まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

「絆」 でしょうか、いいえ 「断」 「捨」 「離」

2011-12-31 23:16:38 | 生老病死の倫理学
たいへんだった2011年が終わろうとしています。
生誕50周年を迎えるこの年が、こんな一年になるとはまったく想像もしていませんでした。
筆舌に尽くしがたいとはこのことだろうと思います。
言葉で表すことができない今年を表現した漢字は、
日本漢字能力検定協会によると 「絆」 なんだそうです。
うーん、絆ねぇ。
絆だったかなあ?
福島に暮らすものとしては 「絆」 というよりも、
「断」 とか 「捨」 とか 「離」 のほうが合っているような気がします。

震災の当日には、被災地とは遠く離れたところで買い占めが始まっていたり、
あの震災を 「天罰」 呼ばわりした人が多くの有権者に支持されて再選されたり、
福島第一原発の事故がまったく収束の兆しも見せていないときに、
早くもマスコミやネットでは 「原発擁護論」 が跋扈していたり、
メルトダウンの情報も知らされないまま、
上からはただひたすら安全だという情報が垂れ流されたりしていました。
自然の猛威によっても、価値観の違いによっても家族の絆は断たれ、
あの事故によって強制的に故郷を捨てさせられた人、
家族と離ればなれに暮らすことを余儀なくされた人が数多く存在しています。
逃げた人、残った人、まだ決めかねている人のあいだに断絶が生じ、
逃げていった先でも、心ない仕打ちを受けている人びとの話も聞こえてきました。
政治家やマスコミからも心ない本音や失言が数限りなく発せられ、
電力会社は世論形成に躍起となり、
原発導入・推進の旗頭だった野党は、復興支援と事故収束に力を貸すよりも、
震災と事故を政争の具にすることを選択していました。

このように日本全体を見渡すとやはり 「絆」 というよりも、
「断」 や 「捨」 や 「離」 のほうがしっくり来るような気がします。
しかしながら、個人的にはたしかにこの一年間、
「絆」 を感じられる体験もいろいろとさせていただくことができました。
こんなことがなければ知り合うようなことのなかっただろう人びとから、
突然のコンタクトをいただいたり、
「てつがくカフェ@ふくしま」 という新たな場で、
たくさんの新しい出会いや対話を経験することができました。
この一年を一文字で表せと言われて、「絆」 を選ぶかというと、
ちょっと違うような気がしないでもありませんが、
ベスト5かベスト10くらいには入れてあげてもいいかなと思います。
とにかく、たいへんだった一年がやっと終わります。

さて、昨日は毎年恒例の、ゼミ卒業生忘年会の日でしたが、
こちらも恒例の、大晦日に行っていた、ぢゅんちゃん邸年越し忘年会が、
都合により30日に前倒しになったということで、
2つの忘年会を合体させた大宴会がぢゅんちゃん邸で開催されることになりました。
初対面どうしの方々もいるというのに、けっきょく最後は2時過ぎまで、
延々8時間以上にわたって酒を酌み交わし続けておりました。



なお、卒業生たちはいつものようにバースデイ・プレゼントを持参してくれました。
(ホントに、そんな気を遣わなくていいのに…)

昨年はタジン鍋を頂戴してしまった私ですが、
今年はマルチ・グリル・ポットというものを頂戴してしまいました。
こういうものです。



これで卓上で鍋物や蒸し物ができるばかりでなく、
こんなふうに波形プレートに付け替えると焼き物もできるようです。



うちに泊まっていった卒業生たちに、ブランチとして昨日の残り物の、
蒸し野菜&なんちゃってバーニャカウダを作ってあげました。



福島産の野菜をふんだんに使った料理を食べて、
卒業生たちは石巻や神奈川県に帰っていきました。
このたいへんだった年の最後の最後にもう一度、絆を感じることができました。
もうすぐ年が明けます。
新しい2012年は、制御不能な核エネルギーや、
その利権に群がる企業や政治家や学者たち、そしてそれに躍らされる衆愚政治を、
すべて 「断捨離」 してしまいたいものだと思います。

Facebookはじめました

2011-12-30 07:08:21 | 人間文化論
10日ほど前から Facebook を始めてみました。

ぢゅんちゃんがスマホどころかケータイすら持っていないくせにやってる、

っていう話を聞いて、だったら自分にもできるかなあと思って試しに始めてみたわけです。

やってみてどうでしょうか?

うーん、まだちょっとよくわからない感じですかねぇ。

ケータイからの投稿とか、なんか使い勝手がよくなくって。

もうちょっとサクッと思い通りのことができるといいのに。

ただ、Mixi と比べると、

Mixi は5年以上やって今友だちが60人ですが、

Facebook はたった10日間で友だちが50人を超えてしまいました。

しかも、Mixi 仲間 (いわゆるマイミクさん) との重複はほとんどなしにです。

強引に 「この人は知り合いではありませんか」 とリコメンドしてくる機能のおかげなのか、

それとも SNS として Mixi よりも利用者が多いのでしょうか?

