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世界恐慌の始まりフラグが立ったのか?

2016-01-08 23:29:28 | 経済
まぁまぁまぁ取りあえず2016年の大発会からの最初の一週目は去年の19000代ギリ
ギリから17690に落ち込んだ事でまとまりそうだ。

第一週の本日8日はこれまで売り傾向の強い円高による1ドル/117円から118円台に
円安を進めたのだがマイナスとりひきとなった日本市場です。

それよりも米国株の続落の方が世界に強い印象を与えついに始まったのかと不安にさせる
場面が多くなった。気の早い怖がりの人は世界恐慌が始まったと騒ぎ始めた。

いやいやまだまだこの段階では恐慌とは呼べないのだが、この年明けの暴落から中国市場
では金への投資に切り替える人が増えているようだ。

これについては株式の暴落から金の安定資産としての価値が求められる心理であるが、
その動向も市場が荒れて資本不足が続けば、乗り換えの為の安定資産の金でさえ株式に
注ぎ込む死のスパイラルの前兆では無い事を祈るばかりである。

今の暴落が恐慌の始まりなのか否かについては半年後にある程度の結論が出ると思う。
少なくとも将来的な「ドル高」を作り出す要因には成ることは確実視される傾向が強い。
そしてこの為替に追随する投資家も増えるだろう。

私はユーロの世界的な存在価値として当初期待されていたのは米国ドルとの相対関係
と見ている。米国の経済の強さはユーロに対してどれだけの強さを発揮するかで評価が
出来るモノだと思う。そしてそれが石油の利権にも絡んでいた。

米国の為替高による石油取引のドルを強くすることが失敗に終わったことはロックフェラー
財団の2014年に発表した化石燃料からの撤退でも解る。

EU経済共同体が発足してから約20年近く米国は為替の相対性理論を達成できずにいた
そればかりか、前FRB議長のパーナンキ時代のリフレ政策を最優先させたためにユーロの
信用が増加し続けていた。

FRB議長が変わりイエレン議長になり、米国は資本の収束を図る為に金利引き上げを発表し
世界中にばら撒いた資本を米国債に集めて為替高を作る気が満々だ。

リフレ政策に慎重派は、米国債が米国株と競合するのを避ける為として低金利政策を
容認されてきた経緯を今どのように観るか興味がある。私も少なからずこのパーナンキ政策
における低金利政策には疑問を持っていた。

実際にこの米国債の低金利は日本円高にしてしまった大きな一因でもある以上に果たしてFRBの
政策が本当に「ドル高」を生み出すものなのか経済の研究材料にはなる。

どちらにせよ低金利政策であるにもかかわらず容赦なくリフレ政策を拡大させた2008年から12年
まで米国務長官を務めたヒラリークリントンには経済の大きなシッペ返しが待っているだろう。




コメント
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