以前にもこんなタイトルでブログを書いたような気がしますが…。
大学の研究室のパソコンが起ち上がってくれました
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ほとんどあきらめていたんです
別に机から落っこったとかいうわけではなかったんですが、
長時間揺さぶられ続けましたから、揺さぶり症候群とかなにかで、
CPUがやられちゃったのかなとか思っていたんです。
まあ、パソコン自体はけっこうもう旧型で、
新年度には買い換えなきゃいけないかなとも思っていましたので、
機械自体には未練はなかったんですが (まだXPですし)、
あれやこれやのファイルが失われたらちょっと立ち直れそうもありません。
パソコンはもうダメとしても、なんとかファイルだけ救えないものかと、
それだけを心配する毎日でした。
(命の心配をしている皆さんにとってはアホみたいな問題に聞こえるでしょうが、
研究者にとってはこれはこれで死活問題なのです。)
ただいくら心配でも、こんな状態↓でしたから、
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パソコンのそばに近づくことすらできず、配線のチェックとかまったくできなかったのです。
というわけで、今日はこの右壁面のほうの整理に取りかかりました。
こちらも見るからにどうしようもない感じでしたが、
人間の努力というのはちゃんと成果をあげるものなのですね。
数時間の作業の後、こんなふうに↓パソコンや配線への道が開かれました。
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で、配線等々をいろいろといじくってみたあげく、
ひょっとするとこれは?というある仮説に至り着きました。
すなわち、これはパソコンがいかれてしまったのではなく、
電気のコンセントがいかれてしまっただけではないのだろうか、と。
これまでパソコン等々、うちのブレインたちに電源を供給していたのは、
研究室の一番奥にある、右壁面の本棚のちょっと脇にあるコンセントでした。
ところがこの木製の本棚が、あの地震のため少しずつ動いてしまっていたのか、
元の位置よりもずれてしまっていて、そのコンセントや、
そこにささっているプラグを圧迫してしまっているのです。
そのコンセントからいろいろとタコ足配線をして、
いろいろな機器のための電気調達をしていたのですが、
どうも、それらすべての電気が通じていないような感じなのです。
で、ちゃんと生きている私の研究室の一番手前のコンセントから、
何本もの延長をコード使って電源を引いて、パソコンの安否確認を行ってみたのです。
そうしたら、ビンゴ
ちゃんとパソコンは起ち上がってくれるじゃありませんか
「クララが立った、クララが立った
」
今日からこのパソコンのことをクララと呼んであげることにしましょう。
最初はセットアップメニューなのか、ファイルチェックとか始めてしまい、
ちょっとビビりましたが、しばらくしたらちゃんといつもの画面が戻ってきてくれました。
まずはマイドキュメントを調べてみたら、
これまで作成してきたファイルはちゃんと生き残っています。
メールチェックもしてみたところ458通も未読メールがたまっていて、
まあ20日間もメール受信できなかったんですから当然といえば当然ですが、
(むしろ少ないくらい?)
いろいろな方々からのお見舞いや安否確認のメールが届いていました。
これからゆっくりと皆さんに返信していきたいと思います。
そして、今後はこまめにファイルのバックアップをし、
大学外からも大学のメールサーバーにアクセスできるように設定しておこうと思います。
万が一のときに備えておかなくてはいけないとわかってはいるのですが、
実際にこういう目に遭うまで人はなかなか動かないものですね。
この20日間で骨身にしみるほど思い知らされました。
東日本から遠く離れて今回被災せずにすんだ皆さんには、
特にこの教訓を役立てていただきたいと思います。
大学の研究室のパソコンが起ち上がってくれました
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ほとんどあきらめていたんです
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別に机から落っこったとかいうわけではなかったんですが、
長時間揺さぶられ続けましたから、揺さぶり症候群とかなにかで、
CPUがやられちゃったのかなとか思っていたんです。
まあ、パソコン自体はけっこうもう旧型で、
新年度には買い換えなきゃいけないかなとも思っていましたので、
機械自体には未練はなかったんですが (まだXPですし)、
あれやこれやのファイルが失われたらちょっと立ち直れそうもありません。
パソコンはもうダメとしても、なんとかファイルだけ救えないものかと、
それだけを心配する毎日でした。
(命の心配をしている皆さんにとってはアホみたいな問題に聞こえるでしょうが、
研究者にとってはこれはこれで死活問題なのです。)
ただいくら心配でも、こんな状態↓でしたから、

パソコンのそばに近づくことすらできず、配線のチェックとかまったくできなかったのです。
というわけで、今日はこの右壁面のほうの整理に取りかかりました。
こちらも見るからにどうしようもない感じでしたが、
人間の努力というのはちゃんと成果をあげるものなのですね。
数時間の作業の後、こんなふうに↓パソコンや配線への道が開かれました。
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で、配線等々をいろいろといじくってみたあげく、
ひょっとするとこれは?というある仮説に至り着きました。
すなわち、これはパソコンがいかれてしまったのではなく、
電気のコンセントがいかれてしまっただけではないのだろうか、と。
これまでパソコン等々、うちのブレインたちに電源を供給していたのは、
研究室の一番奥にある、右壁面の本棚のちょっと脇にあるコンセントでした。
ところがこの木製の本棚が、あの地震のため少しずつ動いてしまっていたのか、
元の位置よりもずれてしまっていて、そのコンセントや、
そこにささっているプラグを圧迫してしまっているのです。
そのコンセントからいろいろとタコ足配線をして、
いろいろな機器のための電気調達をしていたのですが、
どうも、それらすべての電気が通じていないような感じなのです。
で、ちゃんと生きている私の研究室の一番手前のコンセントから、
何本もの延長をコード使って電源を引いて、パソコンの安否確認を行ってみたのです。
そうしたら、ビンゴ
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ちゃんとパソコンは起ち上がってくれるじゃありませんか

「クララが立った、クララが立った
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今日からこのパソコンのことをクララと呼んであげることにしましょう。
最初はセットアップメニューなのか、ファイルチェックとか始めてしまい、
ちょっとビビりましたが、しばらくしたらちゃんといつもの画面が戻ってきてくれました。
まずはマイドキュメントを調べてみたら、
これまで作成してきたファイルはちゃんと生き残っています。
メールチェックもしてみたところ458通も未読メールがたまっていて、
まあ20日間もメール受信できなかったんですから当然といえば当然ですが、
(むしろ少ないくらい?)
いろいろな方々からのお見舞いや安否確認のメールが届いていました。
これからゆっくりと皆さんに返信していきたいと思います。
そして、今後はこまめにファイルのバックアップをし、
大学外からも大学のメールサーバーにアクセスできるように設定しておこうと思います。
万が一のときに備えておかなくてはいけないとわかってはいるのですが、
実際にこういう目に遭うまで人はなかなか動かないものですね。
この20日間で骨身にしみるほど思い知らされました。
東日本から遠く離れて今回被災せずにすんだ皆さんには、
特にこの教訓を役立てていただきたいと思います。