような、見たような話だなあ」
というのがあるので、なんとなく書くのをためらっておりましたが、先日質疑応答しながら具体的に浮かんできたので、まとめる意味もありまして冒頭の導入部分から。
【狐の巫女の物語】
<ちいさきその者>
その者はいつから自分がそこにいるのかわかりません。
ですが、昔から、そこに住まう生命からの精をもらうことで生活を行っていました。
季節が巡る旅に現れる花や果実。
そして、虫や鳥、獣たちから必要な分だけ食らうことで、その者は命をつないできました。
自然の大きな変化、火山の噴火、洪水、土砂崩れなどで「その者」がいる近くから植物や動物たちがいなくなるときは、近くの精の流れが強くあるところに間借りし、生命がふたたび溢れてくるまで長い時間眠ることもありました。
そして、自分の体に土地の精が満ちてきたら、その精を新しい命が生まれ育つために使っていったのです。
周りに生命が溢れているときは、生命が増えすぎて土地の精を弱めすぎないようにとそこから精を貰い。
生命がいなくなったときは、自らが土地にある精を蓄え生命のために配り歩き、
そこの土地と生命の間の橋渡しを行っていました。
ですが、その者は小さいため大きなものを動かすことはできません。
土地にはもっと大きなものたちも住んでいたので、それらが動けないところ、入れないところに潜り込んでは、精をもらったり、渡したりを行っておりました。
形を持って、肉を持って生きる命たちと。
形が曖昧で、精のみで生きる者達と、
それがその土地ではお互いを支え合っていたのです。
ですが、あるときからその均衡を破るものたちも現れ始めました。
その土地にもともと住まうものではなく、しかも形のある領域で命を刈り取るだけ行い、それを返すことのしない者達。
形のない者達は、その存在がやってきた土地でも、いつもどおりの動きをしていたのですが。形のある命が早くに消えていくため、いくら自分たちが行動しても、頑張っても土地の命が回復していかなくなりました。
そのあとも、その形のある領域で命を刈り取る者達が動き回り。
その者、がいるところでは命から精をもらうことができなくなったのです。
刈り取る者達はその土地の循環に入ってないので、精を奪うことができませんでした。
それから長い年月が過ぎ。
その者達は近くの命溢れる森のなかでときには休み、精を貯め。喰らいながら精を循環させていくうちに、その刈り取る者達が土地の精とのつながりを強くしているのに気が着き始めます。
刈り取る者達、からも精を食らうことが可能となったことに気づいたものは、そのもの達から存分に精を奪っていきました。
すると、刈り取るもの達は自分達の精を食らうもの達を防ぐ術、もしくは退治する封印する術を身につけ追い払ったり、閉じ込めたりすることを行い始めたのです。
刈り取るもの達、から精を奪い土地へ循環させようとしたもの達は、たいてい山に帰ることができずに精が不足し存在自体が消えていくことになります。
そうやって、「その者」の仲間達は数を減らしてしまいました。
そして、「刈り取る者」の精を奪うことは「その者」達の間では行ってはいけないこととなったのです。
:解説:
刈り取る者、とは人間のこと。
その者、とは狐の元となる半非物質生命体のことです。
ざっくり言うと、
人が都に住まう前から山には狐の元になる「半非物質」の生命体が自由に暮らしていて、山や土地の間にある半非物質=エーテル体の循環を行っておりました。
それは植物や動物のエーテル体を食べて循環させるという感じ。
精が集まるところ、というのは土地の神氣のエネルギーが集まるところ。
後々神社などが建つところですね。
山でこういうのが数万年、数百万年単位でダラダラ暮らしてたら、人間が現れて急に変化が起こってきた、というところからの話になります。
まだ、狐は「狐」としての存在でもなく、ルリカさんとの出会いもない状態です。
今後は、刈り取るもの=人として表現をしていきます。
<ちいさきものと巫女>
その者は形のない者達で決めた通りに、人の領域には近づかないようにしていました。
なん百回と紅葉が過ぎ去ったとき、その土地で命が多く消え失せることがでてきました。
人が森を焼き、戦を行い始めたのです。