とりあえず気に入ったのは、字数制限がないらしいということです。

ですので、Mixi 日記と同様、直接ブログと連携させてしまって、

自動的に転載 (正確にはリンク) されるようにしてみました。

Mixi のように、つぶやきと日記の区別がありませんので、

その点は便利と言えるかもしれません。

それと今は練習として、つぶやきに相当する短文をケータイから送ってみたりしています。

(写真と文字を一緒にアップするのがなかなかうまくできないのですが…)

さて、いよいよ問題はツイッターです。

140字という字数制限があるという話を聞いたときから、

短い文章の書けない私とはまったく無縁な世界だと無視してきましたが、

あのぢゅんちゃんが Facebook とツイッター両方やってると聞くと、

別に対抗したいわけではありませんが、

情報弱者の彼にできるのならば、自分にもできそうな気がしてきてしまうではありませんか。

ある方は、ブログと Mixi と Facebook とツイッターを連携させつつ、

使い分けていると教えてくれました。

Mixi と Facebook は直接連携させることができないようなので、

ツイッターを始めれば全部を統合しつつ連携させられるのかなあ、とか。

まあ、なんだか忙しい世の中になってしまいましたね。

生誕50周年記念バースデイ・プレゼント

2011-12-29 12:56:23 | 幸せの倫理学
うちの家具のなかで一番高いのはソファです。
アルフレックスというイタリアの家具メーカーのものです。
イタリア人仕様なのでしょうか、デカイです。
いちおう3人がけですが、私はこのソファで横になってテレビを見たまま寝てしまうことがよくあります。
つまり、ソファというよりもベッドといってもいいくらいの大きさです。
実際、ひとが泊まりにきたときにここに1人寝てもらったりするほどです。
これをちゃんと買うと、オットマン付きで70万円くらいするのではないでしょうか?

「でしょうか?」 という曖昧な言い方をしているのは、
ちゃんと自分で買ったわけではないからです。
これは頂き物なのです。
ある方が自分の家で使っていらしたものを、
引っ越しの際に、新しい住居ではもう使わないからと言って、
誰か欲しい人はいませんかと希望者を募り、
何人かの希望者の中からいろいろと条件がたまたま合って、
うちに譲っていただけることになりました。
もちろんタダです。
郵送料のみ負担したにすぎません。
それにしても奇特な方がいらっしゃるものです。
そして、そういう機会にこんなたいそうなものを頂戴できてしまう私の強運も大したものです。
その方のお薦めにより、クッションを集めて背中の下に敷き、
ソファに寝っ転がってお酒を飲みながらテレビを見るとサイコーですよ、
という言葉に従って、ビールを飲みながらヤクルトの試合やDVDなどを鑑賞したものでした。

で、このソファのカバーは真っ白 (正確にはクリーム色?) だったんです。
こんな感じ。



ただ、中古の品でしたし、頂戴したときにすでに若干汚れ始めてはいました。
ソファというのは使ってナンボですし、
それが白となると汚れてしまうのは否めません。
しかし頂いたときはさして気になるほどではありませんでした。
ところが、我が家に来てから加速度的に汚れていったのです。
しかも、汚れるだけではなくてクッション類がすべてヘタっていきました。
休日となるとこの上でずーっと寝っ転がっていて、
さらに食事もこれに座ってカップラーメンを食べたりするのですから、
急速に傷んでしまったとしてもしかたありません。
付属のクッションはいいとしても、座面や背面のクッションが汚れヘタってしまうと、
ソファとしての威厳は著しく損なわれてしまいます。



これ↑はちょっと物悲しいですよね。
で、何とかしたいと思っていたんです。
ソファのカバーは張り替えられるというのは知っていました。
ちゃんとした会社の製品ですから当然やってもらえるでしょう。
しかし、それには相当の費用がかかるらしいということも知っていました。
というわけで、もう何年も前から張り替えたいなあとは思っていましたが、
なかなか手が出ずにいたわけです。

そして、今年。
なんと妻が、私の生誕50周年を祝ってソファを張り替えてくれるというではありませんかっ
おおっ、ありがとうっ
なんて心の広い人なんだ。
私がほぼ1人で独占的に使っていて、しかも私の怠惰な生活により傷んでしまったソファを、
私のために張り替えてくれるなんて。
2年後には君の50周年を大々的に祝ってあげるからね。

というわけで、ソファの補修をしてもらえることに決まったわけですが、
それからが大変でした。
恵比寿にあるアルフレックスの直営店に行って生地を大量に見せてもらったり、
そのうちのよさそうなやつのサンプルを福島に持ち帰って、
ああでもないこうでもないと延々と議論をしたり。
やっと決まったら、今度は張り替えのためソファを工場に送ったり。
張り替えの工程には1ヶ月以上かかりました。
つまり、ソファなしの生活を1ヶ月以上送らなくてはならなかったのです。
ソファを搬出してしまうとリビングはガラーンとしてしまいました。



