
こんにちわ
暖かい十一月になっています。
ただ ところどころで 寒さが襟元をくすぐって 油断したらアカンで と知らせてくれます。
それを私は 寒さに備えた 予行演習 だと思っています。
季節は従来の四季からだいぶズレてしまって 夏の暑さが九月まで延びて来て 十月でも夏日が幾らかありました。
こんなことは嘗てなかった、きっと地球温暖化の影響なんだろう。
と私らは巷の噂話からかしら知らぬ間に耳年増になっているようです。
先日 新聞の小欄に 〈 あたたかき十一月もすみにけり 〉中村 草田男 という俳句を紹介していました。
この句の意味は、暖かい十一月も済んでしまった というだけの何てことないのですが、
編集者は これをもって 十一月とはいつの時代でも さぁ寒くなるのか 思ったより暖かいのか、
これが庶民の関心ごとだったのでこのような俳句を詠ったのでしょうか。
中村草田男氏は(1901年~1983年) 有名な俳句に 降る雪や 明治は 遠くなりにけり があります。
これを模して 私はちょいちょい使わせて頂いているのが・・・昭和は遠くなりにけりであります。
昭和 平成 令和と三代の世を過ごしていますと 生まれ育った昭和という時代が懐かしいですし
いい想い出しか出てきません。今の世相に乗れることもあるし ついていけなくても時の河に流されて
しまう方が多いでしょうか。 一日ずつでは気が付かなことでも一か月のスパンはそれなりに永くて
それの延長を振り返ってみればかなり遥かな道程を歩んできようです。
戻ることは不可能だしそうすれば 只々 未練たっぷりにボヤくくらいは自由で綺麗にしたいですね。
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