人が減ることでは何も影響はないのですが、森が焼かれることで、その者達は精の循環を行うことが難しくなり、多くが土地の精の集まる場所へと移動していったのです。
その戦により自然の精が得られなくなったため、自らのために人の精をくらうもの達も現れてきました。
人の精を食らうと、その人の持つ穢れが移ることがあります。
森の生命は必要以上に精を集めるということをしないのですが、人の穢れに侵されると形のない者達は他の「その者」達から精を奪うようになっていくのです。
土地の精が集まる場所へと移動するときに、穢れに侵されたもの達もそこに集まってきました。
そこでは、弱いもの達が食らわれ、穢れのある者は更に力を集め多くの者達を捉えていきました。
その者も穢れの者から逃げようとしたのですが、大きくかじられ、そのまま自分を維持するのが精一杯の状態になってしまいました。
土地の精を集める場所にはまだ行き着いてないため、その者はそこで精を食らわねばなりません。
ですが、力がすぐに着くような動物を捉えるほどの力はなく。
その時期は花や実がある季節でもなく、草が周りに生えているだけのところです。
草から得られる精はわずかで、それで存在を維持できるほどではないのです。
その者は、そこで自分の存在が消えるのを覚悟しました。
多くの季節をめぐり、川の流れが変わる間、山の形が変わる間過ごしてきても、消えるののを覚悟したらあとは早いものだと、空に風で流れ消えていく雲を眺めながらそんなことを思っていると。
近くに足音が聞こえてきます。
軽い草を折る音。
体が十分に維持できてないので、その者はそこに来た者の姿を捉えることができません。
近くにやってきたのは、穢れのある者達か。
この状況では、食われても仕方ないか。
ですが、足音は近くに来てもそのまますぐに近づいて来る気配がありません。
空しか見えないので、その方向を見ることができないため、その者にはやってきたものの姿がわからないのです。
穢れの者、ではないのか?
そう思っていると、ひょいっと目の前に何かが現れました。
そして、すっと持ち上げられた感じがあって。
意識がはっきりしたときには、自分が人に抱えられているのに気付きました。
人に捕まった!
その者は迷うことなく、その抱えている人の精を喰らいました。
それは山の鹿や猪の精を喰らうときに感じたものと同じ、心地よい味がします。
思わず、その精を食らうのに夢中になっているとふっと景色が反転したのです。
その者が精を一気に精をくらい過ぎたため、人が倒れてしまったのでした。
形のあるもの、鹿や猪の命を奪うほどに食らうことはしないのですが、自分がギリギリの状態だったので夢中で食べ過ぎてしまったようで。
ハッとして精を食らうのをやめて、すぐにその人が立ち上がれるくらいに精を返しました。
人はしばらくして起き上がって、木陰に座って休息を取っているようでした。
その者は、人の精をくらうことで、その人と意識を通わすことができるようになりました。自分の存在が確定してくると、その人の意識、考えが自分の中に流れ込んできます。
そして、自分、という認識がここで生まれてきました。
人が「自分」という概念で個体と意識を認識しているため、その者に自己の認識と他者の認識が明確に作られていったのです。
・・・・・・
私、はその人が座っている足元に寄っていく。
小柄でまだ人としては子供の部類になるであろうその人は、私を見ながら微笑んでくる。
これは、人の分類では女児というものだろうか?
「ありがとう、あたしが起きるの手伝ってくれたんだ」
いや、むしろ私のほうがあなたの精を喰らい過ぎたから、倒れてしまったのだが。
私から見ると、あなたのほうが命の恩人なのだ。
そう思ったが、相手には伝わらない。
女児の語ることはわかるのに。
「今日は調子がいいから遠出してきたけど、あまり天気のいい日は歩き詰めは良くないのかしら」
と言いながら、女児は筒から水を飲み始める。
「あなたは水とか飲まないの?」
私はそういう薄い土地の精を手に入れるより、濃いものが溜まったところのほうが好みなのだ。
私が首を振ると、女児は笑って
「あなたみたいな人たち、いままでたくさんあってきたけどみんな逃げてしまって、近づいてきた人いなかった。あなたはなんであたしの手にのってきてくれたのかな?
