まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

京都 旅館 安い その3

2007-03-28 13:21:21 | 人間文化論
こちらの写真をご覧ください。京都の古い家というのはこうなのでしょうか。階段がメチャクチャ急です。一段の幅が狭く足が乗りきれません。そのくせ一段一段が高く、普通に階段を上ろうとしただけなのにスネを痛打しました。出血した上、骨までジンジン痛いです(;_;)。

今どきこういう宿に泊まる人がいるのでしょうか。もともと民家だったようで部屋数が多いとはいえ、学生の合宿を引き受けるほどの収容力はありません。では誰が泊まるのか。女将の最初の挨拶のことばで真相が判明しました。「日本人の方がいらっしゃるのは久しぶりやわあ。どうやって探しはったんですか」。お客さんはほとんど外国の方だそうです。旅館内の各種の貼り紙はすべて英語(風呂場にはなぜかドイツ語も)でした。狭い廊下ですれ違うのはツンツルテンの浴衣を着た外国人ばかり。京都に来て思わぬ異国情緒を楽しんでしまいました。彼らがスネを痛打しないよう、心からお祈り申し上げます。

京都 旅館 安い その2

2007-03-28 13:18:11 | 人間文化論
(承前)仮にその宿をH旅館と名づけておくことにしましょう。しかし旅館とは名ばかりで、どう考えても旅館として設計され建築されたとは思えません。

写真は部屋の入り口です。廊下からフスマを開けると直接4畳半の部屋です。したがってスリッパは部屋の外(=廊下)に脱いで並べておくことになります。フスマには取って付けたようなカギが付いています。

お風呂はひとつだけです。男女の区別はなし。普通の家の普通のサイズのお風呂です。風呂桶が木製なのはちょっと普通っぽくないですが、まあそもそも建物全体が古い木造なので。ここにもカギが付いているので、カギがかかっていて先客がいることが明らかであれば、すごすごと部屋に戻ることになります。まあこのお風呂は夕方6時から11時までしか入れないので、長逗留だというのに1回しか入れませんでした。そんなに早く飲み会から帰ってこられないし…。(さらに続く)