福岡県朝倉の洪水被害。

七夕前の九州地方を襲った大雨は各地に痛々しい爪痕を残した。　2,3年に一度はこうした豪雨による

洪水被害が出るような印象がある。　今年2017年は５月にスリランカや中国で洪水被害をもたらし

どちらでも死亡者が出る大きな自然災害となった。　７月には中国や日本の九州で大雨が再び猛威を振るっている。


日本では毎年のように夏は猛暑となる日が続き異常気象と呼ばれ、積乱雲のもたらす急激で局地的な雨はゲリラ豪雨と

して注意すべき自然現象の一つとして認識されていたのが、今では当然のこととなり異常気象とは呼ばれなくなった。

暑すぎるのが日本の夏となった。地球の温暖化がもたらす日本列島の亜熱帯化と具体的に示すこともあった。洪水被害も数年に

一度から毎年発生するようになると日本列島の熱帯雨林化も強ち冗談では済まされない。

５日から今も尚続く豪雨の為に九州では未だに被害の収まりが着かない状況で遂に被害者に死人も出てしまった。

行政や災害対策本部の設置や救援活動に対する不平はまだ出ていない。今後も出るような見通しは無い。

災害地域の人は成す術を無くしたと言ったところだ。


今年は世界的な洪水被害の当たり年のようです。

７月４日北朝鮮のミサイル発射。

・4月29日　北倉から発射され、距離50㎞で朝鮮国内に落下
・5月14日　北倉から発射され、距離787kmで日本のEEZ外に落下　高度2111km　火星12型
・5月22日　北倉から発射され、距離500kmで日本のEEZ外に落下　高度560km　北極星2型
・5月29日　元山から発射され、距離450kmで日本のEEZ内に着水　高度120km　スカッドの一種
・6月08日　元山から発射され、距離200kmで日本のEEZ外に落下　　　　　地対艦ミサイル数発。


・7月４日　北西部(平安北道亀城)から発射され　距離900km日本のEEZ内に着水　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北朝鮮はICBMの発射実験に成功したと発表。←NOW！