人が嫌いではないの?」
人はあまり好きではないが。それに手に乗ったのではなくてあなたが私を拾ったのだろう。
女児は手を差し伸べてきたので、私はその手に乗り、くるくるっと回って肩から首のあたりに巻きついてみた。
人はこのあたりに奪いやすい精が溜まっているのだ。
「ふふっかわいい、あなた、あたしのことが好きなのね!」
そう言って女児は立ち上がった。私は落ちまいと首から肩に巻きつき直し、顔を眺める。
茶色の瞳にじっと見つめられる。
人は目というとこから気でも出して相手を絡め取ろうとするのか、必ず自分の興味があるものに対してじっと見る習性があるようだ。
私もその目の力につい動きを止めてしまった。なんというか、とても見つめられていると心地よい気分になる目だった。
穢れ、と言うものを感じない。
春の風のように命を育て、運ぶような。
これが、人の精を食らった影響なのか。それともこれが穢れの影響なのか。
私には良くわからないが、この目で見られるのはとても気持ちがいい。
「ねえ、私のところに一緒に来てくれない?」
そう言って女児は私を柔らかく撫でてくる。
本来、私と人は触れ合うことが無いのだが。
この女児の精を食らったとはいえ、このままでは土地の精の集まるところに行く力も無い。このまま、自分が力を持つまでは女児の精をもらっていくのも悪く無いだろう。
ついていくことを決め、先ほどの水のはいっている筒に入ることにした。
土地の精があるもののほうが、心地よく過ごせるからだ。
女児は私が筒に入ったのを見て笑い、そしてどこかへと連れていくのだった。
この先どのようなところに連れて行かれるかわからないが、私としてはしばらく休息をとれる場所ができただけでもありがたいことだ。
:解説:
水の入った筒、というのは竹の筒、水筒ですね。
土地を流れる水には狐が属するエーテル体でも神氣側のものが入っているので、狐になる予定の者にとっては居心地がいいということになります。
これは、一応、ルリカさんと狐のファーストコンタクトのシーンになりますので、こういう経緯があるので「ルリカ様」と狐が呼ぶ理由がわかると思います。
いわゆる命の恩人的な存在だからですね。
で、ここからまたストーリーが進んでなぜ僕のところに狐が来るようになったのか。
までの話はあるんですが。
興味ある人が多そうなら、こんな感じの物語形式、狐目線の物語として書き記すのもいいかなと思っております。
前から「書こうと思っている」と言いながら書いてませんでしたが、先日の夜会でだいぶストーリーが降りてきたので、ちょっと書き記してみました。
半非物質存在、自然の中にいるミェフ生命体の生活のリズムも見えると面白いかな、と思ってそんな状態も書いてみてますよ。
ストーリーだけザックり書いていくとすぐ終わりますけどね。
せっかくなら、ちょっとした「その存在の目線」という別の生き物視点もあったほうがいいですかね。
とりあえず、続きは反響次第、ということで。
神戸の8月夜会のほうも募集しないといけませんね、そういえば。
東京の9月ワークショップのあとに募集開始しようかと思っております。お楽しみに。
内容は7月の東京と同じものになる予定ですかね。
【現在募集中のワークショプ】
・2019年8月4日 東京夜会 「家の浄化と場の浄化と、役立つ半非物質生命体の飼い方」
https://blog.goo.ne.jp/marunohi/e/c28e5e74ab284c9f6b62d7b7163fcef4
・2019年8月25日 「神戸 水素吸引と粒子ヒーリング(水素吸引もあり)」
https://blog.goo.ne.jp/marunohi/e/adbb353c4ab47ef2fe405cfb4082bba2
・東京2019年 8月3日 アトランティスヒーリング(粒子ヒーリング)
https://blog.goo.ne.jp/marunohi/e/c49c29db7dce7a53f2d9567b5513d09f
・東京2019年 8月4日 レムリアンヒーリング(重力ヒーリング)
https://blog.goo.ne.jp/marunohi/e/dce1d2cff129a077d3ff3abd1f69cc29
・東京2019年 8月5日 エーテル体調律ヒーリング 平日版
