東北出身の母は
進学のため上京し寮生活を送りました。
その時若い娘なのに
自分のことを「おら」といったりするので
方言をからかわれたそうです。
なので
子どもは標準語で育てようと思ったとか。
そのおかげで私は逆に
父の赴任先のＳ国では
地元の方言がしゃべれなくて
いじめっ子にはからかわれましたが
今振り返ると
先生にはすごくひいきされていました。
校内放送
弁論大会
親切運動会長
式典でのインタビュアー
影絵での朗読
などなどいろんな経験をさせていただきました。
引っ込み思案ですが
頑張って挑戦しました。
でもやればやるほど
課題に直面しましたね。
声が通らないんです。
マイクを使えればいいのですが
マイク無しだと
大きな声を出しても
遠くまで届かないんです。
なので
ぴーんとハリのある
遠くまで聞こえる声にずっと憧れていました。
自分の声はダメだー。
ところが最近
うれしいことがありました。
わりとどの赤ちゃんにも好かれるんです。
あるお母さまが
「お人柄もあると思うけど
声が優しいからだと思います。」と
言ってくださいました。
ずっとコンプレックスだった声が
赤ちゃんたちにはうけているらしい。
誰かに喜ばれるならよしとしましょう。
この歳になって
ないものねだりじゃなく
やっと自分のままでいいと思えるようになりました。
可愛い赤ちゃんたちのおかげです。
天使ちゃんたち、ありがとう💕