しかし、これではテレビを見ることができませんので、
代わりにソファベッドを代用としてちんまり置いておいたりもしました。



なんだかものすごくショボイ感じです。
が、それも張り替えが終わるまでの辛抱です。
そして、とうとう今日、張り替えの終わったソファが届いたのです。
担当の方からは、お誕生日に間に合わなくて申しわけありませんと謝られましたが、
1日の遅れくらい誤差みたいなもんです。
カバーが張り替えられ、綿も詰め直して新品同様になったソファが戻ってまいりました。



おおっ、素晴らしい
写メではわかりにくいかと思いますが、
今回は茶系のモダンな感じの生地を選んでみました。
前の時ほど汚れが目立たずにすむでしょう。
座面も背面も付属のクッションもパンパンです。



付属ではないクッションやピンクパンサーさん、センターテーブルも元に戻して、
1ヶ月ぶりに私の居場所が帰ってきました。



うん、豪華だ。
またここでぐうたらできるぞっ。
いえ、ウソです。
いつまでもこの美しさと感動を保てるよう、できるだけここには座らないようにいたします。
本当にありがとうございました。


P.S.
妻は、ソファが戻ってくるのに合わせて、
階段箪笥のディスプレイもクリスマス仕様から正月仕様に変更してくれました。



年内にクリスマス・ディスプレイが片付けられたのは、
引っ越して以来初めてのことかもしれません。
重ね重ね、どうもありがとうございました

人間150年下天のうちをくらぶれば

2011-12-28 19:23:57 | 生老病死の倫理学
みなさま、お祝いのメッセージをありがとうございました。

とうとう50歳になってしまいました。

50歳といえば人生3分の1の折り返し地点 (?)。

よくもここまでこうして元気に生きてこられたものと思います。

それもすべて、皆さまのおかげにほかなりません。

人に生かされて今の私があるのです。

これまでの50年はあっという間でしたし、

年が経つにつれて月日の過ぎるスピードが増していることを思うならば、

残りの100年なんてそれこそ夢幻のごとく飛び去ってしまうのでしょう。

その間にほんのわずかでも、私が皆さまから頂戴してきた数々の恩恵に対して、

お返しをしていけたらと思います。

非力な私に何ができるのかわかりませんが、

今後ともなにとぞよろしくお願い申しあげます。

(と言いつつ、残りの100年、さらに皆さんに迷惑かけっぱなしの、

 手に負えない痴呆でエロなひひジジイとなっていくんだろうなあ。

 あらかじめ言っとくけど、みんなホントにゴメンね

親孝行旅行

2011-12-27 22:33:22 | 性愛の倫理学
昨日、お義父さんが来福されました。
クリスマス寒波の大雪とともに福島入りですから、
それはもうビックリされていました。
福島県民としてはしてやったりの気分ですが、
これが普通と思われてしまうのはいかがなものかという気もいたします。
問題はどうやって接待するかですが、
昨日はとりあえず、ねぎカッキグラタンなどの手料理や、
頂き物のローストビーフ (義父の好物) でごまかしました。
あと1泊2日分をどうするかですが、
義父は大学時代、自動車部で4年間活躍し、
卒業後もOBとしてずっと部活を支え続けてきている人ですので、
クルマとクルマの運転が大好きです。
とにかくうちのベンツを運転させてあげよう、しかもこの雪ならさらに喜ぶはず、
ということで、冬の東北ドライブ旅行を計画しました。

山形県葉山温泉の 「日本の宿 古窯 (こよう)」 という私たちお気に入りの宿を取り、
しかし、仙台の着物屋さんに着物を取りに行かなければいけないという用もあったので、
わざわざ遠回りして仙台に寄り、それから山形に向かうという、
およそ接待とは思えないような自由な旅程ですが、
案の定、お義父さんは喜々として運転してくださいました。
自動車部といってもお義父さんは飛ばし屋ではありません。
雪の東北自動車道を慎重に北上していきます。
まずは例の長町のレストラン 「びすたーり」 に行き、のんびり昼食を楽しみました。
それから青葉通りの着物屋さんへ。
妻は着物屋さんで1時間ほどいろいろと打ち合わせをしなければならないということで、
私たち2人はその間、青葉城趾まで足を伸ばします。
お決まりの伊達政宗騎馬像なんかを見、山上からの仙台の街並みを見て楽しみます。



雪の福島とちがい、仙台はまったく雪の気配が感じられなかったのですが、
山上の凍えるような寒さは福島と同じでした。
そこから東北自動車道を南下して山形自動車道へと入っていきます。
山形自動車道に入ってすぐにもう完全な雪道となり、
自分ではちょっと運転したくないようなコンディションとなってしまいました。
しかし、お義父さんはオートマのシフトを巧みに操り、
楽しげにクルージングを続けています。
喜寿を迎えた人とは思えないようなドライブ・テクニックでした。
それでも、特に高速を下りてから、車重の重いFR車はふらついたり、
空回りしたりしながら、なんとか目的地に到着したのでした。
とにかく自分がドライバーじゃなくてよかったと心から思いました。

