先日主人が「素晴らしい論文だった!」というので
何のことだろうと思ったら
本棚のすみにあった英文学研究会会誌を読んだみたいです。
私の卒論やゼミ報告が掲載されています。
やたらとほめてくれるので読み返してみたら
いやあ、難しいことを書いていますね。
現代イギリス小説のゼミでしたが
原文を読みこなすのはなかなか難しくて
訳書をかなり参考にさせていただきました。
でも聖書の中にある
「へびのように賢く、鳩のように素直に生きる」ことの
難しさと重要性。
真実なる幸福をひたすらに求めれば
「霊的な力」な力によっていつかは道が開かれるのではないか。
すなわちわれわれは現実から逃避することなく、
現実と向かい合いながらより良いもの・
より良い生活を求めていくべきなのであろう。
など、20代に感じ考えていたことが
今もベースにあることを再確認できました。
ゼミ報告では
先生と現代イギリス小説を論ずるまでには至らなかったけれど
「イギリス」というものを
身近に感じることができた、とあります。
あれから40年近くたったんですね。
へびのように賢く、鳩のように素直に生きながら
真実なる幸福を求め続けてこれたでしょうか?