多くの人が声を挙げたら、”ユックリ”ですが法律が見直され、社会は良くなります。今回は、(皆さんが、助けてあげたいと思う)悲しい女性達の話しです。
【尊属殺人罪は廃止されました!】
旧刑法には『尊属殺人罪』の規定がありました。この規定は、”やっと“1995年に制定された新刑法から無くなりました。
これは1955年頃の悲しい話です。
山奥の私のふる里の、そのまた山奥に父親と娘・二人だけの家がありました。その娘が子供を産み、私の近所では『フシダラな女』だと評判になりました。二年もたたない内に二人目を生みました。
問題の女性の家の近くから、私の家の隣に嫁に来ていた(普段はもの静な)女性が、「父親は、彼女の実父だ! 彼女は泣いて嫌がっていた!」と言って回りました。誰も信じ無かった様でしたが。
暫くして、問題の彼女が父親を殺して逮捕されました。それで、隣の嫁さんの話しが真実だった事が分かりました。
尊属殺人罪の規定に賛成していたと思われる旦那衆達も話し合って、減刑の嘆願書を作成しました。
その後、彼女と幼い子供達がどうなったか知りませんが、『現在だったら、執行猶予付きの判決がでて、彼女が子供を育てられる時代になっている』と私は信じています!
注記 :ウィキペディアの『尊属殺重罰規定違憲判決』に、1968年に栃木県で起きた(よく似た)事件の最高裁判決が記載されています。私の田舎の事件は、それよりも10年以上前に起こりましたから、彼女には重い(無期刑か死刑)判決が出たと思います。
【カラダを売って払います!】
1960年頃の話です。農協に勤めていた女性が、少しずつ何年にも亘って大金を横領していた事が発覚しました。
あまりにも大金だったので、(私の父もその一員でしたが)旦那衆達が秘密裏に対策を話し合っていました。我が家でも、その会合が開かれたので、私の耳に入りました。
その女性は一人っ子でした。両親が病気で、高価な医療費、薬代と生活費を支払うために横領していた事が分かりました。
旦那衆達が出した結論は、「懲戒免職にはしない、給料はいままで通り支払う、少しずつ弁済すること」でした。
彼女は、「今の給料では両親を養うことも出来ないので、カラダを売って弁済します」と言いて、すぐに村を出ました。
その後、2年も経たずに完済したと、父が母に話すのを盗み聞きしました。
今では社会福祉制度が充実していますから、彼女の悲劇が繰り返される事は無くなっていると信じています!
【お母さん、美味しいね!】
2015年頃の朝日新聞に、幼い二人の女の子を抱えた離婚訴訟中の女性の記事がありました。(私の怪しい記憶ですが!)
彼女は、夫のDVのため子供を連れて家を出て、離婚訴訟を起こしていました。現在の法律では、この様な場合は、生活保護費の受給などが難しい様です。
家を出る時に持っていた金が、段々と少なくなり、シーチキンを御飯にのせて醬油を注いで食べていたそうです。シーチキンを買う金もなくなって、食用油と醬油を注いだ御飯をだしたら、二人の女の子が「お母さん、美味しいね!」と言ったと書いていました。
2018年の今日現在、この親子三人に生活保護費を支給するのは難しい様です。 皆さん!ネットを使った運動を起こして、政治家を覚醒させましょう!
こう言う問題に取り組むのが、リベラルを掲げる政治家&政党の務めだと思います。森友問題や加計問題より、悲しい三人の話しを繰り返さない様に取り組んで欲しいものです!
【尊属殺人罪は廃止されました!】
旧刑法には『尊属殺人罪』の規定がありました。この規定は、”やっと“1995年に制定された新刑法から無くなりました。
これは1955年頃の悲しい話です。
山奥の私のふる里の、そのまた山奥に父親と娘・二人だけの家がありました。その娘が子供を産み、私の近所では『フシダラな女』だと評判になりました。二年もたたない内に二人目を生みました。
問題の女性の家の近くから、私の家の隣に嫁に来ていた(普段はもの静な)女性が、「父親は、彼女の実父だ! 彼女は泣いて嫌がっていた!」と言って回りました。誰も信じ無かった様でしたが。
暫くして、問題の彼女が父親を殺して逮捕されました。それで、隣の嫁さんの話しが真実だった事が分かりました。
尊属殺人罪の規定に賛成していたと思われる旦那衆達も話し合って、減刑の嘆願書を作成しました。
その後、彼女と幼い子供達がどうなったか知りませんが、『現在だったら、執行猶予付きの判決がでて、彼女が子供を育てられる時代になっている』と私は信じています!
注記 :ウィキペディアの『尊属殺重罰規定違憲判決』に、1968年に栃木県で起きた(よく似た)事件の最高裁判決が記載されています。私の田舎の事件は、それよりも10年以上前に起こりましたから、彼女には重い(無期刑か死刑)判決が出たと思います。
【カラダを売って払います!】
1960年頃の話です。農協に勤めていた女性が、少しずつ何年にも亘って大金を横領していた事が発覚しました。
あまりにも大金だったので、(私の父もその一員でしたが)旦那衆達が秘密裏に対策を話し合っていました。我が家でも、その会合が開かれたので、私の耳に入りました。
その女性は一人っ子でした。両親が病気で、高価な医療費、薬代と生活費を支払うために横領していた事が分かりました。
旦那衆達が出した結論は、「懲戒免職にはしない、給料はいままで通り支払う、少しずつ弁済すること」でした。
彼女は、「今の給料では両親を養うことも出来ないので、カラダを売って弁済します」と言いて、すぐに村を出ました。
その後、2年も経たずに完済したと、父が母に話すのを盗み聞きしました。
今では社会福祉制度が充実していますから、彼女の悲劇が繰り返される事は無くなっていると信じています!
【お母さん、美味しいね!】
2015年頃の朝日新聞に、幼い二人の女の子を抱えた離婚訴訟中の女性の記事がありました。(私の怪しい記憶ですが!)
彼女は、夫のDVのため子供を連れて家を出て、離婚訴訟を起こしていました。現在の法律では、この様な場合は、生活保護費の受給などが難しい様です。
家を出る時に持っていた金が、段々と少なくなり、シーチキンを御飯にのせて醬油を注いで食べていたそうです。シーチキンを買う金もなくなって、食用油と醬油を注いだ御飯をだしたら、二人の女の子が「お母さん、美味しいね!」と言ったと書いていました。
2018年の今日現在、この親子三人に生活保護費を支給するのは難しい様です。 皆さん!ネットを使った運動を起こして、政治家を覚醒させましょう!
こう言う問題に取り組むのが、リベラルを掲げる政治家&政党の務めだと思います。森友問題や加計問題より、悲しい三人の話しを繰り返さない様に取り組んで欲しいものです!