到着するやいなや展望露天風呂から雪一色の温泉街を見下ろします。



そして夕食は 「山形づくし九重盛り」や、



「特撰米沢牛の蒸ししゃぶ」、



「雪国かまくら盛りのお造り」、



などなど、どれも元寿司職人だったお義父さんを唸らせるほど、素晴らしい味わいでした。
食後にもう一度入浴したあとお義父さんはマッサージを受けてそのまま今は寝息を立てています。
そして、この宿が何よりもスゴイのは、WiMAXがつながるということです。
普通の温泉宿でまさか無線でインターネットをできるとは思っていませんでした。
ラウンジ周辺でインターネット使用可とは書いてあったので、
ひとり部屋を出て、浴衣姿でくしゃみをしながらブログを書こうか、
それとも今日はお休みしようかと考えていたのですが、
みんなの寝息を聞き、ビールを飲みながらこうして快適に作文しています。
うーん、「日本の宿 古窯」、来てよかった。
きっとお義父さんも満足してくれていることでしょう。
明日もドライブ楽しんでいただければと思います。

ホワイト・クリスマス・ディナー

2011-12-26 11:11:08 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
クリスマスは年賀状作成で1日が終わりました。
慣れない画像処理 (というほど大したことはやっていないのですが) や、
住所録管理 (年賀状もらったときにすぐにやっておけばよかったのですが) に手間取り、
やっと終わった頃にはすっかりいい時間になってしまっていました。
これから買い物して料理を作るのはめんどくさいということになり、
外食することにいたしました。
ところが予約を入れようとして気づいたことには、
なんと昨日は日曜日ではありませんか。
福島の飲食店は軒並み日曜定休です。
しかも開いていたとしても、クリスマス当日ですので空いているかどうか定かではありません。
祈るような気持ちで 「Bistro Suzuki」 さんに電話してみました。
「Bistro Suzuki」 の鈴木さんにはこのところいろいろとお世話になりっぱなしです。
23日には 「てつがくカフェ」 の開始前に会場まで来てくださり、
「今日は参加できなくて申しわけありませんが」 と言いながら、
誕生日祝いとして赤ワインを差し入れてくださいました。
第1回から毎回参加していただいているだけでありがたいのに、
どこまで律儀な方なんでしょう。
23日はご一緒できなかったので、クリスマス・ディナーはぜひにと思っていたところ、
奇跡的に入れてもらうことができました。
「Bistro Suzuki」 はカウンター席7つだけの小さなフレンチですが、
昨日はちょうど5名様団体の予約が入っており、
ピッタリ2人分だけ空きがあったのでした。
うーん、クリスマスの奇跡だっ
鈴木さんによるとイブの24日のほうがごった返していて、
25日は例年落ち着いているとのことでした。

カウンターに座るとこんなロウソクが出迎えてくれました。



本物のパプリカをくり抜いたなかに、粉状のロウを入れて作った手作りロウソクです。
だんだんパプリカが焼けてしまうので長持ちはしないそうですが、
ちょっとオシャレな趣向ではありませんか。
なにかの機会にやってみたいと思います (どんな機会があるというのだ?)。

さて、ふつうのレストランなら25日はクリスマス・ディナー限定といわれてしまうところですが、
「Bistro Suzuki」 さんではどんなオーダーでもオッケーだそうです。
しかし、せっかくですのでベタにクリスマス・ディナーを頼んでみました。
注文するやいなや鈴木さんはリンゴをむき始めます。
この段階からデザートの仕込みなんだろうかと思いましたが、さにあらず。
前菜のフォアグラとリンゴのソテーでした。



赤いのは野イチゴのソースです。
フォアグラが入っていなければ完全にデザートと言っていい甘さです。
しかし、これがフォアグラと合うんですね。
みごとなハーモニーです。
続いて海鮮サラダ。



マリネした細切りニンジンの上にたくさんのホッキ貝やらホタテ貝やら海の幸と、
少量の葉っぱ類、ピンク色に見えるのは薄切りの大根です。
思い切った酸味のドレッシングがとても爽やかでした。
そしてパン。



こちらでは 「パパゲーノ」 さんのパンを使っていましたが、
「パパゲーノ」 さんが店を閉めてしまい、そのときにタネ (酵母?) を譲ってくださったのだそうです。
パンは難しくてとても素人には焼けませんとおっしゃりながらも、
今では毎日、何種類もの手作りパンを出してくださいます。
次はカニのスープです。



ひとりひとりに嗜好を確かめてから、生ガキも追加されます。
生ガキが加わるとさらに濃厚な感じになって、
口の中に海の香りが広がりました。
魚料理はマスです。



パリパリの皮、ふっくらした身、ネギとニンニクのソースがたまりません。
レモンを搾るとまたひと味違う味わいに変わります。
肉料理は仔羊のノド肉。



仔羊のノド肉って初めて食べました。
フニャフニャと柔らかい食感で、場所によっては 「えっ、白子?」 と思ってしまうくらいですが、
別の一切れはちゃんと肉っぽかったりして、なるほど 「仔羊」 の 「ノド肉」 だと納得しました。
こちらはマスタードソースでした。
デザートはイチゴの上に芸術的な飴が飾り付けられた一品でした。



