第3回 「てつがくカフェ@ふくしま」 で男女の友情は成り立つのかについて話し合ったとき、
私は異性相手だとどうしてもどちらかが 「ザワザワしちゃう」 ので、
男女の間に友情は成立しないのではないか、と発言しました。
恋愛感情が湧き上がってきてしまうことを 「ザワザワする」 と表現したのですが、
なぜ自分はそういうふうに言ってしまうのか、自分で言いながら不思議に思っていました。
フツー、相手に恋愛感情を抱くことを 「ザワザワする」 とは言いませんよね。
なんで自分はこんな言い回しを使うんだろう?
と思っていたら、近頃その出所が判明しました。
マンガ 『おいしい関係』 のなかで主人公がそういう表現をしていたのでした。
書斎の掃除をしている最中に、まあ当然のごとく逃避行動としてマンガなどを読んでしまい、
それで見つけることができました。
ちょっと引用してみます。
主人公が 「プチ・ラパン」 のことを振り返る場面です。
「百恵…
どこの店のコックなの? プロだよな?
そうだよな
何で気付かなかったんだろ
こんな すぐわかること…」
「はじめは洋食屋
すごいシェフのいる
その人の料理はどんなかっていうと
ピタッとした味
天才肌のシェフ
想いが深いっていうか
心があるっていうか
そういう味でさ
本人は職人でカタブツで
ヘンな人なんだけど
その味に惚れちゃって
大学中退で飛びこんじゃった
でもまずっちゃった
ざわついちゃったの
ざわざわざわ」
「好きになったの?」
「うん
仕事が手につかなくなった
元も子もないわ
とか思ったね」
「好きだって言ったのかよ!?」
「言えなかったのん
彼の恋人が 美女すぎで」
という場面です。
正しくは 「ざわついた」 と使っていましたね。
マンガでは友人どうしではなく師弟関係ですが、
とにかく槇村さとるのこの表現が私の頭の中に残っていて、
「ザワザワする」 という言い方を使ってしまっていたのでしょう。
フツーの正しい言葉遣いではありませんが、
せっかくの安定した関係を危うくしてしまう感じが伝わってくる、
とても上手い表現だと思います。
ドラマでもこの表現が使われていたかどうかがよくわかりません。
上記の場面はドラマではまったくカットされていましたので。
気になるところですが、さすがに逃避ばかりもしていられないので、
ドラマのチェックはまたの機会にしたいと思います。
私は異性相手だとどうしてもどちらかが 「ザワザワしちゃう」 ので、
男女の間に友情は成立しないのではないか、と発言しました。
恋愛感情が湧き上がってきてしまうことを 「ザワザワする」 と表現したのですが、
なぜ自分はそういうふうに言ってしまうのか、自分で言いながら不思議に思っていました。
フツー、相手に恋愛感情を抱くことを 「ザワザワする」 とは言いませんよね。
なんで自分はこんな言い回しを使うんだろう?
と思っていたら、近頃その出所が判明しました。
マンガ 『おいしい関係』 のなかで主人公がそういう表現をしていたのでした。
書斎の掃除をしている最中に、まあ当然のごとく逃避行動としてマンガなどを読んでしまい、
それで見つけることができました。
ちょっと引用してみます。
主人公が 「プチ・ラパン」 のことを振り返る場面です。
「百恵…
どこの店のコックなの? プロだよな?
そうだよな
何で気付かなかったんだろ
こんな すぐわかること…」
「はじめは洋食屋
すごいシェフのいる
その人の料理はどんなかっていうと
ピタッとした味
天才肌のシェフ
想いが深いっていうか
心があるっていうか
そういう味でさ
本人は職人でカタブツで
ヘンな人なんだけど
その味に惚れちゃって
大学中退で飛びこんじゃった
でもまずっちゃった
ざわついちゃったの
ざわざわざわ」
「好きになったの?」
「うん
仕事が手につかなくなった
元も子もないわ
とか思ったね」
「好きだって言ったのかよ!?」
「言えなかったのん
彼の恋人が 美女すぎで」
という場面です。
正しくは 「ざわついた」 と使っていましたね。
マンガでは友人どうしではなく師弟関係ですが、
とにかく槇村さとるのこの表現が私の頭の中に残っていて、
「ザワザワする」 という言い方を使ってしまっていたのでしょう。
フツーの正しい言葉遣いではありませんが、
せっかくの安定した関係を危うくしてしまう感じが伝わってくる、
とても上手い表現だと思います。
ドラマでもこの表現が使われていたかどうかがよくわかりません。
上記の場面はドラマではまったくカットされていましたので。
気になるところですが、さすがに逃避ばかりもしていられないので、
ドラマのチェックはまたの機会にしたいと思います。