これ!どう思います?

マスコミがあまり報道しない様な問題を、私なりに考えてみます。

コロナと懸賞金

2021-12-18 10:15:52 | 新型コロナウイルス
【はじめに】
 東京に住んでいる長男夫婦が孫を連れて、二年ぶりに正月に帰省すると連絡が有りました。 感染者数が減少してきた9月の始め頃から、私は妻に「正月には帰省するだろう」と言って来ました。「11月~12月には、感染者数が増加し始めるだろう」と言うコメンテーターがいました。それで、妻は半信半疑でしたが、連絡が有った後は嬉しそうにしています。先日、孫の玩具を入れている箱の上に、お年玉用の袋が有り、触って見たら千円入れて、封をしていました。「忘れたらいけないから」と言っていました。

 今年の正月には、西宮に住む次男一家が来ました。孫にお年玉を上げたら、宝くじに当たった様な顔をして、生まれて初めて千円札を大事そうに持って、玩具売り場で買い物しました。 孫はお年玉をもらっても、今年の様には喜んではくれないと思います。

【日本だけ激減!】
 人口10万人当たりの感染者数、重症者数そして死者数は何故か?日本は少なかったですが、10月になって日本の新規感染者数は、嘘みたいに激減しています。 10月の中旬ころから、世界では逆に増加しました。

 何故?奇跡の様な事が起こったのか? 「原因を科学的に究明する事が今後の対策を検討する為に極めて重要だ!」と私は考えます。

【懸賞金の提案】
 「コロナ分科会の尾身茂氏が、学会や研究所に感染者数が激減した原因解明を呼び掛けるべきだ」と思いますが、彼にはそんな気は全く無いようです。 尾身氏が駄目なら私がと考えたのが、「懸賞金を出す案」です。

 原因を科学的に究明する為には、多くの研究者が携わり、多分金の掛かる実験をする必要が有ると思われます。従って、少額の懸賞金では参加チームが限られてしまいそうですから、気前よくドント大金『1,000億円』出しましょう!  国内に限定しないで、世界に公募しましょう!

 原因究明が出来たら、医薬や医療技術の進歩に役立つ可能性が有ります。 日本だけで無く世界にとっても重要な発見になるかも知れません。ノーベル賞がもらえる可能性も有ります。

★ 懸賞金 :ドント1,000億円
★ 締め切り期限 :2022年10月31日
★ 審査チーム :有能な人材を集めて、公平な審査チームを立ち上げる必要が有ります。コロナ分科会のメンバーは除外すべきです。

【仮説は沢山出ています!】
 新型コロナの感染が世界に広がり始めた頃から。現在までに日本の感染者数が少なかった原因を説明する仮説が沢山出ています。然し、科学的に証明された仮説は一つも有りません。

 ご参考までに、今までに報じられた仮説を列記しておきます。

【仮説❶ :BCGワクチン】
 結核予防のBCGワクチン接種で出来る抗体が新型コロナウイルスにも効果が有る。特に、BCGワクチンを作る為に日本に入って来た結核菌の株は旧型で、その株でワクチンを作り続けている。日本のBCGワクチンで出来る抗体は新型コロナに効果が有る。

 ヨーロッパ諸国では別の株からワクチンを作っているので、新型コロナウイルスには効果が無い。

 最近、この仮説の記事が出ていない様なので、専門家達は否定しているのでは?と思われます。

【仮説❷ :コロナワクチン接種の時期】
 日本でコロナワクチンの接種が始まった時期が、デルタ株が広がろうとした絶妙のタイミングだったので、10月以降に感染者数が激減した。

 日本と韓国の接種時期と接種率の推移はほぼ同じです。韓国は感染が拡大していますから、この仮説は信じられません。

【仮説➌ :日本人は新型コロナに耐性が有る】
 遺伝的か後天的かは不明だが、日本人の多くが新型コロナに耐性が有り、耐性を持たない人達が10月までに感染してしまったので、感染者数が激減した。 この不明な因子を『ファクターX』と呼んでいます。

 説得力のある仮説ですが、にわかには信じ難いです。

 出入国在留管理庁のデータによると、2020年6月現在の在留外国人の数は289万人でした。在留外国人が耐性を持っているとは考えられませんから、在留外国人の感染は抑えられなかったはずです。 在留外国人の感染状況を調査して、純粋な日本人のデータと比較したら、この仮説の正否が証明出来るかも?!