食べてしまうのがもったいないくらいです。
もちろんガツガツと食べてしまうのですが…。
以上、みごとなフルコースのクリスマス・ディナーでした。
スパークリングワインから白、赤と料理に合わせてグラスワインもぐいぐい飲みつづけました。
デザートとコーヒーのあとにチーズも出されて、
もう一度赤ワインに戻ってしまうくらい、最後の最後まで堪能させていただきました。
どうもご馳走さまでした
来年もよろしくお願いいたします。

店を出てみると大雪。
歩道にも車道にもすっかり雪が積もっていました。
和服姿の女性には雪道は相当ツラそうでした。



足袋はビチョビチョでしょう。
でも自宅までほんの数百メートル。
足跡つけるのを楽しみながら帰っていきました。
途中で足を滑らせて転んだのは、言うまでもなく私のほうでした。

イブ散歩&イブ・ディナー

2011-12-25 07:58:52 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
クリスマス・イブの昨日はむちゃくちゃいい天気。
雲ひとつない快晴で、気温はあいかわらず低いのだけれど、
一昨日とはうってかわって風もなく、お散歩日和な感じでした。
というわけで、福島大学美術研究会の展覧会をやっている文化センターまで、
ちょっと歩いて行ってみることにしました。
和服姿の女性と一緒だったのでちょっと時間がかかってしまいましたが、
まあちょうどいいくらいの散歩コースです。

美術研究会というのは部活なんでしょうか、
初めて来たのでどういう団体かよくわかりませんが、
学類の1年生から大学院生まで40人くらいが出品していました。
10数人くらいの作品をじっくり見て回れるいつもの卒業制作展とは違い、
40人がだいたいみんな1点ずつ出品している感じで、
(なかには何点も出品している人もいましたが)
その多様さというか、会員数に圧倒されました。
「文化創造論」 は2年生相手の授業ですので、
卒業制作展で作品を見るときは授業をやった2年後になるわけですが、
今回初めて、今 「文化創造論」 を取ってくれている2年生や、
去年取ってくれた3年生の作品も見ることができました。
プレゼンで説明していた絵の具の話ってこれのことかあなどと、
プレゼン内容と関連させながら見ることができてとても面白かったです。
今日までですので、ヒマな人は散歩がてら行ってみてはいかがでしょうか。

帰りはまだ4時くらいだというのにだいぶ日が傾いて、
気温が急激に下がってきていました。
あいかわらず天気はいいのですが、散歩を楽しむ感じではもうありません。
和服の女性は足袋がむきだしになっている足元が冷えると泣いていました。
とても家まで一気に帰れそうもなかったので、途中の 「Cafe Carrera」 でビバークしました。
以前に一万歩散歩したときに寄り道したお店です。
今日は、クルマ好きそうなおじさんたちがカウンターに陣取って、
なにやらマニアックな話に花を咲かせていました。
私たちはカフェ・ラテとチーズケーキで暖を取り、身体を暖め直してから帰途につきました。
郵便局で年賀状を買い、MAXでディナー用の買い物をしてなんとか無事帰ってきました。

頂き物のシャンパン、ポル・ロジェがあったので、それを中心にメニューを考え、
手分けしてクリスマス・ディナーの作成にかかります。
といってもいつもとそんなに変わらないレパートリーですが、
できあがってみるとなんとなくオシャレな感じのディナーに仕上がりました。



まずは主役のポル・ロジェ。
シャンパーニュに敬意を表して、めったに使わないバカラを使ってあげます。



テーブル中央には、蒸し野菜やアボカド、アイスプラントを配した豪華な一皿。
作者は和服女性。
これはオリーブオイル+バルサミコ酢をつけて食べていきます。



私が作ったのは、平野レミ師匠のレシピ、トマト牛肉。
ぢゅんちゃんとの打ち合わせのときに食べたしゃぶしゃぶの牛肉が残っていたので、
トマトを買ってくればできるだろうという安易な気持ちで決めましたが、
レンコンが美味しそうだったので、初めてレンコン入りで作ってみたところ、
シャキシャキ感が加わり、いつもとは違う食べ物になってくれました。



そして、和服女性の創作料理、オイルサーディンの千切りパン焼き。
本当はオイルサーディンを並べたところに大葉と粉チーズとパン粉をのせて焼くつもりだったのですが、
冷凍庫のなかにあると思っていたパン粉がなかったので (在庫チェックの甘かった私の責任です)、
急遽、余っていたフランスパンを千切って代用してみたら、
パン粉で作るよりもいい感じに仕上がってくれました。