東京都議選の結果に流されてしまいがちな日本で北朝鮮からのミサイル発射実験が再び強行されました。

菅官房長官は「被害の報告は無い。」と遠周りの検討違いのコメントでお茶を濁した。今年に入りこれが１１回目の

北朝鮮からのミサイル発射となる。　米国トランプ大統領からは日本の忍耐が信じられないとツィート。




これだけの事が起きていながら北のミサイル発射実験が真実なのか信用できない疑心暗鬼な部分がある。

昨今の中東情勢でISISが猛威を振るった時期からさほど遠くない今にして、北朝鮮のミサイル発射でさえ、

米国が裏で仕込んだ工作なのでは？と疑っても理不尽では無い感覚だ。　数年前の北朝鮮のミサイル発射実験では

そのミサイルの残骸を確認するための捜索が行われた筈だが、今回の発射実験にはそれが無い。ここが一番気になる。


もしも米国が裏側で北朝鮮のミサイル発射に関わっているとすれば、危ないのは間違いなく日本だ。この北朝鮮叩きに

日本も不本意ながらも参加する必要があるのだろう。この決断をする防衛相は政治生命をかけなくてはいけない。

幸福実現党と公明党の明暗を分けた選挙2017

幸福実現党の醜態が更に残酷なレベルにまで到達しようとしている。2017年の都議選挙に至っても、当選者を１人も出せていないのは、

支持母体である幸福の科学の大川総裁に最大の責任があるのは周知のことだが、米国CIAからも更に不信を買っているのだろう。　

徐々に候補者の人数も減らして、大川総裁が選挙戦で前面に立つ事も無く、策も無い中でどうにか新たな勝機を導き出そうと四苦八苦

している　しかしそれもチートなもので更に信用を失うスパイラルに陥った。



宗教を支持母体とする公明党に関しては創価学会の総数は減少しても選挙では盤石の強さを見せている。今回の都議選でも死票数が

ゼロの立候補から当選まで100％の実力を発揮している。一応は国政では自民安倍政権と連立与党の立場だが、都政では、2016年の

年末に自民党と連立を解消して都議選挙に挑んだ。　自民党は稲田防衛大臣の失言や安倍総理の忖度など、選挙戦に不利となる状況で

したが、それよりも都政で公明党の協力が得られなかった自民党の哀れも無い姿だったと評した方が良いかもしれない。


直面する問題に惑わされ過ぎている。都民ファーストの会の躍進と同様に、公明党との連立解消は既に自民党の大敗を予期するものだ。

何を今さら何が原因で反省の弁など聞くに堪えない。　公明党が離れて自民党の大敗は決まっていた。　どうにか体裁を整えたくて

誰かに責任を押し付けようとする内部工作が余りにも醜い。責任の押しつけ先が総理大臣の安倍晋三であるのも情けない話だ。




同じく宗教団体を支持母体に持つ二つの政党、で共通して見える事は検察官の絡みだ。公明党は神崎武法で都民ファーストは若狭勝だ。

検察出身の人物がどのように働きかけるかが重要なポイントとなる。というようり小池百合子は既に学歴詐称ですけどね。ｗｗｗ

公明党の存在感の強さに幸福実現党の弱さ、明暗を分けた東京都議選2017。

東京都議選2017

東京都議選挙2017は豊洲市場移設などの具体的な争点が吹っ飛んだ後に現職の東京都知事小池百合子人気で引っ張る

地域政党の都民ファーストの会が圧倒的な躍進を見せて定数127議席中49議席の第一党となった。投票率は51.27％

改選前の57議席から半分以下の23議席となった自民党は安倍総理の秋葉原応援演説にもいいところが一つも無かった。

石原伸晃から転がって来た自民都連の会長の座は衆議の下村氏にあり、自身の衆議選挙区でもある板橋区では自民議席が

ゼロとなり一年経っても都議連会長の責任と呪縛に苦しめられた。石原時代の汚点を払拭出来ていなかった。



石原伸晃が前回の都知事選で自民党以外の候補者を応援した場合は除籍もあるとした為に大きく非難された都議連会長の石原。

一年経っても都民の目には自民党都連に対する憎悪を消し去ることが出来なかった事が最もな敗因だと思う。石原から復権を

託され受け取ったはずの都議連会長の襷は選挙戦を戦うには汚れ過ぎていた。

変わって都民ファーストの会の小池百合子現職の都知事ですが、この一年は茶番で終わった豊洲市場移設問題で大いに賑わった

しかしこれからの2020年までが正念場だ。果たしてどのような政治を見せてくれるかが楽しみだ。

更には公明党の議席数が23となり着実に都政を掴む存在となりしも、小池百合子を支えた幸福実現党の議席数はゼロだった。

原発廃炉と地方財政の陰で

愛媛県の今治市に加計学園によって新設される予定であった獣医学部を巡り、内部告発をした文科省官僚の前川事務次官が

既に辞職してこの問題は安倍政権と官僚が痛み分けで一応の解決を図るものだと多くの人が想像したのだが、何故かそこから

安倍総理が更に強硬な姿勢をみせて国家戦略特区を全国展開するなど向う見ずに豪語する収拾が着かない展開になってきた。　

おっ嫌われ者の安倍ちゃんまだやるつもりかよ。　と意外な反発をする総理に注文が付いて全国から上から目線でみられています。　

火を付けちゃったな。あべちゃん。ワザとなのか、それとも安倍総理から見ても今の執行部は気に入らないのでヤケッパチになったの

かもしれない。　それもこれも内閣の仕事を取り仕切る萩生田光一と菅の官房長官コンビのせいだ。 飯の為に日本を売ってるだけだ。




そこには前川事務次官が「出会い系バー」に出入りするスキャンダルで帳尻を合わせて事態をエスケープコートして揉み消そう

とした菅義偉官房長官の顔に泥を塗った為に始末が悪くなった理由が大きいだろうな。　文科省の官僚は「出会い系バー」の

スキャンダルにもめげず、更なる調査を続けたのだから大したものだ。　内閣のご乱心振りにバカウケです。

ネット内では未だに生存するネトウヨや自民ネットサポのお蔭で久しぶりの罵詈雑言が見られた。



そんな今治市に加計学園ですが、それと同時に愛媛県の伊方原発の廃炉が決まった。　どうしたものか地方財政と切っても切れない

関係の原発事業は他の財政事業とセットで語られ、その多くが廃炉へ決定され財政的には補助金を減額される傾向が強い。

愛媛県ばかりでなく、福井県の「もんじゅ」の時も特別配偶者控除の廃止が持ち上がった。　愛媛県は今治の獣医学部新設と

引き換えに伊方原発に絡んで補助金が欲しかったのかもしれない。

3.11後に原発の廃炉計画が相次いでおり、茨城県の東海村でも廃炉が決まった。日本各地で原発の廃炉が決まる中で地方創生は

困窮する地方財政にどのように働きかけるかまだ答えは無い。しかし廃炉計画には多額の予算も計上される。