【仮説➍ :HLA―A24型細胞】
 12月9日に理化学研究所(理研)が日本人の60%が持っている『HLA―A24型細胞』が新型コロナの感染を抑えている可能性が有ると発表しました。 これが、『ファクターX』なのか? (欧米人では、10%~20%の人しか『HLA―A24型細胞』を持っていないそうです。)

 全身の細胞や白血球の表面にはヒト白血球抗原『HLA』と言う物があり、HLAには色々なタイプが有ります。その一つが『HLA-A24型』です。

 『自己(自分)』なのか?『非自己(他人)』なのか?を判別するのが、HLAの役割です。Aと言う細胞が有ったとします。周りの物が自分(攻撃しない仲間)なのか?もしかしたら攻撃してくる敵なのか?判別しているのです。

 一方、身体(からだ)の中に入ってきたウイルスや細菌から、身体を守るのが(血液中の)『白血球』の役割です。白血球には種々のタイプが有り、その一つが『リンパ球』です。 リンパ球には、3種類の『T細胞』が有ります。・・・『キラーT細胞』、『ヘルパーT細胞』、『制御性T細胞』

 キラーT細胞は、ウィルスが感染した細胞に取り付いて、その細胞を殺すのが役割です。 制御性T細胞は、キラーT細胞が正常な細胞を攻撃し無い様に働き掛けたり、「もう攻撃は止めろ!」と命じたりするのが役割です。

 ヘルパーT細胞は、体内に入ってきたウイルスや異物がどんな種類なのか?と言った情報をHALから受け取って、ウイルスや異物を排除する物質を生産するのが役割です。 (キラーT細胞の働きを助ける物質を出すので、ヘルパーT細胞を呼ばれるのか?と私は考えています。)

 この仮説は、「日本人の多くが所有する『HAL細胞』が優秀で、ウイルスが侵入すると、どんな種類か?と言う情報を正確に/早期に発信し、キラーT細胞とヘルパーT細胞が早い段階で働き始めるので、体内でウイルスが殺され→→感染しない」と言う事の様です。

 この仮説が正しければ、『HLA―A24型細胞』の能力でも対応出来ない新しい変異株が発生しない限り、日本でコロナの感染が増加する恐れは無い事になります。

 韓国では現時点でもコロナの感染が増加しています。外見では、日本人と韓国人は良く似ている様に見えます。韓国人は『HLA―A24型細胞』を持っている人が少ないのでしょうか?! データーが無いので分かりません。

 この仮説は、説得力が有ります。金を掛けて研究する価値が有る様に思います。

【仮説❺ :デルタ株は自滅する】
 ウイルスに感染すると、宿主から栄養を貰って自分のコピーを作ります。そして、ネズミ算式にコピーが増えて行きます。ウイルスは、コピーミスを修復する酵素『nsp14』を持っています。 酵素『nsp14』が変化して、コピーミスを修復する能力が低下してしまい、異常なコピーが出来て自滅するか?感染出来なくなっているのでは?・・・と言う説です。

 この仮説では、日本に入ってきたウイルスだけが、『異常なnsp14』を持っている事になります。 現在も海外では・デルタ株は拡散していますから、入国者が運んできたデルタ株は日本に入って来た途端に『nsp14』が異常に変化している事になります。

 私は、この仮説には賛同出来ません。

【仮説❻ :韓国のワクチンの種類】
 韓国では11月1日に、経済活動を活発化させるために規制を緩和する『ウィズコロナ政策』を始めましたが、感染者数が増加したので12月6日に中断しました。 現在・感染爆発が起こっていますが、デルタ株が99.8%だそうです。

 日本では、ファイザー製とモデルナ製を接種した様ですが、その割合がどうだったのか?については分かりません。 韓国では次の5種類のワクチンが接種された様です。 「日本と韓国の感染状況の大きな違をワクチンの種類が原因だ」とは断定出来ない様です。

① アストラゼネカ
② ファイザー
③ モデルナ
④ ジョンソン&ジョンソン
⑤ アストラゼネカとファイザーの交差接種

【仮説❼ :生活習慣】
 日本人の①~④の生活習慣が、感染予防に効果が有る。 この仮説では、最近の感染者数激減の現象を説明出来ません。 手洗いには効果が有るようですが、嗽(うがい)の効果は殆ど無い様です。

① 日本人は手洗いや嗽(うがい)をする習慣が有り、感染を防ぐ効果が大きい。
② 日本人は握手やハグをする習慣が無い。
③ 対面で会話する時、あまり顔と顔を近づけない。そして、小声で話をする。『口角泡を飛ばす』様な状況になる事が極めて少ない。
④ コロナの感染が始まった頃から、多くの国民がマスクを着用している。

【韓国の報道】
 日本で感染者数が激減して、韓国で増加すると、韓国で無責任な報道が出る様になりました。笑ってしまう内容でした。

❶ 総選挙が近いので、日本政府が感染者数や死者数を誤魔化している。

❷ 日本ではPCR検査試薬を生産していないので、ほとんど検査していないから、感染者の洗い出しが出来ないのだ! (注記 :日本にはPCR検査試薬のメーカーが沢山あります。厚生労働省のホームページで、『新型コロナウイルス感染症の体外診断用医薬品(検査キット)の承認情報』を検索して下さい。)

➌ 韓国では『単なる水』をワクチンだと称して接種した。・・・自国の政府を全く信用していないのか?!


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