これでもう十分お腹いっぱいでしたが、シャンパンがまだ残っていましたので、
いちおう下ごしらえしてあったパスタも作ることにいたしました。
パスタの師匠直伝の 「スモークサーモンとズッキーニのクリームパスタ」 です。
腹具合を考えて、量は控えめにしておきました。



このところ外食が多かったし、さもなければ鍋、みたいな手抜き料理ばかりでしたので、
久しぶりにちゃんと料理を作ってのんびり時間を過ごすことができました。
けっきょく酔っ払ってしまい、年賀状を作成することはできませんでしたが、
まあ、今日がんばれば何とかなるでしょう。
私からの年賀状が元旦に届くことなんて誰も期待していませんよね。
いつものように何日か遅れで着くと思いますので、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

てつカフェ&生誕50周年記念パーティ

2011-12-24 21:52:31 | 幸せの倫理学
昨日は第7回 「てつがくカフェ@ふくしま」 & まさおさま生誕50周年記念パーティでした。
てつカフェには29名もの参加者に集まっていただきましたし、
記念パーティにも23名の方に参加していただきました。
私は本当に幸せ者です。
皆さまどうもありがとうございました。

てつカフェでは 「〈対話〉 と 〈和〉 の精神」 というテーマで、
2時間をオーバーして、皆さんに熱く語り合っていただきました。



当日用ポスターは前々日に会議の合間をぬって作ったクリスマス仕様です。
久しぶりにA・O・Z (アオウゼ) での開催でしたが、
いつもの小活動室に収まりきれないくらいの皆さんに集まっていただきました。



今回も人が多すぎて、一言も発しないまま帰られた方が何人もいらっしゃいましたが、
話を聞いていただけでもけっこう満足していただけたのではないでしょうか。
私もいろいろな気づきを得ることができました。
世話人のぢゅんちゃんがいずれまたまとめてくださることと思いますが、
とりあえずこのグチャグチャのマインドマップでも見て、
どんな対話が交わされたのか想像してみてください。



その後は 「サイトウ洋食店」 に場所を移して、生誕50周年記念パーティとなりました。
お店を借り切ってしまってどうなることかと心配しておりましたが、
23名もの方にお集まりいただきました。
ぢゅんちゃんはしきりに、こんなに集まるもんなんだと驚きを隠せない様子でした。
このムチャな企画の言い出しっぺである我が妻、
ぢゅんちゃんとすずめさん、
研究仲間である高校の先生方、
半強制的に狩り出されたゼミ生たち、
遠くから駆けつけてくれた卒業生たち、
直接の教え子でもないのに参加してくれた学生・院生の皆さん、
そして、てつカフェで出会ったたくさんの皆さま。
本当にありがとうございました。
思いがけぬバースデイ・プレゼントをいただいたり、
参加者全員の皆さまから一言ずつ、私に関する面白エピソードを話していただいたり、
そして齋藤さんからはこんなケーキまで用意していただいたり、



まさおさま冥利に尽きるというのでしょうか、
まさおさまをやっていて本当によかったと思いました。
人生3分の1の節目を迎えて、これからの100年に希望を見出すことができました。
この福島の地で、これからもみんなで楽しく幸せに暮らしていきましょう!


P.S.
このパーティの終了後、ぢゅんちゃんたちは深夜の夜行バスで成田へと旅立ったのでした。
もういい歳だしDINKSなんだから、若者みたいな貧乏旅はやめてちゃんと新幹線使おうよ

芸術の冬、スポーツの冬

2011-12-22 16:46:07 | 人間文化論
本日が年内最後の授業でした。
「文化創造論」 では今日が、
4週間にわたってやってきたプレゼンテーションのレポート提出日でした。
自分たちでプレゼンをやり、他チームのプレゼンを見て、
それらを振り返って3枚以上書くことという課題なんですが、
今年のみんなはミョーにたくさん書いていましたね。
まあ書かなきゃいけないことがいろいろ指定されているので、
例年3枚ギリギリなんていう人はまずいないのですが、
今年は10枚以上の大作がものすごくたくさんあって、
今からレポートを読むのが楽しみです。
また、今日はレポートをもとにしてグループで振り返りの話し合いをしてもらいましたが、
みんな、フレーリーゲームなんかも楽しそうにやってくれていました。

さて、今日から冬休みです。
冬休みのあいだはいろいろな文化イベントが開催されますので、
せっかくいろいろなチームのプレゼンを見て興味が高まってきたところですから、
ぜひ今まで行ったことのないような展覧会やコンサートに行ってみたり、
テレビでさまざまなスポーツを観戦してみたりしてもらいたいと思います。


福島大学美術研究会 定期展

■日時
12月22日 (木) ~ 25日 (日)
10:00 ~ 18:00 (最終日 10:00 ~ 16:00)

■場所
福島県文化センター 2階 展示室




第40回福島大学管弦楽団 定期演奏会 ~震災復興祈念~

■日時
12月26日 (月)
開場/17:30 開演/18:00 終演/20:00 (予定)