https://blog.goo.ne.jp/marunohi/e/0b0609d8046317c3d4d79b04d526be74
【ヘミシンク質問箱&ルリカさんに聞く!そして、「真名圭史に問う」、「宇宙人に聞く?」、「狐に聞く」コーナーへの質問募集中】
ブログでお答えさせていただく、質問コーナーになります。
gooの仕様が変わりましたので、スマホ、タブレットから見ている方はご注意ください。
まず、表示画面を「PC版」に変更してから、
ヘミシンク関連の話を聞きたい場合はコメントのタイトルに「ヘミシンク質問箱」とご記入の上、コメント欄のほうへご質問入れてください。
ちょっぴりSなお答えやら、向こうの世界の存在的視点で聞いてみたいことは「ルリカさんに聞く」。「真名圭史に質問してみたいが」という個人的に意見を聞いてみたい場合は「真名圭史に問う」、宇宙人からの視点で物事を伺いたい時は「宇宙人に聞く」とコメント欄のタイトルにご記入の上ご質問のほうよろしくお願いします。狐のばあいは、動物のあの世の話から、日常トークまでなんでも。
おいしいお菓子のレシピから、宇宙創世の話まで幅広くお答えさせていただきますが。
同じ質問が幾つもくると僕もだんだん困るので。質問されるまえに、下のバナーからリンクつながってます「ヘミシンク質問箱」やブログのカテゴリーで分けてますので「ルリカさんに聞く」「宇宙人に聞く」「狐に聞く」などのとこ読んでいただけると助かります。
「ヘミシンク質問箱 まとめサイト」を作っていただきまして。こちらのほうが参考にしやすいかと思います。
<◆まるの日圭の「出張ワーク」◆>
をご希望の方は下のアドレスにて、内容のご確認をされてください。
呼び出し次第でどこへでも。「大勢の知らない人とワークするには、ちょっと気が引ける」「気のあった仲間同士でうけてみたい」という方々のために。
お考えの方はお早めによろしくお願いします。
http://blog.livedoor.jp/nekooru/archives/8144160.html
有料メルマガ、「まるの日圭の見えない世界の歩き方」ミトコンドリアの話とか。
http://www.mag2.com/m/0001603200.html
有料メルマガ「まるの日圭のヘミシンクCD活用講座」も始まっております。「内容が濃いですね」と言われていますが、自分ではまだまだまだ入れ込みたいとこです。
http://www.mag2.com/m/0001626812.html
フェイスブックで「まるの日圭」のファンページ作ってみました。
イベント、セミナー紹介とか、ちょっとしたコラムなどを連載していきます。
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前に見たアニメで人間のエネルギーを取り入れて生きている可愛い妖怪の話を見たのを思い出しました。
ぜひ続きをお願いします!
間もなく、エゼキエル書38章に書かれている通り、ロシア・トルコ・イランがイスラエルを攻撃します。そして、マタイの福音書24章に書かれている通り、世界中からクリスチャンが消えます。その前に、キリストに悔い改めてください。
管理人様が悔い改めたら、管理人様がキリストから遠ざけてしまった全ての人達に、キリストを伝えてください。
この女児の時すでに巫女だったのでしょうか?
もちろん続きも読みたいので、また書いてもらえると嬉しいです。(ヒトの穢れを受け取ってしまったら、彼らどうなるんでしょうね?)
本に載っていたイラストの、小さいルリカさんが狐さんを追いかける話もでてきますか?
コロボックルの作者もまめ犬の話を書いているので、(昔話に残るような)狐さん達のような存在が時々姿を現す事もあったのでしょうね。
まるの日さんのような壮大なスケールではありませんが、私も狐との物語を持っています。まるの日さんと狐さんの物語、読んでみたいです。
もし、空海の土地神支配について夜会にでもお聞きできれば、駆けつけます。
続きを希望いたします。
リリィちゃんも肥えていますね。
我が家のリンちゃんも、肥えていますよ。
リリィちゃんも、早く良くなると良いですね。
ネコちゃんも、いろいろかかります。
獣医さんにとっては、我が家同様、まるの日家はお得意さんですね。
でも、ネコちゃんの健康を考えたら、やはり、獣医さんにお願いしちゃいますね。