■会場
福島市音楽堂大ホール
※入場無料

■プログラム
指揮:嶋津武仁

●嶋津武仁
 混声合唱とオーケストラの為の「祈り」(世界初演)
●W.A.モーツァルト
 ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
●P.I.チャイコフスキー
 交響曲第1番 ト短調 作品13「冬の日の幻想」



どちらも自分が行けるかどうか、ちょっとビミョーなんですが、
可能であればぜひ見に聴きに行きたいと思います。

『〈対話〉 のない社会』

2011-12-20 20:19:34 | 哲学・倫理学ファック
昨日はある方の訃報が伝えられましたが、
特にコメントしたいこともないのでスルーさせていただきます。
今週の金曜日、第7回の 「てつがくカフェ@ふくしま」 が開催されます。
テーマは、「〈対話〉 と 〈和〉の精神」 です。
震災や原発事故を受けていろいろと話し合わなければならないはずなのに、
日本の風土が対話を妨げてしまっているのではないかという問題提起から、
このようなテーマ設定にさせていただきました。

この問題を考えるにあたって、ぜひ読んでいただきたい本が、
中島義道 『〈対話〉 のない社会』 (PHP新書) です。
副題は 「思いやりと優しさが圧殺するもの」 です。
日本社会に対する強烈なアンチテーゼとなっています。
中島氏はアクの強い方なので、前半部分はちょっと引いてしまうかもしれませんが、
第3章 「〈対話〉 とは何か」
第4章 「〈対話〉 の敵 ― 優しさ・思いやり」
第5章 「〈対話〉 を圧殺する風土」
あたりを読んでおいていただけると、
世話人の私たちが今回のテーマに込めた意味がご理解いただけるでしょう。

中島氏は、日本社会において 「対立を避けること」 が至上命令になっていると言います。
そこから 「空気」 による支配が生じてきます。
みんなで集団の 「空気」 を読むことが要請されるのです。
この本は1997年に書かれた本で、当時は 「KY」 なんていう言葉のなかった頃ですが、
「空気支配」 はずーっと昔から日本に根付いている精神風土であり、
それを 「〈和〉 の精神」 と言い換えることも可能でしょう。
すべては人々のあいだの 「対立を避ける」 ないしは 「対立を隠蔽する」 方策にほかなりません。

それと正反対のものが 〈対話〉 です。
中島氏は次のように述べています。
「〈対話〉 は対立から生まれる。
 したがって、対立を圧殺することは 〈対話〉 を圧殺することである。」
そして、「対立を避けるのではなく、何よりも対立を大切にしそこから新しい発展を求めてゆく」
ような 「〈対話〉 のある社会」 を築いていこうと提案するのです。

私も 「〈対話〉 のない社会」 に慣れてしまっていて、
ふだんはあまり 〈対話〉 をしていないし、対立を避けてしまっているようにも思いますが、
やはり非常時には 〈対話〉 はとても大事だと思うのです。
未曾有の災害に見舞われて何をするのが正しいかまったくわからないような状況において、
それぞれの価値観が違うなかで、みんなの選択がまったく異なってしまい、
生活のあちこちで対立が生じてしまうというようなことが生じうるでしょう。
そうしたときには対立を封じ込めてしまうのではなく、
きちんと 〈対話〉 をして対立を確認し合い、
それぞれが納得した上で責任をもって選択をしていくことが必要なのではないでしょうか。
そんなことを考えさせてくれる一冊です。
まあ、これを読まないとカフェの 〈対話〉 に参加できないというわけではありませんが、
余力のある方はあらかじめ一読した上でお越しいただけると、
話が盛り上がるのではないかと思います。
もちろん、この本に書かれていることに対して真っ向から批判をぶつけて、
対立点を明らかにしていただくというのもありだと思います。
それも含めて熱心な 〈対話〉 が交わされることを期待しております。

なお、今回の 「てつカフェ」 の打ち上げは事前申し込み制となっております。
まだ参加者は20名弱と席に若干の余裕がありますので、
哲学的 〈対話〉 のあとのまったりした 〈会話〉 にも関心があるという方は、
ぜひお早めにお申し込みください。
よろしくお願い申し上げます。

福島は雪、東京は…

2011-12-18 08:36:26 | 人間文化論
一昨日、福島市ではとうとう雪が降ってしまいました

一週間前にもチラッとぱらついたらしいですが、

私は授業をしていて気づかないうちにやんでしまう程度でした。

しかし一昨日は本格的に降りましたね。

翌朝はこんなことになっていました。



そんななか上京。

ところが東京に着いてみるとピーカン

コートも要らないんじゃないかっていうくらいの晴れ具合でした。

同じ日本なのにこの差はなんだ

雪のかわりに東京ではこんな光景を見ました。



やはり人口が多いと、クリスマスの夜に1人ではさばききれず、

一週間も前からチームで活動しているらしい…。

福山雅治の福島応援歌

2011-12-13 19:22:19 | 幸せの倫理学
先日久しぶりに、カラオケで福山雅治の 「Peach」 を歌いました。

昔はよく歌っていたのですが、最近では 「Gang★」 や 「化身」 など、

もろエロい曲に取って代わられてあまり歌うことがなくなっていました。

ところで、90年代の福山の曲って、この曲や 「HELLO」、「Message」 など、

歌詞の中にタイトルがまったく出てこない曲がいくつかありますね。

特にこの曲は、歌詞を全部歌い終わってみても、

なんで Peach なのかがサッパリわかりませんでした。

しかし今回、震災後に初めてこの曲を歌ってみて、

この曲は福山雅治の予言の歌だったのではないかと気づきました。

Peach というのは福島のことを意味していたのではないか、と。

彼はこのたびの大震災や原発災害をすべて予知していて、

福島のための応援歌を10年以上も前に作っておいたのではないでしょうか。

Wikipedia を見てみると、Peach というのは女性のお尻をイメージしていたと書いてありますが、

しかし、あの歌詞と女性のお尻とは全然ピッタリ来ないじゃないですか。


「(Tu Tu Tu) 負けるもんか

 (Tu Tu Tu) 立ちあがれ

 (Tu Tu Tu) 愛のため

 (Tu Tu Tu) 逃げるもんか

 (Tu Tu Tu) 負けるもんか

 (Tu Tu Tu) 立ちあがれ

 (Tu Tu Tu) 愛のために



どうです。

お尻の歌なんかじゃないでしょう。

これはゼッタイに今の福島のために捧げられた曲だと思うのです。

うーん、すごいなあ、福山雅治

彼は予言者だったんだ。

ただのエロの師匠じゃなかったんだな。

これからも福島のためにこの曲を歌い継いでいかなければっ


「世界はもだえてる

 ボクたち さあ どうする

まさおさま生誕50周年記念パーティ

2011-12-12 17:31:36 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
来週の金曜日に第7回 「てつがくカフェ@ふくしま」 が開催されることはお伝えしましたが、

その終了後に、「てつカフェ」 の打ち上げも兼ねて、

私の生誕50周年記念パーティが開催されることになりました。

こんなことを自分で宣伝するのはいかがなものかと思いますが、

言い出しっぺである私の妻のムチャ振りにより、

あの 「サイトウ洋食店」 を借り切ってやることになってしまいました。

齋藤さんにご迷惑をおかけしないためにも、できるだけ参加者を募らなくてはなりません。

ぜひ皆さま、主賓兼実行委員長を助けると思って、

ご参加のほどなにとぞよろしくお願い申し上げます

齋藤さんのご厚意により飲み放題つき4,000円で開催できることになりました。

この価格で 「サイトウ洋食店」 のディナーを堪能できるなら、

私が50歳になろうがどうしようが知ったこっちゃないという方々にとっても、

恰好のクリスマス・パーティ or 忘年会になるのではないでしょうか。

ぜひこの機会を利用して 「サイトウ洋食店」 にいらしてみてください。

「てつカフェ」 に間に合わなくとも、パーティのみの参加も歓迎いたします。

貸し切りにする関係上、事前に人数を確定しておかなくてはなりません。

参加ご希望の方は、このブログ宛てにメッセージを送るか、

私の大学またはケータイのアドレスまでお申し込みくださいますようお願い申し上げます。

先着30名様までで締め切らせていただきます (そんなに集まるわけないって)。

皆さま、奮ってご参加ください



まさおさま生誕50周年記念パーティ

日時 : 2011年12月23日 (金、祝) 18 : 30~

場所 : サイトウ洋食店
 (場所はこちらでご確認ください)

会費 : 4,000円

※メールまたはメッセージにて事前申し込みをお願いいたします (できるだけお早めに!)



P.S.

ゼミやクラスの在籍生、卒業生のみんなは当然来てくれるよね

あと、久しぶりに木村純子さんに会いたいという人も、

当日は 「てつカフェ」 から参加してくれるはずですのでぜひっ!

インディアンのキス

2011-12-11 17:16:12 | 性愛の倫理学
鼻の先と鼻の先をこすりつけあう仕草を 「インディアンのキス」 と言います。

と思うのですが、その出典が分かりません。

昔ある映画で、お父さんと娘が鼻の先と先をこすりつけあって、

「インディアンのキス」 と言って笑っていた場面があったように思うのですが、

なんの映画だったかわからないのです。

私は 『レッド・オクトーバー』 にそんなシーンがあったものと思い込んでいましたが、

映画を見ても、原作の小説を読んでみてもそんなシーンは出てきませんでした。

なんの映画だったんだろう?

ゼッタイに見たと思うのですが (そんなこと自分で思いつけるはずがありません)、

どこで見たのかがまったく思い出せないのです。

インターネットで検索してみてもわかりませんでした。

どなたかご存じの方がいらっしゃったら、ぜひ情報提供をよろしくお願いいたします。

そして、たとえ出典がわからなかったとしても、

とても可愛らしい愛情表現ですので、ぜひ皆さんもフレンチ・キスばかりしていないで、

この 「インディアンのキス」 試してみてください。